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毒男の怖い話とか雑談とか

1 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 00:48:43.85 ID:AwFXdIJja.net
|A-) ゲーセン行ってたらスタートが遅れた…
    探しながら貼るからゆっくりめ
    レスが無くなったらさるさんくらったか寝たと思ってね

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 00:49:17.73 ID:pvMzlELu0.net
どういうすれ?

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 00:49:25.04 ID:JIrVe7Ed0.net
支援

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 00:49:54.15 ID:SIwFwJGW0.net
このごろよく見るな

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 00:49:56.69 ID:mSGseaNk0.net
キタ━(゚∀゚)━!
いつも楽しみにしてます!!!

6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 00:50:44.94 ID:DKa+BN4i0.net
あっ!どっくんだ!

7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 00:50:49.83 ID:qh3kwa0B0.net
よう

8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 00:51:39.10 ID:Nv+Pi95M0.net
このコテ何者なの?自演が得意なようだが

9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 00:52:30.58 ID:NDKrwqY3a.net
久々に見た気がする

10 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 00:52:42.59 ID:AwFXdIJja.net
>>2
|A-) 見たまんまかな

>>3
|A-) 支援早いっ

>>4
|A-) NGですっきり

>>5
|A-) 最近あまりいいの貼れてないけどそう言ってくれると助かるねw

>>6
|A-)ノシ

>>7
|A-) よう

>>8
|A-) 妄想乙

    週末は人がいっぱいだな

11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 00:53:18.04 ID:Nv+Pi95M0.net
いや最近めちゃ人少ないけど?
だから不自然なんだが

12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 00:54:07.19 ID:A0gjvfLm0.net
怖い話してください

13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 00:54:18.31 ID:SIwFwJGW0.net
NGとかではないんだけどねー
一時期ぱったりと見なかったからさ

14 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 00:57:02.91 ID:AwFXdIJja.net
>>9
|A-) そういう人けっこういるねw
    まだしばらく出てきそうだなあ

>>11
|A-) 妄想乙

>>12
|A-) それもするよw

>>13
|A-) わかってるww
    携帯が規制されててねえ…

15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 00:57:43.46 ID:A0gjvfLm0.net
ワーイ(⌒▽⌒)wktk

16 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 00:58:03.42 ID:AwFXdIJja.net
先日、地元のカラオケ店に一人で行った時の話。

カラオケの機種を選択した際、希望の方じゃなければすぐに部屋に通せると言われたんだが、
やっぱりこっちが良いんで、と言うと、15分くらい待ってもらうことになる、と言われた。
それで良いです、と了承して、便所に行った。

便所に入る前、何気なく、便所前の部屋をちょっとだけ覗いた。
大人数部屋に女がひとりで歌ってて、奇妙だった。
目線を感じたのか、女がふとこっちに振り向いたから、俺はやべ、と思って、目を合わせず、すぐに便所に入った。

便所から出て、受付に行くと、部屋が空きましたのでご案内します、と言われた。
15分くらい掛かるって言われたのに、ラッキーと思って、渡された札の部屋に行くと、さっき覗いた便所前の大部屋だった。
この大部屋で一人で二時間歌うのかと思うと、何だか気が滅入る。
しかもついさっきまで、女が歌っていて…そういやあの女、会計場で見なかったから、俺が用を足す内に
歌い終えて、会計済ませて、出てったのか?早ぇーなおい。
ていうか、店員が部屋一旦片付けて、マイクやら何やらセットし直すのも早過ぎないか?
と、何となく齟齬を感じたけど、そん時はあんま深く考えなかった。

大部屋は、前の女の跡形もなく綺麗に掃除されてたけど、何となく、いい感じはしなかった。
だだっ広くて、あと所々、壁紙が剥がれてた。
でもまぁ深く考えず、時間も無駄にしたくないから、俺は曲を入れまくった。
陽気なアニソンとか、なるたけ気分が盛り上がるようなやつばっか入れて、しばらく歌った後、
時計を見ると丁度一時間過ぎてた。まだ半分ある。
丁度、予約曲も途切れたので、小休止にドリンクバーに行った。

17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 00:59:00.60 ID:DKa+BN4i0.net
ウヒー

18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 00:59:19.50 ID:spNfBnp90.net
久々

19 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 00:59:34.48 ID:AwFXdIJja.net
部屋に戻ってきたとき、俺は驚いた。聴いたこともないような曲が、部屋中に鳴り響いていた。
もちろん、俺は入れてない。
演歌のような曲で、画面は

「細いナイフを 光らせて にくい男を 待っていた」

という歌詞を追っていた。
俺はとにかく慌てて、リモコンで曲を切った。
気味が悪かった。
俺はしばらく、歌わないでとってきた烏龍茶を飲んでたけど、静まりかえっただだっ広い部屋に
ひとりでいるとますます不気味で、仕方ないから本とリモコンを引き寄せて、また曲を入れてった。

ところが前奏が始まって歌おうとすると、手元に置いてたはずマイクがない。
あれ?と思いふと見ると、部屋の奥、大机の端の方に転がっている。
この机、傾いてんのか?と思いながら、俺はマイクを取って、歌い出した。

だけど二曲目の途中で、握っていたマイクをふと見て、俺は気付いてしまった。
マイクには、球体の縁に転がり防止のストッパーが付いている。
机が傾いていたとしても、あんなに奥まで転がるはずがない。
俺はぞっとして、思わず部屋を隅々見渡した。曲も消した。

俺はふと気付いて、タッチパネル式のリモコンの方を手に取った。
履歴を見てみた。俺がいま消した曲の前に
「ざんげの値打ちもない」
という見知らぬタイトルが入っていた。俺がドリンクバーから帰ってきたとき、掛かっていたあの演歌みたいな曲だろう。
俺は入れてない。間違えても入れてない。

20 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 01:00:33.51 ID:AwFXdIJja.net
俺は、そのずっと前の履歴も遡って見てみた。すると

「ざんげの値打ちもない」
「ざんげの値打ちもない」
「ざんげの値打ちもない」
「ざんげの値打ちもない」
「ざんげの値打ちもない」

俺は部屋から出て、目の前の便所に入った。
したくもないけど個室に入った。そうしてしばらく、今日来てすぐ、
あの部屋を覗いたとき見えた女の横顔を思い浮かべていた。
気持ちが悪い。
もう、あの部屋で歌いたくない。

でもいつまでも、個室にいても仕方がないので、まだ30分以上時間はあるが、
会計を済ませてここを出ようと、部屋に立った。
ドアノブを握って、おそるおそる数センチ開いた時、音が漏れてきた。
部屋にはまた、大音量であの曲がかかっていた。
もう無理だ!と思った俺は、部屋に入らず、そのまま受付の方に向かった。
角を曲がる瞬間、ふと部屋の方を振り向いた。

扉のガラスの部分から女がこちらを見ていた。
へばりついて笑っていた。

21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 01:00:39.60 ID:A0gjvfLm0.net
ヒエーッ

