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安価の設定で小説書いていく
- 1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 00:37:25.60 ID:WZTk+NyL0.net
- まず、タイトルが>>5
- 2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 00:39:32.74 ID:zxRaZoEt0.net
- 洗面所体験
- 3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 00:40:36.93 ID:ATgAI2e3i.net
- ksk
- 4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 00:40:40.39 ID:cCzc0Zkt0.net
- アイドルバスター
- 5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 00:40:41.23 ID:oYXqU/H70.net
- ハゲと白髪少女
- 6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 00:40:55.27 ID:GR/Banud0.net
- 盲目の硝子と輝く月
- 7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 00:41:57.61 ID:WZTk+NyL0.net
- タイトル : ハゲと白髪少女
ハゲの名前 >>13
白髪少女の名前 >>16
- 8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 00:44:16.98 ID:DVrL2ojV0.net
- 加速
- 9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 00:45:29.47 ID:ATgAI2e3i.net
- ksk
- 10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 00:46:46.25 ID:oYXqU/H70.net
- ksk
- 11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 00:47:02.15 ID:DVrL2ojV0.net
- ksk
- 12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 00:47:40.22 ID:QcuCtUAb0.net
- ペペロンチーノ伯爵
- 13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 00:47:42.51 ID:HYB5e7Na0.net
- 桂 康隆
- 14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 00:47:43.94 ID:V70jCXS40.net
- 櫻井
- 15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 00:49:39.96 ID:oYXqU/H70.net
- kskst
- 16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 00:49:42.32 ID:DVrL2ojV0.net
- ちょっかい魔人
- 17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 00:51:53.61 ID:WZTk+NyL0.net
- タイトル : ハゲと白髪少女
主人公 : 桂 康隆
ヒロイン : ちょっかい魔人
これで書いてくね
- 18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 00:57:18.26 ID:DVrL2ojV0.net
- おねがいします
- 19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 00:59:04.88 ID:WZTk+NyL0.net
- 「ハゲと白髪少女」
夏の蒸し暑さが残る9月の話。
ある少女と出会ったことで物語を始まった。
- 20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 00:59:29.16 ID:JJPmt0VR0.net
- いいね
- 21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 01:10:25.64 ID:WZTk+NyL0.net
- 「はい!説明しますねー。これは変数といいます。数学でも出てくると思いますが、」
「プログラムで使う変数も似たような働きをします。」
「かつら〜!わかんないよぉ!」「こんなのわかるかよ!ハゲ!」
桂 康隆 45才
俺は高校でプログラムを教える講師をしている。
しかし、俺は教師ではない。
- 22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 01:11:53.95 ID:DVrL2ojV0.net
- ワロタ
- 23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 01:14:23.18 ID:WZTk+NyL0.net
- ここの高校には、プログラミングをする部活動がある。
流れ流れで俺にたどり着いたうわさでは、
今の時代パソコンで何か物作りくらいできないようではだめだと、
校長の思いつきでこの部活が出来たらしい。
- 24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 01:19:24.50 ID:WZTk+NyL0.net
- さて、問題はなぜ俺がこんなところで働いているかということだ。
これを説明する前に俺の学歴や職歴について話しておく必要があるだろう。
最終学歴は中卒という一般的にみると底辺で、
職歴は自営業のみだ。
なぜ、自営業だったのかというと、
俺は面接に受かったことがなかったんだ。
- 25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 01:21:49.01 ID:WZTk+NyL0.net
- 受からなかった原因を聞きたいか?
