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週末夜だし安価でSS書く
- 1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/27(金) 23:17:03.30 ID:/ZS5Ops90.net
- 登場人物
>>3
>>5
- 2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/27(金) 23:17:45.11 ID:7IrKQ1yx0.net
- マリオ
- 3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/27(金) 23:17:48.89 ID:FKlsmwmla.net
- 俺
- 4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/27(金) 23:17:49.35 ID:xOGRYKQO0.net
- カブトムシ
- 5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/27(金) 23:17:48.92 ID:FKlsmwmla.net
- 俺
- 6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/27(金) 23:17:59.86 ID:7IrKQ1yx0.net
- カオス
- 7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/27(金) 23:20:56.60 ID:8uzEztB9d.net
- 期待
- 8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/27(金) 23:22:59.59 ID:/ZS5Ops90.net
- ――ガチャッ
俺1「…………」
俺2「…………」
――ガチャンッ
俺1(……いやいや寝不足で幻覚でも見たかな……)
俺1(……今しがた、トイレの中にうんこしている『俺』がいたように見えたが……)
俺1「……うーむ」
――ガチャッ
俺2「…………」
――ガチャンッ
俺1(……いやいやいやいやいや!!!)
俺1(なにこれ、世にも奇妙な物語的な?)
- 9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/27(金) 23:27:09.50 ID:/ZS5Ops90.net
-
――ガチャッ
俺1「……あの」
俺2「……入ってます」
俺1「あ、さーせん……」
――ガチャンッ
俺1(確かに同じ『俺』とは言え、うんこしているところを見られるのは嫌か……)
俺1(親しき仲にも礼儀あり、だよな)
俺1「…………」
- 10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/27(金) 23:27:56.21 ID:/ZS5Ops90.net
- ――ジョォォォォオオオオオ……
――ガチャッ
俺2「……どぞ」ササッ
俺1「あ、うす……」
――ガチャンッ
俺1「……ふぅ」
俺1(……さて、どうしたもんかな)
俺1「……」
俺1(とりあえずうんこするか……)
- 11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/27(金) 23:31:43.19 ID:/ZS5Ops90.net
- ――ジョォォォォオオオオオ……
――ガチャッ
俺1「……ふぅ」
俺2「……あの、いっすか?」
俺1「あ、どぞ……」
俺2「ここ、俺の部屋なんすけど……あなた、誰っすか?」
俺1(……何言ってんだコイツ。ここは俺の部屋だ……)
俺2「自分、昨晩はだいぶ酔ってたみたいで、あなたを泊めたの全然覚えていなくて……」
俺1「はぁ」
俺2「……すみません」ペコッ
俺1「いや、謝らないでくださいよ。俺も全然状況飲み込めてねぇんすから……」
- 12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/27(金) 23:32:30.74 ID:P7U4SC2l0.net
- >>11
酒は飲んだのに?
- 13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/27(金) 23:36:59.20 ID:/ZS5Ops90.net
-
俺2「あ、そうだ、朝ごはん食べます? これも何かの縁ですし……」レイゾウコパカッ
俺1「あ、これはご丁寧に……」
俺2「ランチパックしかねぇですけど……」
俺1(そのランチパックは確かに俺が一昨日の夜にファミマで買ったヤツだ……)
俺1(もう、何がなんだか……)
俺2「いやぁ、それにしても、あなた……俺と顔そっくりっすね……」
俺1「あー、それ俺も思ってたんすよ……」
俺2「あはは……」
俺1「あはは……」
俺1(笑う時の表情まで一緒だ……)
俺1(コイツ、一体何者なんだよ……)
- 14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/27(金) 23:38:49.13 ID:7IrKQ1yx0.net
- はよ
- 15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/27(金) 23:42:52.71 ID:/ZS5Ops90.net
- ――ピーンポーン
俺1・2「「あ、はーい!!」」
俺1「…………」
俺2「…………」
俺1「えーと、誰か来ましたね」
俺2「そっすね……ちょっと出てきます」スタスタ
俺1「…………」
俺1(いや、なんで行かせてんだよ! ここは俺の部屋だぞ? アイツは誰かわからんヤツだぞ?)
俺1(なんで俺がアイツの部屋に泊まった行き連れみたいになってんだよ!!!)
- 16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/27(金) 23:45:55.00 ID:/ZS5Ops90.net
-
――ガチャガチャガチャッ
俺2「ちょっ、今はよくわかんないことになってっから後に……」
女「まさか先輩、部屋に女を連れ込んでるんじゃ……!」
俺2「違う! それはない! 絶対ない! ありえない!」
女「慌てて否定するところが怪しいです。もう完全に黒です、真っ黒です、私たちのお先も真っ暗です!!」
俺2「待て、違うんだ、誤解だ、ちょっと待て!」
女「どいてください!!!」ドンッ
――スタスタスタッ
女「さあ、どこに隠れているんですかこの泥棒猫!!」
俺1「…………」
女「…………」
俺1「…………よ、よぉ」
女「…………え」
- 17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/27(金) 23:49:27.47 ID:7IrKQ1yx0.net
- それでそれで
- 18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/27(金) 23:51:06.55 ID:/ZS5Ops90.net
-
……
女「どういうことですか先輩」
俺2「いや、もう何が何だか……」
俺1「それはこっちの台詞なんだが……」
俺2「うん、いやね、俺も気付いてたよ、お前絶対俺だろ、って」
俺1「俺もだわ」
女「ちょっと待って下さい、思考が追いついていません、え、なんで先輩が二人いるんですか?」
俺1「知らねえよ……。まさかお前、昔生き別れた双子の弟とかか?」
俺2「そんなわけねぇだろ……」
俺1「じゃあ何なんだよ、誰なんだよお前」
俺2「俺は俺だよ。お前こそ誰だよ」
俺1(畜生……どうなってやがんだ……?)