22 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 01:01:00.29 ID:AwFXdIJja.net
俺は受付に行ったが、事情を説明した所で、信じてもらえなかったらどうしようと思って、
おどおどしながら店員に
「あの、14番の部屋なんですけど…」
と話し掛けると、店員は何か察知したように、すぐに俺の言葉を遮った。

「あ、分かりました、分かりました。大丈夫です。部屋、お替えになりますか?」
「いや、もう帰ります」

すると店員は、他のバイトの子と、目配せをして、あの部屋まで俺の荷物を取りに行ってくれた。
手慣れた風だった。
金を払おうとすると、
「今日は、料金は結構です」
と言われた。

俺の話は以上。
聴いてくれた人ありがとう。
俺に言えるのは、カラオケは、なるたけひとりで行くな、ということだ。

23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 01:02:04.19 ID:A0gjvfLm0.net
カラオケは小さい時テレビでカラオケであった怖い話観て以来トラウマ

24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 01:02:06.86 ID:spNfBnp90.net
こういう話集めるの楽しいよな

25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 01:02:11.08 ID:DKa+BN4i0.net
ナンデ〜コンナニ〜カワイイノカヨ〜

26 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 01:03:48.50 ID:AwFXdIJja.net
>>18
|A-)ノシ おひさーw

>>23
|A-) どんな話なのか聞いてみたいw

>>24
|A-) 楽しいねw
    ドキドキ感というかなんというかね…w

27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 01:10:22.61 ID:pvMzlELu0.net
おわりかよ

28 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 01:12:12.23 ID:AwFXdIJja.net
俺の祖父さんが話してくれた話。
なんとなく思い出したから書いておく。ちょっと長いが勘弁してくれ。

名前が清治ってとこから、清じい、清じい、と呼んでいた俺に、清じいは一度だけ奇妙な話をしてくれた。
数年前に亡くなるまで、こんな話をしてくれたのは後にも先にも一度だけだった。

清じいには、小さい頃(確か7〜8歳)に病気で亡くなった2つ上の兄貴が居た。
当時、重い病気で余命わずかだった兄貴を、俺から曾祖父さんにあたる清じいの親父は、
最期は自分の家で、と言って自宅で看病していたらしい。
清じいは、兄貴がいよいよやばくなるまでは兄貴の部屋で一緒に遊んでいたらしいが、
死期が迫った頃には親父が部屋に入れてくれなくなったと言っていた。

そしてある日の夜、兄貴は亡くなってしまった。
季節は夏で、もちろん冷房なんてない。
遺体が傷むのを嫌った曽祖父は、最寄りの祭儀場まで兄貴を運ぶことにした。
清じいの家はほんとに田舎で、車が通れる道がないような所に住んでいた。
なので、曽祖父は兄貴の遺体をおぶって行くことにし、明かりもろくにない道なので、
清じいが懐中電灯を持って曽祖父と一緒に行くことになった。

懐中電灯で前を照らしながら、兄貴をおぶった曽祖父と並んで夜道を歩く清じい。
静かな田舎道で、夜はめったに出歩く人もおらず、聞こえるのは虫の鳴き声と自分達の足音のみ。
無言で歩く2人。
曽祖父の顔は疲れきったような顔だったと言っていた。

29 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 01:13:51.57 ID:AwFXdIJja.net
そうしてしばらく歩いていると、前方に人影が見えてきた。
どうやら自分達と同じ方向に向かっており、人影は自分達以上にゆっくり歩いていた。
特に気にもせず、普通に追い抜いていくつもりで、清じいは何となく
人影の背中を懐中電灯で照らし、ハッと息を飲んだ。
どこかで見た服装。
すぐに思い当たる。
それは今、曽祖父が背中に背負っている兄貴と同じ服装だった。

清じい同様、それに気付いた曽祖父は、小さく鋭い声でこう言った。
曽祖父「照らすな、清治!」
慌てて懐中電灯を下げ、明かりを自分達の足元へ移す清じい。

人影の歩みはこちらより遅いため、段々と距離は近づいていく。
なんだか怖くなってきた清じいは歩くのを止めたかったが、こちらが足を止めると、
前方の人影も歩みを止めるに違いない、となぜか分かった。曽祖父も同じ気持ちだったはずだと言っていた。

段々と人影に近づいていく。
その背の高さは兄貴と同じくらい。
やがてその足元が見えてきた。裸足だ。
舗装もされていない道なのに足には傷1つ付いていない。
徐々に近づいていく。
半ズボンが見える。知っているズボンだ。緑の半ズボン。裾が破けている。
シャツも見えてきた。青と白の縞のシャツ。兄貴のお気に入りのシャツ。
後頭部も見えて…

30 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 01:14:53.00 ID:AwFXdIJja.net
というところで、曽祖父が清じいの肩を掴んで言った。
曽祖父「見るな!清治、見たらいかん!」
半ば“それ”に見惚れていた清じいは、すぐに目線を落とした。
曽祖父が何かぶつぶつ言っている。
よく聞き取れなかったが、どうやらお経のようだったと言う。

距離はいよいよ近づき、清じいと曽祖父は“それ”と並ぶ。
横では曽祖父がお経を念じている。
清じいは見ないように、見ないようにと自分に言い聞かせていたが、
並んだ瞬間、明らかに“それ”がこっちを向いたことが分かった。
何か分からない、ものすごい力を持った視線を感じた、と言っていた。

やがて2人は“それ”を追い抜いた。
しかし清じいは、そこからが本当に怖かったと言っていた。
追い抜いた、つまり、今度は“それ”が後ろに居る、という事実。
足音は聞こえないが、確実に後ろに居る。
自分達のすぐ後ろを付いてきている。
こっちをじっと見つめている視線を感じる。

曽祖父は言った。
曽祖父「振り向くなよ、清治。絶対に振り向いたらいかんぞ。」
後ろを振り向くどころか、清じいには、もう横の曽祖父を見ることすら出来なかったらしい。
なぜなら、その背中に背負っているものを見るのが怖かったから。

31 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 01:15:36.05 ID:AwFXdIJja.net
2人は長い田舎道を、何かを後ろに感じながらひたすら歩いていった。
前方だけを見据えて、早く人気の多い場所へ付くことを祈りながら。
いつ、後ろに居るものが自分の名前を呼びかけてくるか、飛び掛かってくるかと、
びくびくしながらずっと歩き続けたらしい。

しかし結局は、呼びかけてくることも、襲い掛かってくることもなかったそうです。
2人は無事に祭儀場に到着し、兄貴の遺体を霊安室に預け、家に帰りました。

清じいは、帰り道にはなにも居なかったよ、と言っていました。
“それ”ってやっぱり兄貴だったの?、と聞いても、清じいには分からないようでした。


ただ、清じいはこう言っていました。

「あれからいまだに、後ろに何かが居る気配が取れないよ。」

と。
そんなとき清じいは、絶対に振り向かないようにしている、と言っていました。

32 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 01:17:04.75 ID:mSGseaNk0.net
家族にとり殺されるなんて冗談じゃないよ…。

33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 01:17:30.67 ID:d2hyw5HV0.net
お前も一緒に来て欲しいって事か

34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 01:17:54.81 ID:DKa+BN4i0.net
ヒィー

35 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 01:20:22.48 ID:2dU/kVfar.net
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

36 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 01:21:18.31 ID:gWiqkeeoa.net
どくおとこって何?