しかたあるまい。聞かせてやろう。
俺は面接に持参する履歴書に性癖を毎回書いていた。
これが一番の理由だ。
ただ、一つだけ言い訳させてくれ。
俺は両親に怒られるたびに必ず言われていた事がある。
”自分のためしか考えずにみっともない嘘をつくな”だ。
- 26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 01:27:48.55 ID:WZTk+NyL0.net
- 16歳になったばかりの頃、
毎日アルバイト漬けで金を貯めていて、
数ヶ月働いた頃には貯金が数十万になった。
その後、様々な企業に面接の約束をもらい、
先ほども言ったとおり、何度も打ち砕かれた。
俺は就職を諦め、考えを変えることにした。
元々、パソコンが得意だったこともあり、
趣味がシステムを開発したりすることだった。
俺はこれは金になると安易な考えで起業したのだが、
意外にも成功してしまった。
- 27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 01:34:30.71 ID:WZTk+NyL0.net
- まぁ、これがカリスマというものなのかもしれない。
その後、約30年間ほどずっとその調子でシステムを開発してきたおかげで、
俺の評判を嗅ぎつけた中学時代の友人と再会することになったんだ。
細かい話は割愛させてもらうが、その友人は学校の関係仕事をしているらしい。
それで、生徒の授業の様子などを報告するブログシステムがほしいと。
それがきっかけでプログラムの講師を任されたわけなんだ。
- 28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 01:36:57.79 ID:WZTk+NyL0.net
- 「かつら〜早く変数の使い方を教えてよ〜」「おせえよハゲ」
おっといけない。
変な回想を入れている場合じゃなかった。
俺は物語に戻らせてもらうことにするよ。
「変数はね、中身のない箱なんだ。」
- 29 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 01:41:04.32 ID:WZTk+NyL0.net
- 空が薄暗くなり始めた午後。
部室の鍵を閉め、職員室に返すのが一日を締めくくる仕事だ。
電気もすでに消えているうっすら暗い廊下を歩いていた。
「カ・ツ・ラせんせ?」
- 30 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 01:44:13.90 ID:WZTk+NyL0.net
- 幼い声で色気のあるイントネーションで、
後ろから声を掛けられたことを理解するには、
時間はそれほど必要でなかった。
- 31 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 01:46:43.05 ID:WZTk+NyL0.net
- 俺はゆっくりと後ろを振り向いた。
暗くてよく見えなかったが、学校の制服を着ていることは、
窓ガラスからわずかに差し込む光でわかった。
そして、目線を少し上げた時、俺の心臓は跳ね上がった。
- 32 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 01:50:03.17 ID:WZTk+NyL0.net
- 光さえすり抜けそうな白い髪に小さな女の子。
これだけで僕の知らない生徒だと分かる。
そして、僕をまっすぐ見つめる瞳には、
何かを見透かされてるような気がしてならなかった。
「うっはぁぁ・・・はぁ!」
「シッ。静かにして。」
- 33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 01:52:38.50 ID:WZTk+NyL0.net
- 僕は同様を隠し切れないまま、
気付けば、いくつか質問をしていた。
これだけ白い髪の女の子がここにいたなら、
僕の記憶に残っているはずなんだ。
「君は何年生だい?」
「わからない」
「どこのクラスなのかな?」
「わからない」
「わからないって・・」
- 34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 01:54:07.37 ID:DVrL2ojV0.net
- いいぞ
- 35 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 01:54:49.88 ID:WZTk+NyL0.net
- 「でも、分かることが一つだけあるわ。」
さっきの見透かしたような瞳といい、
すごく嫌な予感がした。
「な、なんだい?僕は学年とクラスが知りたいんだけど・・?」
「あなたの髪」
「髪?」
「だから、その髪よ」
嫌な予感は的中した。
- 36 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 02:01:16.11 ID:WZTk+NyL0.net
- 「いやぁぁぁぁぁぁらめぇええええええええ!!!!!」
45歳おっさんの甲高い悲鳴が廊下に響き渡った。
俺がいたのは確か三階で下に職員室があるのだが、
階段がやけに騒がしかった。
白い髪の少女はこう言って、闇に消えていった。
「私の事を話したらあなたは死ぬわ。」
「そう社会的にね。履歴書。」
!?
