ホームレス「ホームレスです。今日からよろしくお願いします」

1 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 12:16:56.791 ID:Q1XmKlIqK.net

-ある日の朝礼-

支店長「〜〜４月から新入社員が入ることもありますし全員で心機一転の意味も込めて整理整頓を〜」

俺(はあ頭いてえな…まあ今日乗りきりゃ連休だ…バフォリン飲んどくかあ…)
支店長「まだ皆さん慣れてないはずです怪我などないように〜を扱って下さい。私からは以上です。何か報告等ある方はいますか。」

ホームレス「あ、はい」

俺(んん？なんだこの小汚ない男は？どっから迷いこんだ？)

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

先輩A「なんだ？あいつ?いたか？」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

先輩B「あ、さっきまで洗い場で水飲んでたんですが…水飲んだら消えると思ったから無視してたんですが」ﾎﾞｿﾎﾞｿ


ホームレス「ホームレスです。今日からよろしくお願いします」


ｻﾞﾜ ｻﾞﾜｻﾞﾜ


支店長「えっと…どちら様でしょうか？」

2 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 12:22:37.490 ID:Q1XmKlIqK.net

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

ホームレス「あ、聞いてないでしょうか？○○商事さんから紹介されてきたんですが」

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

支店長「え？○○商事？…??………あの、私どもは本社から何も聞いてませんが？」

ホームレス「あ、いえ本社？は関係ありません。○○商事さんから直接紹介されてきました。」

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

俺(支店長…かかわるな。早く追い出せ)

支店長「とりあえず確認をとってみますので応接室にどうぞ」

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

先輩A「また」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

俺(なん…だと？)

先輩B「まあ大事にはならんでしょ？」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

3 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 12:27:54.919 ID:+Q0o9vxop.net

とりあえず支援？

4 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 12:28:50.338 ID:rLPJm8PQd.net

続けて

5 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 12:35:25.510 ID:Q1XmKlIqK.net

支店長「あ、>>1くん、私ちょっとこれからしばらく手が話せないからホームレスさんにお茶出してて」

俺「はい」(おいおい)

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

ホームレス「あ、この方についていけばいいですか？」

支店長「はい、申し訳ありませんが１時間ほどお待ちください」

俺「では、こちらへどうぞ」

ﾋﾟﾛﾋﾟﾛ

俺(ん？A先輩からメールか…なになに……お土産隠せ………意味わからん)

ホームレス「>>1さんですね？これからよろしくお願いします」

俺「あ、はいこちらこそ」

6 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 12:40:27.913 ID:Q1XmKlIqK.net

-応接室-

俺「失礼しまーす」

事務員「あれ？>>1くんどうしたの……ひっ」

ホームレス「今日からお世話になるホームレスですよろしくお願いします」

事務員「………は？」

ホームレス「……」


俺(女ってこういうとき柔軟性がないよな)

事務員「>>1くん！ちょっと来て」ｺｿｺｿ

俺「あ、ホームレスさんここで座ってお待ちください」


ホームレス「はい」ｼﾞｰ


お土産のお菓子(……ひっ)

7 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 12:47:49.501 ID:Q1XmKlIqK.net

-物陰のシンク-

事務員「何よ？あれ」

俺「し、知りませんよ？ホームレスのホームレスさんじゃないですかね？」ｺﾎﾟｺﾎﾟ

事務員「いや、何言ってるの？そうじゃなくてなんで応接室に通したの？また支店長？」

俺「はい、支店長です」ｼﾞｮｰ

事務員「なんなの今日からよろしくって今日から働くの？」

俺「いやあそれはないと思いますよ？まず支店長が何も聞いてみたいでしたし、朝礼に紛れ込んだホームレスじゃないですかね？」カチャカチャ

事務員「他になんか言ってた？」

俺「○○商事さんから紹介されて本社は関係ないとか意味不明なこといってました」

事務員「○○商事？確かにそう言ったのね？ちょっと支店長より先に知り合いにそれとなく聞いてみるわ」
俺「…はあ」

8 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 12:54:02.402 ID:Q1XmKlIqK.net

-応接室-

ホームレス「んがっごっご」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ


俺(うわあお菓子ほとんど食いやがったそれ全員に配るお土産だぞ…しかもギャグみてえな苦しがりかただな)