37 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 01:22:53.25 ID:n+TRPFLe0.net
面白かったです

38 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 01:23:48.43 ID:AwFXdIJja.net
>>32
|A-) 本人だったのか本人になりすました何かだったのか…
    田舎では何かが人になりすますっていう話をちょくちょく聞く…

>>33
|A-) かもしれない…
    ただどこかに行く途中だったのかなあ…

39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 01:25:58.23 ID:v/xVlCua0.net
くそ、夜中にこんなスレ見るんじゃなかった

40 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 01:28:12.18 ID:2dU/kVfar.net
もう終わり?

41 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 01:31:03.32 ID:AwFXdIJja.net
>>37
|A-) これは俺も怖いと思った…w

>>39
|A-)9m そこに…

>>40
|A-) >>1にあるけどゆっくりとやるからね

42 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 01:32:45.90 ID:AwFXdIJja.net
ある男がマムシ酒の造り方を調べた。
1.水を入れた一升瓶の中に、マムシを生きたまま入れる。
2.一週間ほど、水を取り替えながら余分な排泄物が全部出るのを待つ。
3.全部出たら水を捨て、焼酎を一升瓶の半分まで入れ、マムシが弱るまで待つ。
4.弱ったら、焼酎を瓶の口元まで入れ、3年ほど寝かせる。
と、ある。

その書物には、更にその裏話としてこんなことが載っていた。
マムシ酒の造り方は上記の通り。
しかし本当にマムシ酒が滋養強壮に効く理由は以下にある。
工程の中で、マムシは焼酎で一杯の瓶に閉じ込められる。
このとき、マムシは
「苦しい!死にたくない!生きたい、生きたい!」
と、必死でもがく。
元々生命力の強いマムシが、更に必死で生きようとする。
この生命力が焼酎に溶け込むから、マムシ酒は素晴らしく効くのだ、と。

これを読んで男は理解した。
これから自分がやるべきことを。
より長く生きるために、より強力な力を得るために、何をすればよいのかを。

43 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 01:33:43.54 ID:AwFXdIJja.net
1961年、某県の神隠しで有名な山である男が逮捕される。
容疑は連続誘拐殺人。
逮捕されたとき、男は、
「自分は7年前から年を取っていない!酒の力!酒の力だ!」
と叫んでいたという。
男の隠れ家であった山奥の建物には、小さな酒蔵があり、そこには人の大きさほどの壷が置かれていた。
壷の下部には蛇口が付いており、用途は不明。
酒蔵にはいくつかの酒が貯蔵されていたが、これは警察が全て捨てたという。

「発見したとき、壷の中身は?」
という記者の質問に対し、警察は、
「中身は空であった」
と発表した。
そして、壷はただちに破壊した、とも言った。
なぜ破壊したかに関しては、回答は得られなかった。
その後一ヶ月の間に、捜査にあたった警官全てが体調に異常を訴え、病院で治療を受けている。
中には発狂した警官もいるらしい。

逮捕された男については、精神に異常ありとして、病院へと収容された。
男は二ヵ月後に病院で首を吊るまで、
「壷が呼んでいる、壷が呼んでいる」
と訳の分からないことを言っていたという。
尚、男が10年間毎日書いていた日記には、「酒」の造り方が事細かに載っていたらしいが、
警察に保管されていたその日記は、現在行方が分からなくなっている。

44 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 01:36:12.09 ID:pvMzlELu0.net
人間酒こええ

45 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 01:38:28.67 ID:d2hyw5HV0.net
人がもがくのを見ているうちに発狂したんだな

46 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 01:38:54.32 ID:2dU/kVfar.net
ハブ酒のんで鼻血だしたの思い出した

47 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 01:41:40.64 ID:DKa+BN4i0.net
ヒィー

48 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 01:42:39.25 ID:0UIToOSD0.net
いつまでも
あると思うな
親とゲーセン

49 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 01:47:40.49 ID:AwFXdIJja.net
>>44
|A-) 少し考え方とかがずれると人をそういう風に扱えるのかねえ…

>>45
|A-) もがいた形跡を見ちゃったのかね…

>>46
|A-) それはすごい効果だなw

>>47
|A-) 部屋真っ暗にするともっといいと思うよw

>>48
|A-) もうあまり行く暇も無くて…

50 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 01:50:39.54 ID:A0gjvfLm0.net
かっぱ寿司の地下では、捕まった河童たちが 泣きながら寿司を作る仕事をさせられている。
河童たちの給料は1日1本のキュウリだけ。 かっぱ寿司の正社員は、河童たちが逃げたりサボったりしないよう いつも監視している。
恐怖心を植え付けるため、時々無意味に 電気ショックを与えたりする。 河童のほとんどは子供で、「お父さん、お母さんに会いたいよう」と いつも泣いている。
睡眠時間もほとんど与えられず、 逆らうとキュウリを減らされる。 こうして人件費を大幅に抑えることで、かっぱ寿司は 安くて美味しいお寿司をみなさんに提供できるのです。

51 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 01:52:50.43 ID:AwFXdIJja.net
>>50
|A-) だから外では河童見かけなくなったのかねww

52 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 01:53:26.31 ID:AwFXdIJja.net
小学校の頃の話。
学校は築40年くらいとかで、壁が所々はがれていたりカーテンが破けていたりと、けっこうボロい感じだった。

ある日、放課後に3階の音楽室で掃除をさせられたことがあった。
消しゴムちぎって散らかしたんで、帰りの会の後、罰としてやらされた。
はじめは先生がいたけど、電話がかかってきたとかで呼び出されて職員室に行った。
なのでテキトーに終わらそうと考えて、めんどくせぇ〜とかいいながらほうきを振り回してた。

すると廊下から、誰かが
「お〜い!」
と叫びながら走ってる音がした。
男子のような声だったけど、ドアを閉めてたのでどんな奴かは見えなかった。
誰かふざけてるな〜と思っていると、また
「お〜い!」
と叫んで音楽室の前の廊下を走りぬけていった。
そこで、急に思いついて
「はーい!」
と返事をしてみた。
何でそんなことをしたのかと、今でも後悔している……。

足音は、隣にある理科室の廊下のほうへ走り去っていった。
そのあと掃除を続けていたら、足音が走り去った方向からまた
「お〜い!」
という声が聞こえた。足音も近づいてくる。
そこでまた
「ほーい」
と返事をしてやった。
すると今度は足音がピタッと止んだ。

53 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 01:54:25.52 ID:AwFXdIJja.net
しばらくシーンとしたあと、今度は小声で
「おーい」
と声がした。
さっきまでとは違う、おっさんのような低い声だった。
すげー怖くなって、しばらく固まった。
でも、よく考えたら「わざと低い声を出したのかも」という気になって、
ふざけやがってとドアを開けて廊下をのぞいてみた。
誰もいなかった……。