俺の意識は朦朧とし、思考はすでに停止していた。
- 37 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 02:07:57.39 ID:WZTk+NyL0.net
- バタバタッバタッ
「カツラ先生!どうしたんですか!」
「いやっ・・えっ・・・」
俺は廊下で中途半端に倒れていた。
何か、理由を考えなければ、
俺の性癖と俺の髪はカツラだったということがバレてしまう。
そんな気がしていた。
「ゴキが出てきたんです!」
「ゴキ!?」
「ゴキブリですよ!ゴッキー!それで腰をゴキっとね!」
「・・・・」「その様子なら大丈夫そうですね。」
「あ、鍵は貰っておきますんで、お大事に。」
そして、鍵を受け取った教師は壁にある照明スイッチに手をかけていた。
- 38 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 02:09:49.24 ID:WZTk+NyL0.net
- 「きゃぁぁぁぁぁ!」
悲鳴と共に視界が眩しくなった。
「あれ・・?どうされたんですか?」
「あれっ!?カツラ先生それは・・・・」
指を指された方向を見た俺は悲鳴を上げた。
「うぁぁぁわわうぇえおふぃwぱkほpれtlp@「@tpg4pうぇ「l」
- 39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 02:13:44.18 ID:WZTk+NyL0.net
- 翌朝
昨日の悲鳴の後、俺と駆けつけてきた教師の二人で目にしたのは、
俺のカツラが廊下で横たわっていたところだった。
他の教師が騒ぎについて尋ね、その教師がありのままを答え、
たまたま、生活指導の教師にお灸を据えられていた不良生徒から、
その仲間へ 各クラスの生徒へ 最終的にはプログラム部の部員へ・・
噂が広まるのはたやすいことだった。
- 40 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 02:18:20.72 ID:WZTk+NyL0.net
- 「ヒソヒソ・・カツラ先生って本当にハゲらしいわよ」
「桂って名前だからハゲって呼んでたのに呼びにくくなったな」
「でも、ハゲって呼ばないと不自然に思われてしまうぜ・・?」
俺は今日もプログラミングを教えるために部室へ足を運んだ。
しかし、何やらわからないが、生徒は俺を横目にヒソヒソ話をしていた。
- 41 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 02:18:22.96 ID:3saYIevN0.net
- 支援
- 42 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 02:23:10.51 ID:WZTk+NyL0.net
- 俺はどうすればいいのかわからないので、講義を開始することにした。
「では、今日はですね。if文というものを解説していきますね」
「ifは英語でもしもという意味なのですが、」
「ifはもしも何々である場合はこの処理をすると定義ができます」
いつも通り、俺は講義を進めていた。
このまま、時間が俺を癒してくれるだろうと信じていた。
- 43 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 02:27:56.40 ID:WZTk+NyL0.net
- ガラガラッ!
「おいハゲー!お前名前だけじゃなくて、本当にハゲだったんだなwww」
「おいみんな!こいつの髪は偽物のカツラなんだぜぇい?!www」
部室から笑いがこみ上げた。
「アハハハ」「うへえww」
「つまり、ifとはもしもハゲの場合は〜っていう処理ができるのか!」
俺は感情の奥底から何かがこみ上げてくる気がしたと同時に、
気が付けば叫んでいた。
- 44 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 02:34:01.28 ID:WZTk+NyL0.net
- 「うるせえ!黙れ!黙れ!だまれええ!」
「俺は好きでこうなったんじゃねえよ!」
「俺のハゲは年齢だからとか、遺伝だとかそういうのじゃねえんだよ!!!」
「俺がどういう想いでハゲになったかとかお前らわからねえだろ!?!?」
「14年前になぁ!交通事故にあった小さな女の子が道で倒れてたんだよ!」
「それはもう血まみれで腕も引きちぎれそうで道の端っこにゴミみたいに横たわってよぉ」
「虚ろな瞳でよぅ 意識があるのかもわからなくてよぉ 呼吸も虫ケラみたいだった」
「俺が助けようと必死だった。救急車より俺の車でいったほうが早いと思ったんだ!!」」
「うぅ。。信号も全部無視したさ 逆走もした パトカーも振りきったさ」
「でも、病院で死んでしまったんだ。」
- 45 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 02:34:11.79 ID:3saYIevN0.net
- 支援
- 46 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 02:38:01.61 ID:WZTk+NyL0.net
- 「その日から毎晩俺は苦しんだ。彼女もきっと痛くて苦しかっただろう」
「もう少しでも早くついていれば、俺がもっと早く彼女を見つけていれば!!」
「あの女の子は死ななかったのかもしれないんだ!!!!!!!!」
「そう悩むうちに毎晩、俺の髪が減っていった。」
「起きると少しずつ髪がなくなる。抜けたはずの髪さえ残っていない。」
「残るのはあの日の後悔と喪失感だけだ。」
- 47 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 02:41:14.65 ID:WZTk+NyL0.net
- ん、ちょっとまてよ・・・?
