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チノちゃんを誘拐して殺す小説書いた
- 1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/08(月) 01:09:38.47 ID:cPxfykgs0.net
- ココアの誕生日を一週間後に控えたこの日、チノは一人でとなり町にプレゼントを買いに来ていた。
元々はすぐに決めるつもりだったのだが、好きな人に贈るものとあって、熱が入ってしまい、いくつもの店を回り、結局プレゼントを決めて購入したのはあたりが暗くなってからだった。
「ココアさん、喜んでくれるかな…。 それにしても時間をかけすぎてしまいました…。早く帰らないと」
春先とはいえ、見知らぬ土地を暗闇の中で進むのは気が引ける。まして、非力な少女であるチノにとっては重大だった。
早く自宅に行かなくては。そう思い、チノはプレゼントをぎゅっと握りしめ、少し足早に帰り道を進んでいった。
しばらく歩くと長い一本道があった。ふと視界の先に、大きな人影を見つけた。道に入ってからは、誰にも会わなかったのに。チノは不思議に思い、本能的に少し恐怖した。
しかし悩んでいる時間もなかった。早く着かないと、みんな心配する。なにより、怖い。覚悟を決めたチノは、急いでそこを抜けていくことに決めた。
思い返せば、それがチノの間違いだった。うつむき加減に小走りで抜けようとするチノとのすれ違いざま、具体的な輪郭を得た人影の男。その表情は――獲物を見つけた狂獣のそれだった。
「やっと見つけたよ」
「…え?」
チノは、突然声をかけてきた男のほうを見ようとした。しかし、それは一瞬しか叶わなかった。
バチリという大きな音がしたかと思うと、チノは、状況を理解できないまま、暗闇の中に落ちて行くのだった。
- 2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/08(月) 01:11:20.03 ID:8A4KRZhFQ.net
- 長い
- 3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/08(月) 01:12:04.09 ID:8ezNCKtW0.net
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チ ───── 、 / r'二>ー 、 / ̄`ヽ、| 、  ̄
チ \ ,. -‐'ー-(_、_f´ ̄`ヽУ ヘ、_`ー、
・ × \ ,. -‐'"´: : : : : : : : : :`^ー'´^`〜'ヽ、 '"  ̄`ヽ
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十 ヽ | ニ|ニ l ヽ
(厂) L_ノ d- ヽ o
- 4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/08(月) 01:12:11.85 ID:OhTKobyg0.net
- 産業
- 5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/08(月) 01:12:53.34 ID:cPxfykgs0.net
- チノが目を覚ましたのは、全く知らない、狭い倉庫のような場所だった。
頭が痛い。どうやら、自分は椅子に座っているようだった。手は……動かない。脚も。
(なんで、どうしてこんなところに……えっと、確かココアさんのプレゼントを買って、それから……)
「お目覚めだね、お姫様」
チノの考えを遮るように、見知らぬ男の声が響いた。
中肉中背の、黒い服を来たその男は、チノには全く知らない人間であった。
ニヤニヤと笑ったその顔は醜く歪んでおり、チノはその顔を見た瞬間、得体のしれない悪寒に襲われた。
まさに、昨日見かけた人影の人間、そのもの
「わけわかんない、って表情だね……うん、わかるよ。そうだろうね。君みたいな可愛い子だって、こんな経験はしたことがないだろうし」
男は余裕たっぷりにそう言った。そして混乱するチノをあざ笑うように続けた。
「君は僕に誘拐されたんだ。そして、これから、僕の快楽のために殺される」
「え…、え、え」
「意味がわからないかい?そんなに頭が悪い子には見えないんだけど。平たく言えば、君の人生はここで終わるっていうことだよ」
チノの思考は完全に空回りしていた。この人は誰?誘拐?殺す?……私を、殺す?
「や、いや」
拒絶の声は、考えるよりもさきに出ていた。それはまさに、殺される寸前の兎のような、震えた声であった。
- 6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/08(月) 01:14:30.43 ID:cPxfykgs0.net
- 今日はここまで
- 7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/08(月) 01:14:45.79 ID:UydxymSQ0.net
- おつ
- 8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/08(月) 01:15:13.21 ID:nrBNo4DI0.net
- くっっっさ
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