ホームレス「…フーフー」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

俺「あ、お茶どうぞ」

ﾊﾟｼｯ


ホームレス「ぐびぐび」ｺﾞｸｺﾞｸ


俺「あ、良かったらおかわりどうぞ(お茶)」

ホームレス「……フーフー…あ、そうですか？それならちょっと甘いものばかりで胸焼けしてきたので塩辛いものないでしょうか」


俺「あーすみませんしょっぱいのはありません」


ホームレス「……」ｼｭﾝ


俺(支店長早く追い出せよ)

9 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 13:04:17.231 ID:Q1XmKlIqK.net

支店長「お待たせしました。」
ホームレス「いえ、とんでもありません」

支店長「ちょっとよろしいですか？本社でも○○商事さんでもホームレスさんのことは何もわからないとのことだったのですが」

ホームレス「ですから本社は関係ありません」


俺(いいから早く追い出せよ)

支店長「いえ、ですからそもそも○○商事さんがうちに人材を紹介するなどありませんよ」


ホームレス「いえ、今さらそんなことを言われても困ります。どうやって帰ったらいいのですか？」

支店長「と、おっしゃいますと？」

俺(いいから早く追い出せよってどうせ俺が町まで送れって展開だろうな)

ホームレス「とりあえず1ヶ月働かせて下さい」

支店長「え？働くの？………いや、そんなわけには」

俺(いいから早く追い出せよ。そういうやつはアンタの優柔不断さにつけこんで来るんだよ)

ホームレス「とりあえずこのままでは申し訳ないので清掃始めます」

支店長「あ、なら磨いて欲しいところがあるのですが、作業着はお持ちですか？」

俺 「…………」

10 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 13:06:30.411 ID:Q1XmKlIqK.net

奇跡が起きた

ホームレスはアホを上手く丸め込みタイムカードと作業着をゲットした

そして金曜日だったその日ホームレスは1日中機械を磨いた

11 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 13:10:16.366 ID:rLPJm8PQd.net

ワロタ

12 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 13:11:39.540 ID:Q1XmKlIqK.net

-更衣室-

事務員「とにかくさあの男○○商事さんにも現れたらしいわ。なんか妙に事情通で堂々としてたってさ」

俺「そこではどう対処したんですか？」

事務員「いや、即追い出したらしいよ」

ホームレス「すみませーん」

俺「…」

事務員「…」

ホームレス「すみませーん誰かいませんかあ？」

俺「そういやあいつ車無しでどうやって家に帰るんですかね？」

13 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 13:13:50.856 ID:mQ4aUtFf0.net

やりおる

14 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 13:15:35.039 ID:6zgKVlm30.net

なんなんだこれは

15 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 13:19:09.548 ID:Q1XmKlIqK.net

事務員「………」

俺(はいはい俺ですね)

ホームレス「すみませーん」

俺「どうかしましたか？」
ホームレス「私はどこで寝たらいいでしょうか？」

俺「いや、帰ってくださいよ。てか鍵閉めるんで(事務員さんが)とりあえず事務所から出てくださいよ」
ホームレス「は？私はどこに泊まれb………っていたたた」

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ ｸﾞｲｸﾞｲ ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

俺「ちっ調子乗りやがって」

事務員「ちょっと中から鍵かけたの？あとで鍵かけるときいたらどうするのよ？」

俺「………え？(イメージがわかない)」

事務員「だから私たちが帰るとき外に立ってたらどうするのよ？」

16 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 13:23:05.100 ID:QrS7ACKyK.net

完

17 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 13:28:53.664 ID:Q1XmKlIqK.net

ﾋﾟｯﾋﾟｯﾎﾟｯ ﾄｩﾙﾙﾙ

事務員「あ、支店長ですか？あの人まだいるんですけどどうするんですか？……いえ、帰ってませんよ!!そもそもあの人ホームレスなんじゃないんですか？」

俺(ホームレスだと？…いやまさかさっき冗談でホームレスのホームレスさんなんて言ったが…ホームレスの野郎ホームレスなのか？)

ｽﾀｽﾀ ｽﾀｽﾀ ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

ホームレス「あ、>>1さん、私たちはどこに泊まれば？」

俺「いやいや、早く家に帰って下さいよ？まさかあなたホームレスじゃないですよね？」

ホームレス「………」ｷﾞｮﾛ

俺(…………なんだ？目がシャメに？それに…私たち？)

