男「えっ？ な、なっ、何これ？ 女の子になってる！？」

1 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 01:35:04.11 ID:ItKLsM+sd.net

男「もう朝かぁ……。ふぁ〜良く寝た……」

目が覚めた男はベッドの上で大きく伸びをした。

男(んっ？ あれ……？ なんか体に違和感が……)

違和感を感じた男は身体のあちこちを触ってみる。

男「あるべき所にあるべき物が無い……？」ｻﾜｻﾜ

男「ないべき所にないべき物が有る……？」ﾑﾆｭﾑﾆｭ

男「えっ？ な、なっ、何これ？ 女の子になってる！？」

男「あはは、夢？ きっと夢だよね」ｷﾞｭｯ

男は自分の頬をつねるという古典的な方法で夢と現実を確めてみた。

男「いたっ！」

男「嘘！？ 夢じゃない……」

2 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 01:36:45.60 ID:Y8EGLYhy0.net

ゆかいなゆかいな大脱走ｗ

3 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 01:37:04.86 ID:DVXYCJ4B0.net

男なのか女なのかはっきりしろ

4 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 01:37:35.76 ID:g9fo1Rr0a.net

ワイワイワイドな大脱走ｗ

5 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 01:38:06.78 ID:oBCsTLhD0.net

チンがねえ！

6 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 01:38:34.34 ID:ItKLsM+sd.net

男「ど、ど、どうしよう……女の子になってる！？」

男「なにこれ……？ どういう事なの？」

男母「男ー、今日も友君が迎えに来てくれたわよ、起きてるのー？」

パニックに陥っている所に、階下から聞こえる母親の声が焦りを余計に加速させる。

男(えーっ友！？ もう来ちゃったの？ あーどうしよう……)ｳﾛｳﾛ

男が部屋の中を右往左往している間にも、トントンと男友が階段を上がって来る足音が迫ってきている。

男「ちょ、ちょっと待って……」

男友「男入るぞー？」ｺﾝｺﾝ、ｶﾞﾁｬ

男「開けちゃ、だ、ダメーっ！」

7 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 01:39:31.33 ID:mskoPEAU0.net

終了

8 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 01:43:35.28 ID:ItKLsM+sd.net

男友「ん？ 開けちゃ駄目ってなんだ？ 布団なんか被ってどうしたんだよ？ ほら早く用意しないと遅刻すんぞ」ｶﾞﾊﾞｯ

男(あーっ、終わった……もう駄目だ〜)

布団を剥がされた男は観念して目を瞑った。

男友「よっ、おはよ。男」

男(あれ？ 友は体の変化に気づいてないのかな？)

男は不審に思いながらも挨拶を返しつつ、鏡を求めてベッドを降りた。
そして鏡に写った自分の姿を見て何故男友が気づいてないのか理解した。

男(見た目はあんまり変わってない……？)

男友「？」

男(そっか、ダブダブのパーカー着てるから、胸の膨らみも隠れてるし、これなら分からないのかな？)

9 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 01:46:14.84 ID:enAZvdKq0.net

いきなり女になったら体だるくてやばいだろうな

10 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 01:47:43.46 ID:VsbGaMCj0.net

>>9
そうなの？

11 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 01:48:06.95 ID:Hfsdbe3j0.net

顔変わってないとか悲惨すぎだろ

12 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 01:48:18.26 ID:ItKLsM+sd.net

男友(はぁ……それにしても今日も男は可愛いなー……)ﾎﾟｰｯ

男友(男とは思えないサラサラの綺麗な黒髪、大きな瞳に長い睫毛、高い鼻筋、エクボが可愛い桃色の頬、ぷっくらと柔らかそうな唇……
背の低い華奢な身体、長い手足、決めの細かい白い肌……)ｼﾞｰｯ

男「ねぇ、おーい？ 友ー？」

男友(うーん、何度見てもやっぱり女の子にしか見えねーよな……。あーっ！ こいつが女の子なら間違いなく告白してんのにな……)

男「友ったらー！」ﾊﾞｼｯ

男友「いてっ！」

男「もーっ、さっきから何ボーッとしてるの？」

男「僕着替えるから、ちょっと部屋の外に出ててよ」

男友「はっ？ 別にいいじゃん。俺ら男同士なんだしよ」

男「ううっ……そ、それは……」

13 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 01:49:34.99 ID:3wr4k7SpE.net

使い回し過ぎるネタ

14 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 01:49:47.06 ID:tIgeDfQD0.net

やったぜ早速オナニーだってならないとか頭おかしい

15 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 01:49:51.45 ID:xy7Ud77o0.net

なにこれホモのプロパガンダ？

16 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 01:50:39.60 ID:4n21uRGP0.net

ボクガールかよ

17 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 01:52:26.97 ID:3ORsA0F8d.net

ありきたりすぎてつまらんし痛々しいからもうやめとけ

18 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 01:52:28.95 ID:ItKLsM+sd.net

