■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
安価で掌編小説書く
- 1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/16(木) 23:30:12.06 ID:Tn0IabGq0.net
- >>5
1レスに納める
何でもこいや
- 2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/16(木) 23:31:07.48 ID:axm5UTaa0.net
- ちょっとたのしみ
- 3 :ちょっとしたたのしみ:2014/10/16(木) 23:44:01.60 ID:Tn0IabGq0.net
- 俺にはほんのちょっとした楽しみがある。
それは、みんながやっているような事だが、絶対にバレてはいけない。
「よしよし、いい子だ。ミルク飲むか? にゃんにゃん」
捨て猫にエサを上げるのは良くない。そんなことは分かっている。
だが、こんなにかわいいんだ。放っておけるか。
「今日はもう帰るからな、不良共に襲われたりするなよ」
俺はぼさぼさの猫の頭を一撫ですると、猫は俺の言葉が分かっているのかいないのか、一度だけ鳴く。
「そ、そんな目で見つめられても、うちでは飼えないんだ」
本当にごめんな。心の中で謝り、俺はその場を後にする。
また、明日来よう。
学校で俺は誰にも喋りかけられない。
誰も俺に近寄ろうとしない。完全に嫌われ者だ。
「まあ、俺にはねこちゃんがいるんだけどな」
誰にも聞こえないよう、一人で呟く。
授業を無事にやり過ごし、みんなが下校したのを見計らって猫のもとへと歩き出す。
思わずスキップしそうになるのを抑えこみ、至って平静に向かう。
「ねこちゃん元気にしてた?」
あれ、ねこちゃんがいない。誰かに、拾われたのか?
「ん? 誰だ? 猫ちゃんなどとかわいい呼び方をする男がいるとはな」
生垣の奥で猫を抱いた女、いや、生徒会長が立ち上がる。
「あ?」
「おや? これはこれは、学校一の不良君が、これは、面白い」
クックック、と抑え込んだ笑いが、抑えきれていない。最悪だ。弱みを握られた。
「お前、絶対にこのこというなよ! 絶対だかんな!」
俺は猫ちゃんと呼んだことを聞かれた恥ずかしさ、それと生徒会長に弱みを握られたことからその場を脱兎の如く逃げ出した。
「ああ、言わないよ。明日も来てくれたらね」
ああ、俺のちょっとしたたのしみが、奪われてしまった。
「あの男にも、可愛い所があったのだな、猫にゃん」
「にゃーん」
- 4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/16(木) 23:45:19.71 ID:So0Q/wIn0.net
- ksk
- 5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/16(木) 23:47:57.75 ID:f/JVsf1j0.net
- 単一電池
- 6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/16(木) 23:52:34.31 ID:gbkHkRti0.net
- ふたなり専用電車
- 7 :常識がないのか常識が:2014/10/16(木) 23:56:51.74 ID:Tn0IabGq0.net
- 俺は単一電池を片手に、ひどく落ち込んでいた。
「二度手間じゃんよぉ……」
「ごめんて」
「なんで電池買ってきてって言ったら単一買ってくるんだよ。普通単三だろ?Wiiで使うって言ったじゃん」
「だからごめんて」
「いやー、お前、あのさぁ……」
もうなんか、呆れた。
「また買ってくるから、ね?」
「いや、なんか悪いし」
「いいから待っててよ!」
「うん、じゃあ頼むよ、金出すからさ」
久しぶりに遊びに来た幼馴染に1000円渡し、再度お使いに行かせる。
それから十数分、コンビニから帰って来た幼馴染のレジ袋を見て再度落ち込むことになる。
「いや、ほら、何しに行ったの」
「えっと、お腹空いたし肉まんと、飲み物買いに。あ、ほらコーラ好きでしょ?」
「いや、好きだけど、電池は?」
「え? 買ってきたじゃん!」
ダメだこいつ。
「もう、俺が買いに行くから。待ってて」
「えー。肉まん冷めちゃうよ?」
「冷めてちょっと固くなった肉まんの方が好きだからいいの」
「変なの〜」
アツアツの肉まんにかじりつく幼馴染。
まあ、すぐに熱い! って離すんだろうけどな。
「熱い!」
ほら。
まあ、どうせ幼馴染がまともにお使いできるとは思ってなかったけどな。
さて、それを見越して予約をしておいたのは良かった。
今日は天下のクリスマス。予約したケーキを取りに行くとしよう。
ああ、あいつの喜ぶ顔が早くみたいな。 次安価>>10
総レス数 7
4 KB
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★