ホームレス「……いえ、昨日まで○○商事の寮に住んでたのですが今日からここで働くことになってたので」

俺(あれ？こいつ…もしかしたら思ったより危険人物か？)


事務員「……」ｸｲｸｲ


俺(隠れて手招きしてないで自分が喋れよ)ｲﾗｲﾗ

18 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 13:35:47.122 ID:Q1XmKlIqK.net

俺(支店長が外回りから帰って来るまであと１時間…先輩たちは帰ったが…まだその辺にいるはず)

事務員「…」ｵﾛｵﾛ

俺(俺は下手に動かないほうがいいか？だがこのまま支店長と事務員に対処を任せたら土日ひ事務所に泊まれとかいいかねんな)

ホームレス「……」

俺「まあ、とりあえずお疲れさまでしたー」

事務員「ちょっとバカじゃないの？１人にしないでよ(事務員さんは支店長帰るまで帰れない)マック好きなの奢るからしばらくいてよ」

ホームレス「…」ﾋﾟｸ

俺(こいつマックに反応しやがった。まさかこの状況でマックやらなんやら自分に関係あるとでも？)

19 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 13:41:53.161 ID:Q1XmKlIqK.net

俺(てかこいつも鉄の精神力だな。聞こえるように騒いでるのに肩身が狭くないのか？)

ホームレス「あの…あと食事は何時ごろになるでしょうか？」

事務員「……」

俺(また斜目になったな)

ホームレス「食事付きで部屋も用意するから身１つで行けばいいと言われて来たのですが」

俺「誰に？」

ホームレス「○○商事さんです。」

事務員「そこアンタなんか知らないって言ってたわよ？早く帰れば？」ｷﾞｭｯ

ホームレス「とは言われても困りますよ。何も持たないで来たんです。せめて今日一晩泊めて下さい」

20 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 13:44:59.147 ID:Q1XmKlIqK.net

俺(K扎呼ぶか？おそらくこいつ別の意味でおかしいな)

ホームレス「……」

事務員「……」

ｷｷｰ ﾌﾞﾛﾛﾛ

俺(あ、支店長だ。さすがにあのバカでもこっから事態を悪化させることはないだろ？)

事務員「ほっ」

21 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 13:51:15.481 ID:Q1XmKlIqK.net

支店長「………」ｲﾗｲﾗ

ホームレス「支店長お疲れ様です。」

支店長「ちょっと確認取ったんですがあなた○○商事さんとなんの関わりもないじゃないですか!!○○商事さんにも今みたいな感じで現れたって聞きましたよ!!」ｲﾗｲﾗ


ホームレス「……」

俺(また斜目に…嘘をつくとき斜目になるのかな？って支店長…いまさらそこ？)

支店長「どうなんですか？」

ホームレス「○○商事？なんですか？それ」


支店長「え？」

ホームレス「私は本社から派遣されてきたんですが」
支店長「え？いや、でもさっき確認……いや、そういや本社のほうには連絡来てないか見ただけだな、あれ？でももう本社の人たちも帰ったはずだし？」ｼﾄﾞﾛﾓﾄﾞﾛ

俺(いや、相手にするなよ)

22 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 13:53:10.940 ID:Q1XmKlIqK.net

支店長「しかたないとりあえず事務所は閉めるんで私の家に来てください」

これが先週の金曜日の出来事なんだが？

23 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 14:11:12.898 ID:+Q0o9vxop.net

いや警察呼べよ

24 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 14:34:44.371 ID:A2PO8MGK0.net

さすがに嘘だろ

25 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 14:43:15.008 ID:v33ooTD00.net

はいはいアフィアフィ

26 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/30(月) 14:43:56.041 ID:/vcW+sfD0.net

くぅ〜疲れましたw これにて完結です！
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ

まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね！」

さやか「いやーありがと！
私のかわいさは二十分に伝わったかな？」

マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

京子「見てくれありがとな！
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ！」

ほむら「・・・ありがと」ﾌｧｻ

では、

まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました！」

終

まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが！？
改めまして、ありがとうございました！」

本当の本当に終わり