ショタ「兄さん、兄さん！　ぼく、スイカが食べたいです！」　兄「いいなぁ、スイカ」

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

兄「そういや今年はまだスイカ食べてなかったな、もう夏も終わるのにヤバいな」

ショタ「涼むのはアイスで十分ですけど、風情があっていいですよね。スイカ」

兄「風情なんて、またそんな歳相応じゃない単語を。どこで覚えてんの？」

ショタ「へへっ、毎日お父さんの新聞を拝借してます！　嫌いですか……？」

兄「いや、珍しいから気になっただけで、別に嫌いじゃないよ」

兄「あっ、スイカの話だったな。スイカなぁ、食べたいんだけど、ちょっと今は手持ちが……」

ショタ「大丈夫ですよ、兄さん！　今朝、お母さんにスイカを食べたいって言ったら」

ショタ「『このお金でお兄ちゃんと買っておいで』ってお金を渡されました！」

兄「なーるほど。子供一人じゃもしものときに心配だし、妥当だな。よし、ちょっと出かけよっか」

姉「あれっ、何の話してんのー？　お姉ちゃんも混ぜてよー」

兄「あぁ、ちょっと商店街まで行って、スイカでも買って来ようって話してたんだよ」

姉「あぁ、スイカねー。へへぇっ、ナイスタイミング！　これ見てよー。これー、じゃじゃーん！」

姉「お姉ちゃん、スイカ買って来ちゃいましたー！　これさー、みんなで分けて食べようよー！」

ショタ「……ﾁｯ。空気読めよ、アバズレ……」　ﾎﾞｿｯ

姉「！？」

ショタ「兄さん、兄さん！ ぼく、スイカが食べたいです！」 兄「いいなぁ、スイカ」

ショタ「兄さん、兄さん！　ぼく、スイカが食べたいです！」　兄「いいなぁ、スイカ」