男「だっ、駄目だよっ！ 親しき中にも礼儀有りって言うでしょ？ そう言う事なんで出ててね」ﾆｺｯ

そう言って男は笑顔を浮かべ、男友の背中を両手で押し、部屋の外へと追い出す。

男友「あっ、おいっ！」ﾊﾞﾀﾝ

男友(ちぇっ……男同士なのに何を気 にしてんだ、あいつは)

男(どうしよう……何もしないと、この胸結構目立つよね……？)

胸の膨らみを恨めしそうに見つめながら、男はどうするか思案する。

男(取り敢えず、救急箱に入ってる包帯でも巻いて……)ｷﾞｭｯ

男「痛っ！」

男(うぅ、ちょっと苦しい……けど……これなら目立たない……かな？)

19 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 01:53:12.28 ID:Hfsdbe3j0.net

>>15
プロパガンダってあの女装イベントの？

20 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 01:54:06.49 ID:C89z2Ky80.net

地の文がきっつい

21 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 01:56:14.31 ID:enAZvdKq0.net

>>10
筋力差あるやん？

22 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 01:57:46.67 ID:ItKLsM+sd.net

ｶﾞﾁｬ
男「ごめんね。お待たせ」

男友「待ちくたびれたぜ」

男「さ、学校行こ」ﾆｺｯ

男友「ん……ああ……」

男友(それにしても……変だな？ いつにもまして男が可愛く見える……？)ｺﾞｼｺﾞｼ、ｼﾞｰｯ

視線を感じた男は首を傾げ、男友に声をかけた。

男「んー？ どうしたの？ ともぉ？ 早く行こうよ。遅刻しちゃうよ」

男友(……小首を傾げるな。女の子かお前は！ 可愛いすぎんだろ……)

男「？」ｷｮﾄﾝ

23 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 02:00:23.05 ID:f5kTyRlN0.net

オカマはちょっとキモいですね..........

24 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 02:05:08.49 ID:ItKLsM+sd.net

男友は一月前に引っ越してきた男に、初めて出来た友達だった。
昔から女の子みたいな外見だった男は、虐めや、からかいに遭う事が度々あった。
また内気で引っ込み思案な性格が災いして友達作るのも苦手だった。
転校してきたばかりで、緊張していた男は最初誰にも打ち解ける事が出来なかった。そんな男に最初に声をかけたのが男友だった。

男友「どうだ？ もう街にも学校にも慣れたか？」

男「うん、おかげさまで大分慣れたよ」

男友「そか、良かったな」

25 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 02:16:30.18 ID:ItKLsM+sd.net

男「ね、所でなんで友は毎日僕の家に来てくれるの？ 大変じゃない？」

男友「ああ、お前の役に立ちたくて、引っ越してきた当初お前誰とも話さないし、殻に籠ってるというか、なんというかさ」

男「だ、だって緊張してたし、こんな容姿だし、また馬鹿にされるのかなって思ったから……」

男友「馬鹿だな、そんなつまんない事を気にしてたのか？」

男「だって……今まで色々あったんだもん……」

寂しげな横顔が過去の出来事を想像させた。

男友「ま、今が良ければ、過去の事なんてどーでもいいべ？」

男「うん、そうだね。友は優しいね」

男友「ま、まあな」

男友(こいつはこいつできっと色々苦労してるんだな、俺が守ってやらないとな……)

26 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 02:16:37.31 ID:Y1ELXg7t0.net

http://imgur.com/JOcibLP.jpg

27 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 02:20:32.62 ID:ItKLsM+sd.net

ー学校ー

男(学校着いたけど、大丈夫かな？ ばれないかな……)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

女「男君おっはよー」ﾎﾟﾝｯ

男「ひゃっ！」ﾄﾞｷﾝ

そんな事を考えていた矢先に背後から突然肩を叩かれた男は、文字通り飛び上がった。

女「わっ！ 軽く肩を叩いただけで、そんなに驚かないでよー」ｱﾊﾊ

男「なっ、なんだ、女さんかぁ……びっくりしたぁ……」

女「ビックリしたのはこっちだよ、どうかしたの？」

男「う、ううん、べっ、別になんでもないよ。本当に」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

男は誤魔化す為、必要以上に大袈裟に首を振った。

女「？」

28 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 02:28:15.65 ID:ItKLsM+sd.net

男友「なんだよ女、俺には挨拶なしかよ」

自分には挨拶をしない幼馴染みに男友は不満げに言った。

女「なんだあんたも居たの？」

男友「この扱いの違いは……」

女は男友の幼馴染みで、クラス委員を務める優しい、しっかり者の女の子だ。

女「ふんっ！ あんたなんかに挨拶する必要なんてないわよ！」

男(相変わらず、友には厳しいな……あはは……。でも、しょっちゅう喧嘩してるけどホントはきっと仲が良いんだよね？ 喧嘩する程仲が良いって言うしね)