理科室の廊下の先は行き止まりになってる。
理科室に隠れたのかと思ったけど、理科室はカギがかかっていたのを思い出した。
音楽室に入る前、ふざけてドアを開けようとしたけど、開かなかったんだ。
血の気が引いた。

びびりまくって、ほうきだけ片づけて逃げようと思って音楽室に入った。
清掃用具入れにほうきをつっこんだけど、テンパッてるのでなかなか入らない。

ますますあせってると耳元あたりに急に気配を感じた。
恐怖で顔は動かせなかったので、横目で見ると赤い顔みたいなものが見えた。
天狗のお面とかあるけど、そんな感じの赤。
その直後、耳元で
「おーーーーー」
と低い声がした。
それで気絶したんだと思う。

54 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 01:54:56.25 ID:AwFXdIJja.net
その後先生が来て、
「何寝てんだ!」
と俺を起こした。
先生に今あったことを話したけど、大泣きしてうまく説明できなかった。
「お化けだ、幽霊だ」
と大騒ぎしたけど、先生はハァ?って感じだった。
ただ俺の様子がとにかく普通じゃなかったので、落ち着くまで待ってから家に帰してもらった。

その後、不審者かもってことで校内を見回ったみたいだけど、特に変わったところはなかったらしい。
けど、足音はパタパタと軽い感じだったから、大人ってことはありえないと思う。
その後も、しばらくはひとりで校内を歩けなかった。
学校といえばよく「以前は墓地で〜」という話があるけど、別にそんなことはないらしい。
卒業後も、事故で死んだ人とかいなかったか親や先生に聞いたりしたけど、何にもないっていわれた。

長々とすまん。あんま怖くないかもしれないけど、自分としては洒落にならなかった話。

55 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 01:59:59.43 ID:2dU/kVfar.net
おーい!


お茶

56 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 02:00:07.42 ID:jvUZ2UtG0.net
なんでこの時間にこんなスレ開いちゃったんだろう

57 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 02:02:39.41 ID:A0gjvfLm0.net
ヤバイヤバイ

58 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 02:04:01.90 ID:DKa+BN4i0.net
ウヒィー

59 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 02:05:39.48 ID:mSGseaNk0.net
ヨノナカヲカイタイ-!

60 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 02:09:18.01 ID:AwFXdIJja.net
>>55
|A-) 濃いのが好きです

>>56
|A-)9m

61 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 02:12:00.24 ID:3LRkZTkX0.net
>>23
カラオケのテレビの画面から女が出てきて連れてかれる話?

62 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 02:15:01.00 ID:A0gjvfLm0.net
>>61
違うなー、女子高生がカラオケでいわくつきの部屋はいって片方が取り憑かれちゃうっていうなんともシンプルなお話だったけど当時の俺には薄暗い狭い個室とあの映像だけで十分トラウマだった
てかその話怖いなw思わず想像しちゃったよ

63 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 02:15:38.90 ID:AwFXdIJja.net
>>57-58
|A-) なかなかの怖がりだねw

>>59
|A-) 変えたい…?

大学生の頃、一人暮らしをしていた。6畳の1Kで、2階建てのアパートの1階に住んでた。
部屋自体にはそれほど不満はなかったが、上の部屋の住人に問題があった。
とにかくうるさい。安アパートなので足音響くのは仕方ないが、それにしてもドン!ドン!とよく聞こえていた。
たまにキレて、音が聞こえた時に天井をたたき返してやったこともある。掃除機の棒の部分とかで。
すると音は止むんだが、しばらくするとまた聞こえてくる。

音はだいたい夜の11時から12時くらいに聞こえた。
ひどいときは深夜2時〜3時頃にもあった。
5分〜10分くらい続いたと思ったら止んで、2、30分してまた聞こえてくる。
よく聞くと、何か飛び跳ねてるような音だった。部屋中、端から端まで。

あんまり続くので、上の住人に文句言いに何度も行った。
でもいっつも出てこない。昼間でも、夜でも。
音がした直後に行ったこともあるけど、完全無視。
まあ日付が変わる時間だから出てこないのもわかるが。

半年たって、我慢が限界に達した。
とにかく頻繁にあったんでムカついて、中の住人が何やってんのか気になり出した。
それである日、確かめてみることにした。
ドアスコープってあるだろ、中から外が見えるやつ。
ドアについてたやつは安物だったから、ドライバーでこじ開けられるんじゃないかと考えついた。
つまり、音が聞こえてる間にスコープを外してのぞいてやろうと。
ていうか犯罪だろ……orz けどその時はマジムカついてて、俺も普通じゃなかったんだと思う。

64 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 02:16:52.86 ID:AwFXdIJja.net
夜、音がしだした時にこっそり2階へ向かった。
マイナスドライバーを使ってスコープを外し、中を見た。

中で、女が跳んでた。
若い女だった。
髪は腰よりちょっと上くらいまでの長さ。
そいつが飛び跳ねるたびに、髪の毛がフワッと舞い上がった。
その光景にもびびったが、さらにゾッとしたのは女の表情。
笑ってた……。
すげー満面の笑顔だった。
そいつが、人間なのか幽霊なのかもわからなかった。
でも、どっちにしてもロクなもんじゃない。
中の女に気づかれないよう、そーっと部屋に戻った。
部屋に入ると、まだドン!ドン!と音が響いてた。
そこにいたくなくて、ファミレスで1晩過ごした。

それからすぐに引っ越した。
その後のアパートのことは何も知らない。
引っ越すとき大家に聞いたら、2階には2年前から女子大生が住んでいるそうだ。
でも、髪型はショートカットだったといっていた。

65 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 02:20:42.79 ID:3LRkZTkX0.net
>>62
なんだ違ったのか
俺が見たのも女子高生の三人組の話でさ捕まった一人の子がもう一人の友人の手を掴んじゃうの
それで主人公の子は逃げ出すんだけど捕まった二人の友人は……って話
薄暗い閉鎖空間も相まって俺もそれを見てからしばらくカラオケに行けなくなったよ

66 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 02:25:12.43 ID:AwFXdIJja.net
|A-) カラオケの話面白そうだな…

67 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 02:26:20.73 ID:AwFXdIJja.net
俺の知り合いに、みえる人がいる。
その友人自体も俺からしたらなんか怪しいやつなんだが、たまに奇妙な眉唾ものの体験談を聞かせてくれる。

これはその友人が某所で占い師をやっていたときの話。ちょっと長め。
お前占いなんて出来るのか、と驚いたが、本人曰く
「簡単。見えたの言うだけ。あれでお金取るの悪い気がするね」
と、なんか怒られそうなことサラッと言ってくれた。

友人はある駅の側で、小さな机にそれらしい水晶玉置いて、それらしい格好して、
少しの間だが占い師をやっていたらしい。
水晶玉は通販で買ったとか…。
最初のうちは客なんてまったく来なかったそうだが、見料500円、
という比較的安いお値段のためか、暇つぶしっぽい人がちらほらと来るようになったらしい。

