【悲報】アベノミクスで上場企業に2兆円の増益要因の一方、中小企業に大打撃　「円安倒産」増加に危機感

1 ：平木奈央太【嫌儲から良質なスレッドを直輸入で皆様にお届け致します！】 ◆6H9iQaGy2w8m ：2014/12/07(日) 23:34:06.46 ID:MpMmos0c0.net

　円安は約１カ月で１０円強も進んだ。輸出型企業には増益に働くが、輸入型企業にはマイナスだ。
企業規模によっても影響に違いがあり、中小企業への打撃は大きい。

　「原材料費が上がっても販売価格に上乗せできず、採算悪化につながっている」（中小企業家同友会全国協議会）。
多くの中小企業が円安に苦しんでいる。帝国データバンクによると、１１月の「円安関連倒産」は前月比３件増の４２件で、
集計を開始した昨年１月以来、月次ベースで最多を更新。
同社は「円安の恩恵が行き届きにくい地方や中小・零細企業を中心に今後も増加する可能性が高い」と指摘する。

　みずほ銀行産業調査部は、２０１３年度決算を基に、対ドルで１０円円安が進んだ場合の業種別の営業利益の増減額を推計した。
全体では９３８８億円の増益要因で、日本経済全体ではプラスだ。
特に「機械・電気機器」の９１４４億円増など海外展開が進んでいたり、輸出が多かったりする業種には追い風だ。

一方、３９７２億円の減益となる「卸売・小売業」など、商品や原料などを輸入する業種にはマイナスに働く。

　企業規模でも明暗があり、上場企業は全産業合計で１兆７４３６億円の増益要因だが、
中堅・中小企業を中心とする非上場企業は８０４８億円の減益。立場の弱い中小企業は、
仕入れ価格の上昇分を取引先への出荷価格に上乗せしにくいことも背景にある。【高橋直純】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141205-00000119-mai-brf