男友「ひっ、酷ぇ……うわーん、男〜。女が苛めるよー」ｷﾞｭｯ

男「ちょ、とっ、友、離して……」

男友(はぁ……良い匂いがする)ｸﾝｸﾝｽｰﾊｰｽｰﾊｰ

女「こら、変態。どさくさに紛れて男君に抱きつくな」ｽﾊﾟﾝ

男友「いてぇな！ 誰が変態だっ！ 男同士の只のスキンシップだろうが！」

女「男君が困ってんでしょ！ がさつなあんたと違って男君は繊細なんだからねっ！」

29 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 02:34:40.50 ID:ItKLsM+sd.net

女「第一あんたが、男君に抱きついてると、絵的に女の子が襲われてるみたいに見えるのよ！」

男友「……その例えは、いくらなんでも酷すぎじゃないか……？」

女「だってホントの事じゃん」

男友「流石の俺でも傷つくぞ……」

女「男君もあんまり優しくしたら駄目よ。こいつすぐ調子に乗るから」

男「う、うん……」

男友「えーっ……そんな事ないよな？ 只のスキンシップだよな？」

男「う、うん……」

男友「ほら、女も聞いただろ？ 俺ら親友だもんなー」ｴﾍﾝ

女「たくっ、こいつは……男君も遠慮しないで、ホントに嫌な事は、嫌って言わないと駄目よ？」

男「で、でも、友は優しいから……」

男友「さすが男は分かってるぜ、女とは違うなー」

女「お前は……すぐ調子に乗るなーっ！」ﾋﾞｼｯ

男友「いてっ！」

30 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 02:40:52.65 ID:ItKLsM+sd.net

男「ね、友〜？ そういえば、今日の1限って何だっけ？」

男友「体育だろ？」

男「た、たっ、体育！？」ｶﾞﾀｯ

男友「そうだけど……どうした？ そんなに焦って？」

男(着替えどうしよう……)

男友「おい？ 男大丈夫か？」ﾕｻﾕｻ

男「あっ、うん……大丈夫……」

男友(何だ？ どうしたんだ？)

31 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 02:42:00.96 ID:hGRFTm5x0.net

ありきたりすぎる、はよ

32 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 02:50:14.75 ID:ItKLsM+sd.net

男友「おーい、早くグラウンドに行かないと体育教師に怒られんぞ」

男「う、うん……」

男友「皆もう行っちゃったぞ。教室に残ってるの俺達だけだ。お前も早く着替えろよ」

男「ね、ねぇ、ちょっとの間だけ後ろ向いててくれないかな？」

男友「なぁ？ さっきも着替え見られたくないとか言ってたけど、俺の事そんなに嫌いなのか？」

男「そ、そんな事ない。嫌いな訳ないよ……友はこの学校で初めて出来た僕の大切な友達だもん……」

泣きそうな顔の男は大きく頭を振った。「」

33 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 02:53:35.17 ID:ItKLsM+sd.net

男友「じゃあ何で？」

男「あの……その恥ずかしい……から」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

男友「男同士なのに？」

男「うん……」

男友「全く仕方ねーな」ｸﾙｯ

男友はそう言うと、くるりと体を男の反対側に向けた。

男友「ほらよ、これでいいのか？ はよ着替えちゃえよ、遅れるぞ」

男「ごめんね……ありがと」

男友「謝るなよ、別にいいよ」

34 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 02:55:04.61 ID:bi0zQ/8la.net

なんでこんなにカマ口調なんだ

35 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 03:04:35.25 ID:ItKLsM+sd.net

ー教室前廊下ー

DQN(あーあ、体育なんてかったるくてやってらんねーし……教室で寝るか)ｽﾀｽﾀ

DQN(ちっ、まだ誰か居やがる。早く出ていけよな……)

教室内に人が居る気配を感じたDQNはそーっと中を覗く。

男(早く着替えないと……)

男(やばっ！ 包帯が弛んでる。結び直さないと……)ｽﾙｽﾙ

男(もっと強く縛らないと、ばれちゃう……痛っ……)ｷﾞｭｯ

DQN(！？ 男が女？)

男友(なんでそんなに見られるのが、嫌なんだろう？ 見るなと言われると余計に気になるな)

男友(ちょっと見る位なら……いや、ダメだ！ 男は俺の事を信頼してるんだ。でも見たい、うー……)

男「お待たせ。ごめん、変な事頼んで……」ﾊｧﾊｧ

男友「あ、ああ、じゃあ急いでグランド行こうぜ」ﾀﾀﾀｯ

男「うん」ﾀﾀｯ

DQN(とんでもないもの目撃したぜ。あいつ女だったんだ。くくっ、こりゃいいや)

36 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 03:09:12.50 ID:ItKLsM+sd.net

眠い寝る

37 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/02/14(土) 03:09:54.49 ID:yBt0AEZc.net

続き書けおら