友人「かなりリーズナブルなお値段なはず。同業者から文句言われそうだけど」
俺「リーズナブル、というかお前、お金取ってやってたのか」
という抗議はスルーされた。
友人「その客の中で、スゴイのが来たんだよ。目の前に座ってきた時、あーこれは料金設定失敗したな、と思った」
俺「どうスゴかったんだ?取り憑かれてたか?」
友人「いや、なんというかな。ヨレヨレのスーツ着たサラリーマン風の男で、顔面蒼白で、酔っ払いみたいな足取りで」
俺「なんか重病だな。占いというより病院紹介してやった方が良さそうな」
友人「そうかもなぁ。でも、もう死んでたし、病院は意味なかったろうなぁ」
俺「はぁ!?」
思わず素っ頓狂な声を出してしまった。
どうやら友人は、死人相手に占いをしたと言う。
本当かどうか怪しい気もしたが、面白そうなので大人しく話を聞くことにした。

68 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 02:27:42.62 ID:AwFXdIJja.net
友人「その客が、こんなこと言うんだ。「占い師さん、俺のこと見てくんねぇか」って。まったく困ったよ。
だって未来は見れないだろうしさ」
俺「ちょっとしたブラックジョークだよなぁ。
それじゃ、言ってやったのか?「あなたもう死んでるから、未来ありませんよ」って…」
友人「言おうと思ったが、なんというか、取りあえず見てみることにした」
俺「見たのか…」
友人「まぁね。でも水晶玉見つめてみたけど、なんにも見えなかった」
俺「そりゃ、通販で買ったものだからじゃ…?」
友人「いやいや、普通の人のならアレで大丈夫。まぁ、簡単な占いレベルなら、ただのガラス玉でも良いのだろうね」
まぢですか…とか思いながら続きを聞く。

友人「仕方ないからカード使おうと思ったけど、なんか確実に良くないカードでるって分かったから止めておいた」
俺「思いっきり死神とか引きそうだな。よく知らないが」
友人「まぁそんな感じ。それで、どうしようかな〜と水晶玉見ながら考えたさ」
俺「難しい顔しながら水晶玉見ていたわけか。お客を誤魔化すには良さそうだな」
友人「そこで思いついたのさ。そうだ、死んだ時のことを思い出させよう、と」
俺「んん?見る方法を思いついたんじゃないのか?」
友人「それもよかったのだけど、やっぱりちゃんと成仏してくれないとヤバイからさ。
ほら、悪霊とかになったら大変だし」
俺「ただ見る方法が思いつかなかっただけじゃ…」
友人「そんなことは、ない。まったくない。疑うな」
どうやら見るのは諦めたようでした。

69 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 02:28:17.53 ID:AwFXdIJja.net
友人「それで色々質問してみた。いつからここに居るのか、ここにどうやって来たのか、どこに行くつもりなのか、と」
「そうしたら結構簡単に分かったよ。ここには会社に行く途中に通りかかったらしい。
信号がどうしても渡れない、急いでいるのに…って困った様子だった。
なんとかしてくれと誰かに頼みたいのに、誰も振り向いてくれない、と」
俺「あの駅の側かぁ…何か事故でもあったのかな?」
友人「後で調べたら、2ヶ月くらい前に交通事故があって、通勤途中の男性が死んでる」
俺「なるほど、それか。で、どうしたんだ?」
友人「こう言ったよ。あの信号を渡る必要はありませんよ、会社に行く必要もない。
あなたには他に行かなければならない所がある、って」
「そこの信号機の下に花が置いてあったから、そこに行って花に触れなさい、
そして自分の名前を声に出して言いなさい、と言ったよ」
俺「ふーむ、なんかのおまじないか?」
友人「まぁそんなようなものかな。その花は、その人のために置かれたものだと思ったからさ」
俺「それで無事に?死んでるのに無事っていうのも変な話か」
友人「うん。信号機の所で、すーっと消えたよ。ちょっと供養もしておいた」
その後、友人は新しい花を買ってそこに置き、お祈りしてきたらしい。

70 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 02:29:06.13 ID:AwFXdIJja.net
友人「いやぁ、ほんと、慣れない事はするものじゃないね」
俺「あー、まったくだ。なんで占いなんてやろうと思ったんだ?」
友人「なんか良くない?美少女占い師、って。ミステリアスっていうか、なんというかグッとくるでしょ」
「美」なのかどうかは人の好みだが、確実に「少女」ではない、
という突っ込みはやめておいて、調子にのっている友人に他の点を攻めてみた。
俺「でも一度見ようとして諦めて、結局普通に成仏させて終わった訳だな」
単純な友人は少しカチンときたらしい。
それでか、渋々とこんなことを言った。
友人「実を言うと、見えなかった訳じゃない」

また強がりを、と思いつつ嫌味半分で聞いてみる。
俺「そら凄いねぇ、どうやって見たんだ?それで一体何が見えた?死んだ人の未来には」
友人「直に見た。死んだ人を直視なんて、二度としたくないけど。次やったら、私死ぬかも」
ちょっと後悔してるような素振り。
死んだ人の目の奥を覗き込むことなんで、俺にはできない。
そしてこう言った。
友人「何が見えたかは言えない。正確に言うと、覚えてない。きっと覚えていてはいけないことだったと思う。
生きている人間が知ってはいけないこと。生きている世界にある言葉では、表現できないことだと思う」

長い付き合いの友人は、そう言って話を締めくくった。
そして講釈代とか言って、その日の飲み代を奢らされた。
悔しいのでここに書き込んでみた。

71 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 02:37:12.61 ID:AwFXdIJja.net
昨年の夏、バイクでツーリングに行った。
三人で飛騨高山の山道をのんびり流して、休憩所の小屋みたいなのがあったのでそこで休んだ。
誰も居なかったのでAがベンチに横になり少し寝かせろと。
俺とBは景色を見に遊歩道に進み、滝がある所に出たのでそこに30分位いた。
黒い雲が出てきたので降るかも知れない、すぐ出発しようと小屋に戻る。
Aが爆睡してたので揺さ振って起こそうとするも起きない。
とうとう雷雨になってしまいそこで雨宿りする事に。

Bと談笑してると傘をさした夫婦が入ってきた。
Bが「こんにちは、災難ですね」
と話かけると旦那が
「ええ、ほんとに」
と。
俺とBが話をしている間その夫婦はずっと黙ったまま、寝てるAのほうを見てた。
気味が悪いのでそれ以上見ないようにしてた。

大きい雷がどこかに落ちて俺とBがビクッとした。
突然Aがむくっと起き上がってこう言った。
A「今の顔見たか?」
何言ってるかわからず見回すと夫婦が居ない。
Bが慌てて外に出ると俺たちの三台のバイクしかない。凄い山奥なのに…。
A「もう大丈夫、感じない。寝てたら、ヤバそうなの2匹入って来る気配がして起きた。
ずっと見られてたから寝たふりしてた。」
B「おれ話かけちゃったよ」
A「災難ですね、だろ。奴はええ、ほんとに、と答えたよな。あれお前の事を言ってたんだよ…」
Bはかなりビビッてたが
A「大丈夫、俺いつもこんな体験するから寝た振りしながら俺たちに憑かないよう念送ってたw」

