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J( 'ー`)し「バイナリーオプション?」
- 1 :以下、VIPがお送りします:2015/01/07(水) 15:22:44.15 ID:znlPKW7z4
- 2か月後
(`Д) 「これ詐欺だって分かんなかったのか!?にわかはネットを触るんじゃねぇよ、クソババア!」
J( '-`)し「ごめんね、たかし・・・。」
(`Д) 「うるせえ〇ネ」
(#`Д) 「あの糞ババァ、おかげで今月小遣い無じゃんか!」ガサッ
(#`-) 「ん?なんだこれ?」
見るとそこには、ぼろぼろによれた北海道旅行のパンフレットがあった。
中を確認すると、赤や黒のペンで何度も丸を付けたりマークを消したりしていた。
- 2 :以下、VIPがお送りします:2015/01/07(水) 15:29:10.74 ID:znlPKW7z4
- たかしにはもともと、父親がいなかった。小学生のころ、母に父親の話をしても、答えてくれなかった。
母親がいないとしおは散々いじめられていた。参観日や、修学旅行の出迎え、運動会で、としおだけが浮いていた。
だが、たかしにはそんなことは関係なかった。やがて気にも留めなくなった。
たかしの母の実家は、規模は小さいが地主だった。決して贅沢な暮らしはできなかったが、それでも並みの生活は送れた。
- 3 :以下、VIPがお送りします:2015/01/07(水) 15:40:29.55 ID:znlPKW7z4
- としおは貧乏で苛められていた。ファミコンが買えないからゲームの貸し借りの輪に参加することができず、情報網から孤立していた。
そもそもとしおの家には電気すら通っていなかった。
たかしは生活に満足していた。ファミコンもSG-1000もSC-3000も家にあった。並みの生活を送ることができた。だが、ある日テレビで
北海道特集があった。
都会育ちのたかしにとって、そこは神秘の楽園だった。ブラウン管越しにおいおいと茂る木々、草草、そして広大な大地。人の手が全く
加わっていない、まっすぐの道路。
たかしは、北海道に恋をした。
- 4 :以下、VIPがお送りします:2015/01/07(水) 16:03:40.27
- たかしお注意報
- 5 :以下、VIPがお送りします:2015/01/07(水) 16:27:40.36
- 実は生き別れの兄弟?
- 6 :以下、VIPがお送りします:2015/01/08(木) 15:45:13.19 ID:1JPnKHcSf
- しかたがない 俺のパイナリーオプションでもつかうか?
- 7 :以下、VIPがお送りします:2015/01/08(木) 17:37:17.13 ID:d1NcFtomQ
- としおって誰だよ
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