抜けたはずの髪が残っていなかった・・・?
そう、俺が寝ている間、
頭の下に敷いてるマクラに髪の毛は一本も残ってなかった。
しかし、今更考えたところで何も変わらない。
そして、俺はもう後戻りの出来ないほど、
この場を壊してしまったことに気付き、
冷静という文字のかけらもない姿を晒してしまったこともあり、
早く逃げ出したかった。
- 48 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 02:45:00.48 ID:WZTk+NyL0.net
- 「ごめんね。みんな。」
それだけを言い、俺は早退させてもらいたいと職員に告げ、
帰宅させてもらうことにした。
この学校の教師や職員は車通勤を許されており、
俺も例外ということで駐車場を使わせてもらってる。
駐車場に置いてある俺の車に手を伸ばし、
鍵を開け、ドアを開けた。
そして、俺はそっと一日をため息で流し、
車に乗り込んだ。
- 49 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 02:46:40.61 ID:WZTk+NyL0.net
- エンジンを掛け、ハンドルに手を伸ばしたときだ。
助手席側の窓ガラスから、コンコンッと音がする。
俺は視線を横に流し、
この学校の制服を着た女の子が叩いたということを理解する。
- 50 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 02:48:26.15 ID:WZTk+NyL0.net
- とても、人と話す気分にはなれなかったが、
窓ガラスを開けて、応じる事にした。
ウィーン
「同席してもいいかしら」
そういいつつ、体を屈める少女。
俺の心臓は飛び上がった。
- 51 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 02:52:11.58 ID:WZTk+NyL0.net
- 白い髪が見えた時点でわかった。
昨日、突然現れた女の子だ。
「お前のせいでっ!!!俺のカツラがバレたんだ!!」
「ほっといてくれ!!」
窓を閉めようとすると人間業とは思えないスピードで、
車内に腕を入れ込み、助手席側の鍵を開けたと同時にドアを開け、
気付けば、隣に座っていた。
俺は呆然と視界から得た情報をリピートする。
- 52 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 02:55:32.85 ID:WZTk+NyL0.net
- 「返答は?」
「今すぐ降りろ」「カツラがばれた以上、俺に弱みはねえんだ」
「そうかしら」「履歴書」
「!!!!!っっく」
「交渉成立みたいね」
俺は黙って車を出した。
- 53 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 02:58:56.56 ID:WZTk+NyL0.net
- ブーン
「で、俺は家に帰るんだが、お前はどうするんだ?」
「特に決まっていないけど。男の人の家に単身で乗り込むっていうのもねぇ・・」
「私はそこまでビッチじゃないわ」
「ビッチってなぁ・・・俺はお前に興味はねぇ!!!黙ってろ!!」
「あらそう。」
ブーン
「車酔いとかはないか?」
「大丈夫よ。轢かれるのは嫌だけど、乗るのは大好きなのよ?」
俺はその言葉に違和感を覚えた。
- 54 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 02:59:45.01 ID:3saYIevN0.net
- 支援
- 55 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 03:02:16.78 ID:WZTk+NyL0.net
- しかし、俺は答える。
「なんだよ。轢かれるのは嫌って。誰でも嫌だろ?」
「嫌なことは突然やってくるわ。ねぇ?」
「あなたのハゲエピソード聞かせてもらったわよ。」
「なんだと!部室での話しか!?」
「ええ、そうよ」
「じゃあ、さっきのは皮肉なのか?」
俺は返答次第では、この小娘を黙らせ、
ここで投げ捨てる気だった。
- 56 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 03:03:42.39 ID:WZTk+NyL0.net
- 「私も轢かれたのよ」
「そう四年前に」
俺の脳裏で4年前の記憶が血走った。