Aの職業が坊主でほんとよかった…。

72 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 02:37:57.82 ID:AwFXdIJja.net
Aの話もう一個。

Aは生臭坊主を地で行く男で飲む打つ買うを一通り嗜む。合コンとかキャバも普通に一緒に行った。
ある日、キャバの帰りにAがこんな事を言った。
A「今日付いたサリナって子。」
俺「この生臭、キャバ嬢に惚れたか?w」
A「やっぱお前気付かないか。そうじゃなくて変なもんに憑かれてる。
良いモン、普通のモン、悪いモンで分けたら別格、最悪の部類だな」

以下Aの話。
人の欲ってのは色々あるがどれもバランスで成り立っている。
腹が減るのは当然で、女とヤりたくなるのも当然。金が要らない奴なんか居ない。様々な欲のバランスが重要。
このバランスが崩れた時に悪いモンに憑かれる。あの子はバランスが偏りすぎて最悪のモンに憑かれている。
良いモンは妙にツキがある時とか。普通なのは毎日普通に暮らせる。お前みたいにな。
悪いモンは病気や事故を導く。最悪なモンは破滅に導くんだ。
あの子は薬物中毒。悪い男も集まりやすい。相乗的に悪いモンが集まりまくってる。
ほっとけば自殺か何かして確実に死ぬ。
助けてあげたいが、本人は憑かれてる自覚が無いから病院も寺も神社も教会も行かない。
いきなり俺が
「お前悪いモンに憑かれてるぞ」
と言っても多分話にならない。
俺「じゃあどうすんの?」
A「どうにもできん。」

翌月、Aは行かなかったが友達とそのキャバ行ったらサリナは辞めてた。
付いた嬢にサリナの事聞いたら風の噂だが騙されて借金抱えて自殺したとの事。
後日Aに話したら
「そうか」
とだけ返って来た。

73 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 02:44:09.78 ID:AwFXdIJja.net
せん妄ってわかりますか?一時的に錯乱状態になるわけです。

勤務先にせんもうが激しい患者さんがいて、もう暴れて暴れて
私たちスタッフだけでなく自分を傷つけてしまうので、お手上げ。沈静剤もなぜかきかない。
最終手段で家族とも話しあい、現在拘束して手足動かないようにしてます。

で。
昨日からおだやかな顔をして
『うちの犬がいる』
と。
監視下で拘束とくと、何もないところなでたり話しかけたりしてます。
怖いものをおっぱらってくれたから今晩から大丈夫だとか。

で、はいはいって出ていきかけたとき、病院なのに、犬のハッハッという喘ぎ声やカッカッという爪音聞いたんです。

昨日まで死人がいるだのそこに焼けただれた人がいるだの大暴れしてたのって…
まさかね…

74 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 02:47:43.71 ID:AwFXdIJja.net
|A-) もうすぐ3時か…
    この時間から見に来る人は今もいるんだろうか

75 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 02:47:48.13 ID:mSGseaNk0.net
拘束されてちゃ、見えるもんから逃げられないし酷くなる一方じゃない?

76 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 02:51:13.31 ID:HNZSXG/20.net
よくわからん

77 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 02:52:26.98 ID:AwFXdIJja.net
>>75
|A-) そだねえ
    本当にそういうのが見えてる人には逆効果
    たぶん近いうちに死ぬよね…
    でも見えてない普通の病人だと間違いなく外で事件起こすよね…

78 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 02:53:14.96 ID:3LRkZTkX0.net
かわいいショタっ子幽霊or妖怪と仲良くなっちゃうほのぼの怪談ってないの

79 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 02:57:59.26 ID:PSx//q8+0.net
ワイの初スレンゴwwwwwww
http://viper.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1417282934/l50

80 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 03:02:20.45 ID:AwFXdIJja.net
>>78
|A-) ほとんど無いなあ…w

化粧とは美しくなるだけではないと思います。
化粧によっては醜くなることもあります。
化粧とは仮面を被ることなのでしょう。

一週間ほど前の出来事です。仕事帰りに地下鉄に乗っていました。
(以前、投稿した「地下鉄」と同じ路線です)ふと見ると、正面の座席に高校生の女の子が座って化粧を始めていました。
ああまたかと思い、視線をそらした時、気付いたのです。

獣臭い。

なんと言えばいいのか、獣の臭いが車内に充満しました。
その時、凄い悪寒がし、正面を見ると獣がいました。
耳が長くなり、体毛が生え、体が天井まで伸びた古狐が手鏡を持ち、化粧を続けていました。
真横にいる友人らしい学生は全く気付いていない。
凄い獣臭さなのに車内は静かなままでした。

私はすぐに降りたかったのですが、いつまでたっても駅に着かないのです。
普通、地下鉄の駅の間隔は数分程度。
しかし、駅に着かないのです。

81 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 03:02:25.16 ID:JIrVe7Ed0.net
占い師の話面白いな

82 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 03:02:50.57 ID:AwFXdIJja.net
やがて古狐が私を見ました。そして、ニコリと笑いました。
けして、ニタリではありませんでした。

と同時に、電車の扉が開きました。
転がるように電車から降りると扉が閉まりました。
古狐は高校生の女の子に戻っていました。
ただ、まっすぐに私を見ていました。
電車は発車し、トンネルの中に消えていきました。
私は動けませんでした。

時間としては数分だったのでしょう。
否、一瞬の出来事だったかも知れません。
ただ、古狐はニコリと笑いました。
もしかしたら、守護霊というのは人間だけではないのかも知れません。
現世の人間は誰かに見守られているのでしょう。
私はそう思います。

83 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 03:04:40.09 ID:3LRkZTkX0.net
>>80
残念だ……

84 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 03:07:13.18 ID:AwFXdIJja.net
>>81
|A-) 知らない世界のことが書いてあって面白いよね
    最近貼ったけど死者のうめき声を録音してしまったテープがあって
    最初はちゃんと認識できなかったとか
    だんだん認識できるようになってきたけどちゃんと認識してしまうと…っていう話だった
    やっぱりあっちの世界のことは認識してはいけないのかね

>>83
|A-) 霊が助けてくれた、とかそういう感じのいい話ならほんの少しあるんだけどねw

85 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 03:09:50.06 ID:spNfBnp90.net
怖い話って大体元ネタというか民間信仰の中にそのルーツがあるよな
オカルト板のくねくねやヒサルキ関連の話にも大体河童や猿猴、ひょうすべなんかの古い妖怪の面影がある

86 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 03:12:07.56 ID:3LRkZTkX0.net
>>85
もうこういった名前見てるだけでゾクゾクするわ化物の名前には畏怖があるロマンがある
確実に言霊は人々の心に影響を及ぼすよ

87 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 03:14:00.38 ID:AwFXdIJja.net
>>85
|A-) そういうのも多いだろうね
    地方の風土風習とか文化的なところから来てたり
    なんかうまく言えないけど大きくて深い世界を感じるね

