美少女「ヤバイ…この完璧超人の私がまさか教科書忘れてしまった！？」　俺「…」

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

美少女（誰かに教科書を借りたい…でも完璧超人で通っている以上、忘れ物をしたなんてとてもじゃないけど言えない…どうすれば）

先生「それじゃあ授業を始めます」

美少女（…他クラスの友達から教科書を借りることもできずに、そのまま授業の時間に入ってしまった…ま、まあでも自分が当てられなかったら何も問題はないし…）

先生「それじゃ美少女、ここから読んでください」

美少女（って、えー！？どうしてこういう時に限って何で当たるの！？倍率は30倍以上なのに！？）

先生「…ん？美少女、どうした？」

美少女（ヤバイ、ヤバイヤバイヤバイヤバイ！！怪しまれてる…この私が忘れ物をしたなんて誰も思ってないだろうけど、その私が今ここで忘れ物をしたなんて白状したら今まで築いてきた完璧超人の仮面が粉々に吹き飛ぶわ）

先生「……美少女、黙り込んでどうした？具合でも悪いのか？保健室にいくか？」

美少女「いえ、私は健康体ですので何も問題はありません」

美少女（何で健康体なんて言っちゃうのよ私！？ここから抜け出すチャンスだったじゃん！でもそんな事したら、私が病気にかかる貧弱な人間だと思われてしまうし……もう諦めて白状するか…ん、これは…！？）

美少女「先生の続きを読めばいいんですよね？では、読みます」

美少女（……ふぅ、なんだ…私、教科書忘れてないんじゃん…さっき机や鞄の中見たときはなかったけど、見落としてたのか…それにしてもこんなに汚い教科書だったっけ……でも裏に私の名前が書いて……ない？何で、俺君の名前が…？）

先生「次は俺君、読みなさい」

俺「すみません、教科書忘れたんで読めません」

先生「は！？何で教科書を忘れたんですか！？あなたはいつも授業態度は不真面目ですし、宿題をしてこないこともありますし、やる気はあるんですか！？廊下で立っていなさい！」

美少女「ヤバイ…この完璧超人の私がまさか教科書忘れてしまった！？」 俺「…」

美少女「ヤバイ…この完璧超人の私がまさか教科書忘れてしまった！？」　俺「…」