- 57 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 03:09:36.59 ID:WZTk+NyL0.net
- 回想
4年前
ポツリと雨の降る夜だった。
俺は得意先のクライアントとシステムに関する打ち合わせを終え、
大通りで車を走らせていた。
道路の両脇には居酒屋やラーメン屋など、
旨そうな店が立ち並んでいた。
しかし、今日は家でゆっくりだらだらと食事がしたい気分でもあったので、
まっすぐ帰宅することにした。
- 58 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 03:11:50.76 ID:WZTk+NyL0.net
- -- 本当はこのままいつも通り明日を迎える予定だったんだ
彼女を見つけなければ、俺は何気ない日常をまた送っていた。
そんなことを考える自分に嫌気がしてくる。
そんな物語の1ページなんだ。
俺に未来を変える力があるなら、
彼女も俺も今を笑って過ごせているだろう。
ただ、現実は違う。
今の俺はこうして後悔に嘆くことくらいしかできない。
- 59 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 03:15:46.10 ID:WZTk+NyL0.net
- 信号が青になるのをじっと見つめて待っていた。
俺の視線がそのまま信号を捕らえてたまま、
見たものを見てないことにできることができたなら。
俺にはそんなことは出来なかった。
8m先、人の形をした何かが道路脇に転がっていた。
- 60 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 03:16:39.19 ID:3saYIevN0.net
- 支援
さすがにねるわ
- 61 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 03:19:55.89 ID:WZTk+NyL0.net
- 明らかに人の形をしていたんだ。
でも、人と信じたくない自分もいた。
そんな思考をする間もなく、
俺は車から飛び降りた。
そして、近寄ると中学生くらいの女の子の制服を着ている何かが見えたが、
僕は生きているという希望を捨てかけていた。
服は服の形を保つので精一杯というほどに破れ、
腕は糸で繋がってるかのように千切れかけており、
体は全身が傷らだけになり、道路は血で水溜りが出来ていた。
- 62 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 03:20:28.21 ID:WZTk+NyL0.net
- >>60
じゃあ、俺も寝る
- 63 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 03:26:24.70 ID:WZTk+NyL0.net
- 眠いので、終わりに持って行きますね
- 64 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 03:28:20.34 ID:62Uq/iGi0.net
- 熱意溢れる強烈に香ばしいあとがきに期待する
- 65 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 03:29:13.38 ID:WZTk+NyL0.net
- 「何弱気な顔してんのよ」
「あの後、私は髪様になったの」
「髪様だとっ!?」
「私はあなたの髪を食べ続けて生きてきたのよ」
「おかげで人間に近い体に戻ることができたわ。」
「ただ、あなたの髪の寿命が短かったのか、私の髪色は白いままだわ」
「感謝してるのよ?」
「私はああいう風に死んだフリして髪をいただくのよ」
「髪様と呼ばれることもあれば、悪魔とも呼ばれているわ」
END
- 66 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/09/12(金) 03:31:07.29 ID:WZTk+NyL0.net
- あとがき
もっと本当は丁寧に書きたかった
どうしても時間の問題で雑で言葉も足りず、
一人称が俺になったり僕になったり。
終わり方も本当はこうするつもりはなかったんだけど、
ごめんね!!
おやすみなさい
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