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運命は神の考えることだ。人間は人間らしく働けばそれで結構である。

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/04(日) 05:40:13.81 ID:cjGwiqoIM.net
小説家、夏目漱石の名言。
知るひとぞ知る近代の文豪です。好きな作家をひとりだけ挙げろと言われたら、このひとの名前を出すかなぁ、というくらい好きな作家でもあります。
三人挙げろと言われたら・・・漱石と、池波正太郎と、あとひとりは・・・まぁそのとき考えます。時期によって作風がかなり異なることでも有名です
かね。ちなみに自分の好みは初期作品でしょうか。「猫」とか「三四郎」の時代です。後期のほうが文学作品的に高尚だ、という評価もありますけれど
も、どうも底冷えがすると言うか、暗くっていけません。いや評論するほど詳しくはありませんが。

漱石の作品で名言というと、何となく「草枕」の「智に働けば角が立つ。情に棹せば流される。・・・」が挙がるんじゃないかと思うんですが、敢えて
違うものを選んでみました。・・・でもこれって後期作品の「こころ」からの引用なんですけどね。運命なんて手の届かないものを考えていても始まら
ない、そんなことに煩わされるくらいなら、目前の問題にとっとと取り掛かって、それをこなせば人間として充分だ、というくらいの意味になるでしょ
うかね。ちょっとドライな人生観と言いますか、少し高いところから人生を見渡しているような、そんな印象を受ける名言だと思います。

この名言を素直に読み込んで、運命なんて変えられない、と思うのは個人の勝手ですけれども、そこまできっちりと言及しているわけでは無い、という
ところがポイントかも知れません。つまり運命は神さまの考えることではあるけれども、それが絶対不変のものである、とは誰も言ってないわけです。
行動を示せば他人の考えを翻すことも可能であるように、己の本分を全うしていれば、神さまが決めた運命ですらも覆すことはできる、と考えるわけで
すね。そうしてこの名言を読み返すと、つまりは得たい結果だけを思い描いていてもそこには辿り着けず、そこに至るためには為すべきことを為せ、と
いうふうにも解釈できるんじゃないかと。要するにそれが「人間は人間らしく働けば」ってことになるんでしょうね。

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/04(日) 05:41:46.06 ID:dudu1X640.net
猿らしく

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/01/04(日) 05:43:30.04 ID:mVJ3+iOu0.net
シーク教に近い

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