31歳童貞、微分積分ができれば未来は変わっていたのではないかと思う

1 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/31(火) 15:40:30.530 ID:yD7RnSQT0.net

(´・ω・｀)それだけ

2 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/03/31(火) 15:41:58.437 ID:+BfxagBD0.net

「みんなどんな反応をしてくれるかな…！」
　>>1は少年のようなワクワクする気持ちを抑えることができなかった。
「あれ？レスが１つもつかない…？」
　そんなことはありえないはずだ。
　スポーツも勉強も万能で生徒会長の>>1にとって、無視されるということは一番の屈辱である。
「もうだめだ、死のう」
　巨大匿名掲示板でのたったいちどの失敗が、>>1を追いつめたのだ。
「いつも明るい、元気な子でした」
　葬式で、母親がそう言った。
「こんな僕なんて生きてる価値ない。今までありがとう」
　>>1の部屋には書置きがあり、それを読んだ妹は号泣したという。
「今頃あの世で書き込みしていると思います」
　父親の背中がいつもより小さく見えた。
　小雨の降る、肌寒い早春の出来事だった。