「キャー！松茸くんかっこいいー！」しめじ「………」

1 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/10/14(火) 20:37:45.04 ID:CORzzQXI0.net

彼と我輩は違う
同じキノコでありながら、彼と我輩は違うのだ

「きゃー！松茸くんこっちみてー！」
？？？「………」

松茸。それが彼の名前。
上等な木箱に惜しげもなくヒノキの葉を敷き詰め、
その上で悠然と横たわる彼こそが、松茸その人である

？？？「……どうしてこうなった」
地からヒンヤリとした感覚が伝わる。
湿った大地。腐った枯葉が散らばり、その上に投げ捨てられるように粗雑に置かれた物、
それが…我輩だった

2 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/10/14(火) 20:39:45.53 ID:Z8jrGfoQ0.net

なんなんだ今日は

3 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/10/14(火) 20:41:45.65 ID:CORzzQXI0.net

「へぇ、キミしめじなんだ」

あれはそう、我輩が高校生入学式の日
鼻に土をつけたままに、
我輩はこれから始まるドキドキ高校ライフに胸踊らせていた

我輩「うん！君は何？君もしめじ？？」

そんな折、入学式の会場で隣の席に座ったきのここそが、

松茸「ううん。僕は松茸。国産さ」

松茸だった。
我輩と松茸、運命的な邂逅の瞬間である

4 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/10/14(火) 20:42:28.49 ID:n6Sp+QMT0.net

本しめじに覚醒してモテモテエンド

5 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/10/14(火) 20:43:03.04 ID:/wqrm8rT0.net

ちんこかな

6 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/10/14(火) 20:43:22.55 ID:pcK7ljWX0.net

ミルモでポンスレかと思ったじゃねえか

7 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/10/14(火) 20:44:11.96 ID:/pAYzuhW0.net

吾輩はノコである

8 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/10/14(火) 20:45:39.84 ID:9ik4z/a50.net

今シメジとえのきの煮浸し食ったばっかだから断然シメジ派だわ

9 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/10/14(火) 20:46:26.10 ID:B94BXWWc0.net

ホモスレか

10 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/10/14(火) 20:49:16.27 ID:bpgJtBQc0.net

カキシメジのせいでしいたけがいじめられる

11 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/10/14(火) 20:50:01.06 ID:CORzzQXI0.net

松茸は一言で言えばいい奴。
二言で言えば嫌な奴だった。

金銭・地位・物質的・資産・精神的・肉体的・人間関係、
全てにおいて松茸はどのキノコよりも一歩先を行った

松茸はどこまでも平等なキノコだった
誰に対しても等しく接し、己の生まれを誇ることなく常に謙虚なキノコであった

完璧。完璧完璧完璧完璧完璧。
不完全な我輩にとっては、不愉快以外の何者でもない

我輩は松茸が大嫌いだった。
そして、そんな松茸が我輩の唯一無二の友であった

12 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/10/14(火) 20:51:07.12 ID:VEhKNBti0.net

舞茸は女かな

13 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/10/14(火) 20:51:44.66 ID:4FPXco6X0.net

期待

14 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/10/14(火) 20:52:41.08 ID:IwCmr21T0.net

>>6
これ

15 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/10/14(火) 20:53:00.23 ID:xxrMB4PS0.net

香り松茸味しめじとか言われてるくせに調子のってんじゃねえぞしめじ

16 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/10/14(火) 20:53:17.71 ID:JmIEZOml0.net

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17 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/10/14(火) 20:54:00.29 ID:ENhRBnh50.net

海外では軍人の靴下の臭いとか言われて大不評の松茸さん

18 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/10/14(火) 20:54:16.39 ID:3fV2PRxwi.net

シロマタゴテング
タマゴテング
ドクツル

19 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/10/14(火) 20:54:30.21 ID:lG97xCud0.net

エリンギがすきかな

20 ：USBケーブル ◆USBcableUA ：2014/10/14(火) 20:54:57.44 ID:1p8qK4eI0.net

ぼくはなめこちゃん！

21 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/10/14(火) 20:55:33.50 ID:IY6sVY0v0.net

キクラゲ

22 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/10/14(火) 20:57:40.01 ID:JSebM/4JO.net

高級舞茸さんが一番やろな

23 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/10/14(火) 21:10:43.50 ID:CORzzQXI0.net

「私と松茸はいつも一緒だった」
……と、言うよりは、
「松茸はいつも私に着いて回ってきた」
と言った方が正確かもしれない

当時の松茸は不自然なほどに私に固執していた。
寝る時も食う時もトイレに行く時も常に私に着いてまわった。

今思えば、私は彼にとっての唯一の逃げ場だったのだろう。

表では完璧なキノコを演じつつ、
その実、内心では私と共に行動することで、
しめじと松茸を比べて、己の恵まれた境遇をじっくりと噛み締めていた。

劣等感の塊のようなキノコ（我輩）を横に据えることで、
完璧とは程遠い醜い感情を殺していたのだ。

私のとなり。
周囲から完璧さを求められる彼にとって、唯一、不完全でいられる場所だったのだ

当時の私にはそんな彼の思惑が、理解できていなかった