- 19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/27(金) 23:52:10.39 ID:FKlsmwmla.net
- はよはよ
- 20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/27(金) 23:56:37.52 ID:/ZS5Ops90.net
-
女「もういいです、この際先輩が増殖しているのはどうでもいいです」
俺1「いや全然良くないんだが」
女「今日という今日は、返事を聞かせてもらいます」
俺2「おい待て、今は状況が状況だし……」
俺1「そうだぞ、やっぱり良いこと言うなぁ俺は」
女「俺同士二人で結託しないでください」
俺1「別に結託はしてないが」
俺2「全然仲は悪いが」
女「さて、では返事を聞かせてもらいましょうか。でないと、先輩が増殖したってフジテレビに言いますから」
俺1「おい、俺を脅すのか?」
女「そうです。先輩は乙女であるところの私を待たせ過ぎました。もう待てません」
俺2「全然待ってもらわなくていいんだが」
女「待てないので、こっちからガツガツいくことにしました」
俺1「はぁ」
女「答えてください! 私と付き合うんですか、付き合わないんですか!?」
- 21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/28(土) 00:03:19.29 ID:LvRWotqw0.net
-
俺1(一月前、俺はサークルが同じ一つ下の後輩である女に告白された)
俺1(元々仲は良かった……というか付きまとわれていたし、俺も俺で満更でもなかった)
俺1(すぐにオーケーしても格好がつかないので俺は返事を待ってもらうことにした)
俺1(もちろん、その日の晩にオーケーするつもりだったが)
俺1(しかし、その夜、事態はより複雑になる)
俺1(一つ上の先輩である先輩に、電話で告白されたのである)
俺1(夜なのに青天の霹靂を味わった俺は、それから一ヶ月どちらへの返事も渋り続け……)
俺1(……挙句の果てに、俺は増殖までした)
- 22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/28(土) 00:07:45.94 ID:LvRWotqw0.net
-
女「さあ! さあ! どうするんですか!?」
俺1「うーむ……」
俺2「そうだな……」
俺1(……待てよ)
俺1(今なら『俺』は二人いる。だったら、どちらからの告白も受けることが出来るんじゃないのか?)
俺2「……ふむ」チラッ
俺1「……」チラッ
俺1(もう一人の『俺』もそのことに気付いたか……)
俺1(……よし)
俺1「わかった。女、付き合おう」
- 23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/28(土) 00:13:47.47 ID:LvRWotqw0.net
-
女「……は?」キョトン
俺1「いや、なんでそんな驚いた顔してんだよ。だから、付き合おうって」
女「え、えぇええぇえええっ!? こ、困ります、いきなりそんな……こっちにも心の準備というものが……!」カァァァ
俺1「お前から返事の催促してきたんだろうが……」
女「いや、まさか、ほんとに今日お返事がもらえるとは思ってなくて、えと、どうしよ、えーと、えと……」ブツブツ
俺2「うむ、何はともあれお幸せにな!」
俺1「……ちょっと耳貸せ」
俺2「……おう」スッ
俺1「お前は先輩の告白にオーケーしろ」
俺2「わかってるぜ」
俺1「で、一日ごとに交代でどうだ?」
俺2「おお! まさに俺が考えていたことと一緒だ! さすが俺!」
俺1「ふふ……」ニヤリ
- 24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/28(土) 00:17:10.66 ID:6qSpsbvAa.net
- ID変わったが
俺だ
- 25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/28(土) 00:21:03.83 ID:wX5L1WoR0.net
- はよ
- 26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/28(土) 00:23:39.67 ID:LvRWotqw0.net
- 女の部屋
俺1「あーなんだか悪いな」
女「と、当然ですよね、私と先輩はもう……その、恋人、なんですから……」カァアア
俺1「そうだな」
俺1(俺と俺が同じ部屋で生活するのはまずいので、俺は今日から女と同居することになった)
俺1(と言っても、明日になれば交代なので、俺は自分の部屋に戻ることが出来るのだが)
俺1(そして、女の部屋に来る途中にドコモに寄って新しいスマホを手に入れた)
俺1(これで、もう一人の俺といつでも連絡が取れる)
女「先輩……えと、その……二人っきり、ですね……」
俺1「まあここお前の部屋だしな」
女「二人ですることと言ったら……」
俺1「マリカだな」
女「ぶぅぅぅぅぅぅぅぅううううん!!!」
- 27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/28(土) 00:25:27.21 ID:LvRWotqw0.net
- 飽きたんだが
お前らも飽きただろ?
- 28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/28(土) 00:26:42.63 ID:wX5L1WoR0.net
- 飽きた
- 29 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/03/28(土) 00:27:41.30 ID:LvRWotqw0.net
- 寝て明日に備えようぜ
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