88 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 03:14:38.30 ID:yaaUMcn00.net
ほんのり怖かったりちょっといい怖い話系じゃなくて
洒落にならないマジな怖さを持つ話をお願いしたい

89 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 03:16:41.72 ID:TWE+8e9k0.net
笑男

90 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 03:20:05.62 ID:AwFXdIJja.net
>>88
|A-) それは難しいなあ
    どの程度で怖いと感じるかがわからんし作り話っぽいって感じるかもしれないしね
    そういうのを貼るとなると前に貼ったことある話になるけども
    何年も前に貼ったようなのだからたぶん大丈夫だよね

>>89
|A-) 前向きな名前だなあ…w

91 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 03:20:43.23 ID:spNfBnp90.net
>>87
ヒサルキって金物が苦手で、それを利用して追い詰めて焼くって話がオカ板にある
実は河童も金物が苦手で、容姿も本来は猿そっくりなんだよな
しかも水怪が金物を嫌うという話は日本だけでなく世界中にある
古から人々が感じた自然への畏怖が現代になっても途切れず続くというのは浪漫あるよな
知ってか知らずか、現代の妖怪譚さえも古くから続く妖怪の形式に沿って語られるってのはすごい
言霊だけではなく、何か自然や身近に感じるものにさえ不思議な力があるのかもな

長文すまんこ

92 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 03:25:25.40 ID:yaaUMcn00.net
>>90
大丈夫大丈夫
さぁこわがらせてkっくれ

93 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 03:27:44.63 ID:AwFXdIJja.net
>>91
|A-) ほほー
    繋がってる感じがするねw
    そういう風に話が広がるのは人間の性質を表してるようで
    怖さは感じなくてなんか勉強したような気がするw

>>92
|A-) じゃあ選んでくるかな

94 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 03:33:50.04 ID:bAy1/4or0.net
⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン
どっくんが居ると聞いて飛んできました

95 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 03:34:03.81 ID:yaaUMcn00.net
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +

96 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 03:46:05.56 ID:spNfBnp90.net
期待

97 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 03:48:23.32 ID:AwFXdIJja.net
>>94
|A-)ノシ いらっしゃいw

     特に怖いと思ったのをまとめてたんだけど
     それいろいろ見てたら怖くなってきた…
     一番怖い話はやっぱり決められないけど閉鎖空間が、って話が出てたからこれを貼ろう

98 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 03:49:13.00 ID:AwFXdIJja.net
私は今年の夏はずっとバイトをしようと決めてました。
夜は警備員のバイトをしてそのまま朝、新聞配達をして寝るという生活が続きました。

 ある日、社員の人が
「10分ほど行った所にあるビルなんだけどちょっと異常があったから見回ってくれない?
バイト代に色付けるから」
と言ってきたので、一緒にまわる友人――まぁ、仮に友人をAとしましょう――と二つ返事で承諾しました。
その時はさほど変には思わなかったのですが、
普通、時給のバイトに+?でバイト代を出すなんて今考えればやっぱり変ですよね。

 異常があったのは5階建ての雑居ビルで、見た目からしてなんか出そうな所でした。
表の鍵は掛かっていました。もちろん裏もカギは掛かっていました。
鍵を開けて私とAは中に入りました。異常があったとされる1階は何もなし。
一応各フロアも回るように、と言われていたので、私と友人は各階ごとに一人が見まわり、
もう一人が非常口が見えるエレベーターホールに待っていることに決めました。
そして5階は友人が見まわり4階は私が……ということになりました。

 5階は普通のオフィスで、Aが見回っている間、私は非常口のドアは?
とノブを回したのですが、カギが掛かっているのか開きませんでした。
Aが「異常ないよ。こりゃもうけたな」っと笑ってホールに戻ってきました。

次は4階、私が見回る番でした。
階段が使えなかったのでエレベーターで4階へ。
そこは倉庫として使っているのか、ホールにも段ボールが積んでありました。

99 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 03:50:34.04 ID:AwFXdIJja.net
 さて、行くかっと思ったその時、私の携帯に会社から電話が入りました。
アンテナが1本しか立ってなく、やばいかなーと思いながら出るとすぐに切れてしまいました。表示は圏外。
Aはここで待って、私は外に出て電話をかけ直すと言うことになり、何の気なしに非常口のノブをひねると開きました。
5階で非常階段を見回ってなかったので、私は階段で行くことにしました。
5階は異常なし。
4階に戻るとAが「慎重すぎる」と笑いました。
3階、ここも非常口のドアは鍵が掛かっているらしく開きませんでした。
2階も同様に鍵が掛かっていて開きませんでした。
1階に着いたとき携帯がまた鳴り、表示を見ると会社から。
アンテナは3本立っていました。
「あれ?」っと思い出ると、社員の人がAの事をしきりに聞くので、
「普通ですよ。どうしたんですか?」
と聞くと、さっきから何度もAの携帯番号で会社に何回も電話がかかって来ているらしく、
しかも出ると必ずザーっと言うノイズ音しか聞こえないので、何かあったのか? と言うのです。
「いや、何もないです。Aの携帯の故障じゃないんですか?」
っと笑いながら言うと、「なにも無いならいいんだ」と言って切れました。

 階段で4階まで行くのは疲れるのでエレベーターで行こうと上ボタンを押したのですが、
一向にエレベーターは4階から動きませんでした。
私はAが悪戯してるのだと思い、仕方なく階段で4階まで戻りました。

 Aはエレベーターホールにはいませんでした。エレベーターを見ると1階に。
Aが私を驚かそうとしてどこかに隠れているのかな?
と思い、一応4階を見回ったのですが、何処にもいませんでした。
先に3階を見に行ったのかな? っとエレベーターを呼び、乗り込むとAの携帯がエレベーターの中に落ちていました。
Aの奴帰ったのか? と思い、私一人で 残り3フロアを見回りました。

100 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 03:51:47.44 ID:AwFXdIJja.net
終わったー疲れたーもう帰ろう―― このとき重要な事を思いだし脱力しました。

この場所には会社の車で来たのですが、
運転はAが、私に至ってはバイクなら運転できるのですが車は運転出来ない。
これじゃあ帰れないじゃないかーっと思い外に出ると、案の定会社の車はそこにありませんでした。
仕方なく私は歩いて会社へ戻りました。

その日、Aは私を置いて会社へ帰り、そのまま仕事を辞めてしまったそうです。
会社の人は私にもう帰っていいよと言いました。
何か釈然としないものを感じましたが、臨時収入をその場で渡されたので
「まぁいいか」と結局そんなふうに思ってしまいました。
制服を仕舞うときポケットの中にAの携帯が……返すの忘れてたのを思い出しました。
忘れてたというのか会えなかったってのがホントの所なんですが……。
Aは自宅に電話を引いてないので、携帯がなきゃ大変かな?
なんて思い、文句ついでに 届けてやろうと新聞配達後Aの自宅へ行きました。

Aの家はかなりボロいアパートの二階の階段前。
寝てるけどいいよねっとチャイムを押しましたが出てくる気配なし。
何回も押すと近所迷惑だろうなぁーと思ったので、夕方にでも来てみようと私は家に帰って寝ました。

