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探偵「大正冒険奇譚?」商人「らしいでやんす」
- 1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/10(水) 02:44:40.77 ID:dOep+jL40.net
- 時は大正 新発見と新発明の時代
古きものが新しいものとすれ違う激動の時代
しかし時代の境には犯罪や動乱も多くなるものである
金持ちの男「いやぁ今日はいい月夜ぢゃないか。月もこのダイヤのように輝いているよ」
娼婦「本当にそうですわね」
金持ちの男「君もそう思うかね?ほっほっほっ……」
ビカッ!!
金持ちの男「な、なんだ!?眩しい!!」
???「ははははは!この下品なダイヤはこの大怪盗男爵が頂いた!!」バッ!!
警察「な、なんだアイツは!?気球を使って強盗を!?」
警察「ま、待てぇぇぇぇ!!!!」
- 2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/10(水) 02:46:36.06 ID:l9zvZj460.net
- パワポケ7かな
- 3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/10(水) 02:49:02.25 ID:dOep+jL40.net
- 警官「確かにきゃつめはここに逃げ込んだのだな!?」
警官B「はい、ですがこの屋敷は謎の者たちにより守られており警官隊では太刀打ちできません!」
警官「……こうなっては彼に頼むしかあるまい」
警官B「彼というのはまさか……!」
警官「ウム、帝都の冒険家にして探偵の彼だ!!」
ーー
- 4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/10(水) 02:53:45.63 ID:dOep+jL40.net
- ーー帝都某所の探偵事務所
ドンガラガッシャン!
借金取り「まったく、湿気た探偵事務所だぜ」
借金取り「いいか探偵!返済日にはきちんと耳揃えて返してもらうからな!」
ガチャッバタン!
探偵「……」
探偵「ふぅ……やっと帰ってくれたか」
商人「大丈夫でやんすか?今日も派手にやられたでやんすね」
探偵「いてててて……なんとか大丈夫だよ」
- 5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/10(水) 02:56:38.31 ID:dOep+jL40.net
- 商人「なんだって一万円も借金ができちゃったんでやんすか探偵くん」
探偵「本当はダメ親父の借金を返そうとしてたんだけどなぁ……」
商人「……もう冒険しようにも借金のせいでお金もないでやんすね」
探偵「……やっぱり別のところから借りる方がいいかなぁ。それで外国でお宝でも発見して……」
商人「そんなんだから借金が増えるんでやんすよ!!」
探偵「うっ……確かに」
コンコン
- 6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/10(水) 03:00:20.59 ID:dOep+jL40.net
- 探偵「お客さんかな?入って構いませんよ」
ガチャッ
警部補「ここは探偵どのの事務所っすか?」
探偵「は、はぁ、そうですが」
探偵(はて、こんな人から金を借りたかな?)
警部補「本官は警視庁の武田っす実はこの方からあなたにお仕事を頼みたいと……」
探偵「えっ!じゃあ借金取りじゃなくて珍しく仕事の依頼ですか!」
警部補「はぁ?」
探偵「あ、いえ、こっちの話です」
- 7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/10(水) 03:03:56.78 ID:dOep+jL40.net
- 金持ちの男「私のダイヤを取り戻してくださいっ!!お礼は100円……いや200円でもかまいません!!」
探偵「えっ!?200円!?」
商人「す、すごい金額でやんす!」
探偵「わかりましたやりましょう!大船に乗ったつもりでいてください!」
商人「おお!これは借金地獄から抜け出せるチャンスでやんすね?」
探偵「ば、馬鹿っ!静かにしろ!」
警部補「?」
金持ちの男「?」
- 8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/10(水) 03:07:50.01 ID:dOep+jL40.net
- ーーとある屋敷 前
探偵「なるほど、あの方のダイヤを盗んだ者はこの屋敷の奥にいるんですね?」
警部補「その通りっす」
ウォォォォン!!
探偵「!!」
人形「ウォォォォン!!」ガシャーン!!
探偵「えっ!?妙な人形が出てきたぞ?」
警部補「あ、アレが怪盗の手下っす!」
商人「なるほど、警官隊はあれにてこずっていたでやんすね?」
- 9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/10(水) 03:11:05.30 ID:dOep+jL40.net
- 人形「ウォォォォン!!」ガバッ!!
探偵「く、くるぞっ!!くそ!銃で応戦だ!」チャッ!!
ズドォォォン!!ズドォォォン!!
人形「」ドガシャアッ!!
商人「お、おお!命中出やんす!さすがでやんす!!」
探偵「これは……どういう原理で動いて……」
警部補「た、探偵殿!!う、後ろ!!」
商人「あぶないでやんすー!」
探偵「えっ!?」バッ
人形2「ウォォォォン!!」ズオッ!!
- 10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/10(水) 03:14:03.53 ID:dOep+jL40.net
- ズドォォォン!!ズドォォォン!!
人形「」ドガシャアッ!!
探偵「へっ!?」
警部補「な、何事っすか!?」
探偵「人形が一人でに壊れた……?」
「へー、あなたが帝都の探偵さんか」ストッ
商人「む!誰でやんす!?」
女警部「安心しなさいって、私は一応敵じゃないからさ」
警部補「け、警部殿!」
- 11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/10(水) 03:16:13.82 ID:MeZ4jCsa0.net
- パワポケ7懐かしい
- 12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/10(水) 03:17:25.06 ID:dOep+jL40.net
- 商人「なんでやんすこの女は!頭に赤いリボン2つもつけてるでやんす!全然モダンじゃないでやんす!」
女警部「ん?体に穴あけられたいの?」
商人「ひ、ヒェッ」
探偵「さっきの射撃は君が?……だとしたらありがとう。助かったよ」
女警部「いやぁ、随分と無警戒に背中を見せてたからついね」
女警部「しかしこんなスキだらけの男に頼らなきゃならないなんて警察の未来は真っ暗ね」
- 13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/10(水) 03:20:40.10 ID:dOep+jL40.net
- 商人「なんでやんすか、この女。体は小さいくせに態度はでかいでやんすね」
女警部「……」カチャッ
商人「む、無言で銃を向けるのはやめて欲しいでやんす……」ヒクヒク
警部補「しょ、商人殿!この方は自分の上司の警部殿っす!失礼のないやうにするっす!」
探偵「女で刑事……尚且つ警部?そんな男社会のところでよくそんな地位にまでつけましたね……」
警部補「それだけ警部殿が優秀だということっす!」
- 14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/10(水) 03:25:22.07 ID:dOep+jL40.net
- 警部「まぁあなたに任せるのが上の判断ってことだし私は大人しく帰るとするわ」スタスタ
探偵「そいつは助かるよ」
商人「……ふぅ、やっと居なくなったでやんすね。キモを冷やしたでやんす」
警部補「と、とにかく!この屋敷の奥にいる怪盗を捕まえて欲しいんす!!」
探偵「ええ、わかってますよ。さぁ商人くん。行くとしようか」
商人「そうでやんすね。あ、わかってると思うけどオイラは戦うのはお断りでやんすからね!その代わりオイラが持ってる道具を使わせ手上げるでやんすから」
探偵「有料で……だろ?」ウンザリ
商人「当然出やんす」
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