ほむら「それには及ばないわ」　まどか「？」

1 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/12/23(火) 00:24:30.28 ID:O4Krgcy20.net

まどか「あっ、このぬいぐるみ可愛い！」

ほむら「それには及ばないわ」

ほむら「キュゥべえ……その子から離れなさい！」ﾊﾞｼｯ

まどか「いたっ！」　ﾎﾞﾄｯ

店員「お客様！　困ります！」　ﾀﾀﾀｯ

ほむら「はやく……離れなさい！」ｷﾞﾛﾘ

まどか「痛……」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

ほむら「キュゥべえ、鹿目まどかには手を出させないわ……」

店員「け、警察を呼びますよ！」

ほむら「くっ」

まどか（うちの制服……）

まどか「まってください！　この子私の友達なんです！　最近ごっこ遊びにはまってしまってて……」

まどか「ごめんなさい！　あの、い、いくよ！」ｶﾞｼｯ

ほむら「あっ」

2 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/12/23(火) 00:26:01.76 ID:d8/ptnsm0.net

http://imgur.com/AINW8v1.jpg

3 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/12/23(火) 00:30:36.59 ID:O4Krgcy20.net

まどか「はぁはぁ」

ほむら「はぁはぁ」

ほむら「危ないところだった。　まどか、あれに近づいてはダメよ」

まどか「あの……大丈夫でした？　もうああいうことはしない方が良いですよ」

ほむら「……気をつけるのはあなた。　あの動物に近づいてはだめよ」

まどか「動物……？　あ、あのぬいぐるみですか？」

ほむら「ええ。　あいつはキュゥべえと言ってとても危険な生物なの」

まどか「？」

ほむら「あなたを魔法少女にさせはしないから」

まどか「？」

ほむら「あなたに何かがあったら……」ｼﾞﾜｯ　ﾀﾀﾀﾀｯ

まどか「待って！」

まどか（行っちゃった……あの子、なんで私の名前を知ってたんだろう……）

4 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/12/23(火) 00:32:55.85 ID:naUox7R3p.net

続けて

5 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/12/23(火) 00:39:25.67 ID:O4Krgcy20.net

まどか「というわけで、今日不思議なことがあったの」

さやか『ふん、そっかぁ。　そいつにはなるべく近づかない方が良いよ』

さやか『昔っからそういうの引きつけるからなぁ』

まどか「でもね、その子の言ってることは分からなかったんだけど、なんだか心配してくれてたみたいで」

さやか『心配を？』

まどか「そうなの……なんだか悪い子には見えなかったの」

さやか『オイオイ……同情なんかしちゃだめだよ？　いくら美人でも実はサイコな電波さんじゃあね』

まどか「うん、気をつけるから」

さやか『いいか、まどか。　何かあったら言うんだぞ』

まどか「うん……」

さやか『それじゃ、明日はまどかん家まで迎えに行くから待ってなよ』

まどか「うん、わかった」

さやか『じゃあ、おやすみ』ｶﾞﾁｬ　ﾂｰﾂｰ

まどか（あの子……何者なんだろう……？）

6 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/12/23(火) 00:44:10.71 ID:O4Krgcy20.net

先生「あー、では転校生を紹介する。　入ってきてくれ」ｶﾞﾗｯ

ほむら「……」ﾍﾟｺｯ

先生「じゃあ、名前を書いて」

ほむら「はい」ｶｯｶｯｶｯｶｯ……

先生「暁美ほむらくんだ、皆仲良くしてくれ。　あー、席は一番後ろがあいとるな」

ほむら「はい」ﾂｶﾂｶﾂｶﾂｶ

まどか「……」ｼﾞｯ

ほむら「……」ﾂｶﾂｶﾂｶ　ｼﾞｰｯ

7 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/12/23(火) 00:48:19.16 ID:O4Krgcy20.net

さやか（おい、まどか）

まどか（なあに、さやかちゃん）

さやか（あいつ、じっとまどかのこと見てたぞ）

まどか（うん）


キーンコーンカーンコーン

さやか「さて、教室移動するかねっと」

さやか「ほら行くよ、まどか」ｷﾞｭｯ

まどか「うん、でもちょっと」

さやか「行くよ」ｸﾞｲｯ

まどか「う、うん」ｶﾞﾀｯ　ｽﾀｽﾀ

ほむら「……」

8 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/12/23(火) 00:49:46.89 ID:O4Krgcy20.net

前置き長すぎて眠くなっってきた……

9 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/12/23(火) 01:03:12.33 ID:O4Krgcy20.net

―放課後−

さやか「しかしあの……ほるまりんってやつ？　あの人に似てないか？」

まどか「ほむらちゃんでしょ！」

さやか「ほら、三年のマミ先輩。　なんだか妄想してやばいんでしょ？」ｸｯｸｯｸｯ

まどか「笑っちゃ失礼でしょ！」

さやか「だってさ……ティロ・フィナーレ！ティロ・フィナーレっていいながらこうしてたって」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

まどか「ちょ、ちょっとやめたほうがいいよ……」ｸｽｸｽ

さやか「それでさ、昨日買いそびれたってぬいぐるみ買ってきたからさ、貰ってよ」ｶﾞｻｶﾞｻ

まどか「えっと、いくらだっけ？」

さやか「いーよいーよ！　たまには可愛いまどかにプレゼントでも……」

ﾊﾞｼｯ　バチャン！

さやか「いったー！」

10 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/12/23(火) 01:06:48.52 ID:O4Krgcy20.net

ほむら「キュゥべえ……あなた性懲りもなく」

さやか「てめえ！なにしやがる！」ｷﾞﾛｯ

まどか「まって！　……ほむらちゃん、なんでこんな酷いことするの？　もうやめてよ」ｼﾞﾜｯ

ほむら「わ、私はただ……」ｵﾛｵﾛ　ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ……

さやか「行ったか……しっかし、何がやりたいんだあいつ」

まどか「もういいよ、さやかちゃんありがとう。　このぬいぐるみ大事にするね」ﾋｮｲｯ

さやか「あー、泥だらけになっちまったか……」

まどか「ううん、わたしうれしいよ！」

さやか「まぁ、まどかがいいっていうならそれでもいいかな」

11 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/12/23(火) 01:09:54.63 ID:O4Krgcy20.net

くぅ疲ねる
ほむらの妄想だったらと言うお話でした

12 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2014/12/23(火) 01:10:12.39 ID:Qc8MISPG0.net

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