――私は電子音で叩き起こされました。

時計を見ると7:30。鳴っているのはAの携帯でした。
仕方なく私が出ると、電話相手はAの母親でした。
Aが家にいないそうなので、まだ眠かったのですがAの母親に携帯を渡せばいいかと思い、
またAのアパート に行きました。
チャイムを押すとすぐにAの母親が出てきました。
ドアの隙間からAの部屋の中がチラッと見えたのですが、変な柄の壁紙が張ってありました。
私は携帯を渡してそのまま帰るつもりだったのですが、誰かが階段を登ってくる音が聞こえると、
Aの母親は「ここじゃなんだから」っと私を部屋に入れドアを閉めたのです。

101 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 03:52:29.53 ID:AwFXdIJja.net
中に入った時、私の顔は真っ青だったと思います。

それは、その変な柄の壁紙……は、壁紙だったのではなく、
指から血が出ても壁紙をかきむしり続けた……そんな痕だったからです。
それが、壁一面にあったのです。
Aの母親は「ペンキでも塗らないとダメね」 と雑巾でこすりながら苦笑しました。
Aの母親の話では、Aはあの仕事中人を殺してしまった とAの母親に電話を入れたそうですが、
途中で叫び声と共に電話が切れてしまったそうです。
その後何度電話しても話し中で、父親と話し合い、彼の母親が始発電車でAの所へ来たそうです。
そして管理人さんに電話を借りてAの携帯へ電話したそうなのです。
それを、僕がとったというわけです。
あいにくAの部屋の両隣は留守で、中で何があったかは分からないのだと言っていました。

そして先日。

Aから電話があり、会うことになりました。
Aはまるで別人の様な顔つきになっていて、
はっきり言って喋るまで本当にAなのか? とさえ疑うほどでした。
実はAから電話があった後、彼の母親から電話があり、
「Aがあなたに何を言っても、すべて 『Aが疲れていたせいだ。只の幻覚』だと言ってくれ」と言われていました。
その言葉に、Aは普通では考えられないような事を言うのだろうと、覚悟は決めていました。

彼が語った話とは……

102 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 03:54:34.60 ID:AwFXdIJja.net
あの日、私がAと4階で話し、階段で下に向かっているときエレベーターが1階に降りていったそうです。
Aは、私がダッシュで階段を下り、自分を驚かせる為にエレベーターで上に上がって来るのだと思い、
逆に驚かせてやるつもりになったそうです。
そして、エレベーターの前で扉を背にして立っていました。
エレベーターが開く音、誰かがゆっくりAに近づく感じ……
しかしそのとき非常口のドアが開く音がしたんだそうです。
Aはあれ? っと思い振り返りましたが、その目には非常口が閉まったところしか見えなかったそうです。
まさか泥棒!? と思ったAは、急いで非常口のドアを開けたそうです。
すると、扉が何かに当たったそうです。
懐中電灯で見ると、そこには髪の長い女が倒れていて、
しかもその女の体はうつぶせであるにもかかわらず、頭はほぼ上を向いていたそうです。
Aは怖くなってエレベーターに駆け込むと、その中から、母親に電話をしたそうです。
「人を殺した」と。
その時スーっとエレベーターのドアが開いたそうです。
そこには頭がいやな方向に曲がった女が、はいつくばりながらいたそうです。
エレベーターのドアは閉まる……が、女の腕に邪魔をされてまた戻る。
そんなことが何回か続いたそうです。

そして女は立ち上がり、曲がった頭をAの方へ向け、

憶えたからね

と言ったそうです。

Aは女を突き飛ばしたそうです。
そして(私が1階でボタンを押していたので)エレベーターは1階に。
Aは無我夢中で会社へ逃げたそうです。
いきなり会社を辞め、バイクで急いで家に帰ったそうですが、部屋にいても女がやってくるのでは?
と言う考えが頭を離れず、部屋から逃げ出したそうです……鍵もかけずに。

103 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 03:55:08.64 ID:AwFXdIJja.net
Aが後になって下の住人から

「朝までガタガタ何やってたの?」

と言われたときは、あの女が来たのだと思ったそうです。

その話を聞いて私は嫌な汗が出ました。
下の住人の話からすれば、私がAの部屋に行っ たときもAの部屋にはソレがいたってことですよ?
玄関には鍵が掛かっていなかったんです。これがサスペンスドラマなら、私は必ずドア開けてますよ!
もしも、本当にそうしていたら、私はソレを見てしまったのかもしれないんです!!
……Aは今はそのアパートを出て違う所に引っ越したそうです。

臨時収入をつけてくれると言った会社が、このことを知っていたかどうか……それはわかりません。

私の結論――

・エレベーターは必ず前を向いて待ちましょう。
・ドアはゆっくり開けましょう。
・人の家のドアはどんな時でも開けようとしない。

けれど……ソレが人間でなかったとすれば(そうとしか考えられませんが)、
結局は何をしても無駄なのかもしれません。
そこの扉を開けたとき、ソレに当たらない保証が、あなたにはありますか?

104 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 03:59:30.94 ID:mSGseaNk0.net
首を胴から離すくらいのつもりでとどめ刺さないと

105 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 04:01:16.22 ID:spNfBnp90.net
野獣先輩みたいな顔がコロコロ変わる人間だったらどうすんだろ

106 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 04:02:25.53 ID:8+HO1AnU0.net
俺の読解力が無いのかすっごく読みづらいなこの話

107 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 04:04:28.88 ID:AwFXdIJja.net
|A-) 読んでみたら閉鎖空間に入ってないねこれw

    さて、さるさん食らったから終わりにするかなあ

108 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 04:05:40.92 ID:spNfBnp90.net

そういう話って毒男はどうやって集めてんだ

109 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 04:07:00.78 ID:mSGseaNk0.net
乙ー
面白かったですぅ

110 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 04:10:10.02 ID:yaaUMcn00.net
もっと怖いのー

111 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 04:10:54.83 ID:bAy1/4or0.net
>>108
確かにこれだけのスペックの話を
これだけ保管してるどっくんが一番怖いw

112 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 04:11:55.15 ID:AwFXdIJja.net
>>108
|A-) ネットで検索あるのみw
    おつかれさまねー

>>109
|A-) それは良かったw
    じゃあまたねw

>>110
|A-) そうなると貼りきれない長い話になるから自分で探して読んでね

113 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 04:14:16.94 ID:AwFXdIJja.net
>>111
|A-) フフフ…w
    自分でも怖い…w
    特に怖いのを読んでると部屋に何かがいそうな気が…

    じゃあまたねー

114 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 04:16:19.65 ID:yaaUMcn00.net
また頼むよ
乙!

115 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2014/11/30(日) 04:17:22.39 ID:AwFXdIJja.net
>>114
|A-)ノシ ん、おつかれさまw

|ミ サッ

116 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/11/30(日) 05:08:01.69 ID:jc9jblyZ0.net
http://f.xup.cc/xup6rjlepdt.jpg

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