同僚「取り返しの付かないミスをした」

1 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/04/05(日) 02:11:34.583 ID:3jaZJLZZ0.net

俺「一体どうした！」

同僚「こ、顧客の個人情報を…」

俺「え！！ま、まさか」

同僚「昨日徹夜中に寝ちゃって…その前にリストコピーしてたんだけど、ぺ、ペースト勝手に…寝てた時…あ、も、もう死ぬしないな…」

俺「どこに送ったんだ？」

同僚「な、死ぬしかないよな…？」

俺「落ち着け、今ならなんとかなるかもしれない、俺の質問に答えろ。どこに送ったんだ？」

同僚「お前…前一緒に死んでくれるって言ったよな…？」

俺「おい！」

同僚「すごく嬉しかったんだぞ…酒が入ってたとはいえ…いや、酒が入っているから本心なのか！嬉しいぞ。一緒に死のうなぁ」ガシッ

俺「落ち着け！落ち着け！な！」ぎゅっ

同僚「ありがとうありがとう」

2 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/04/05(日) 02:11:52.582 ID:nazzH0sk0.net

http://imgur.com/xddGyCx.gif

3 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/04/05(日) 02:15:32.775 ID:3jaZJLZZ0.net

俺「ほらよし、がんばろう、ペーストして、どこに送ったんだ？」

同僚「どこ…どこで死のうか？俺は景色の綺麗なところがいい」

俺「おい‥」

同僚「ん？」

俺「死ななくてもまだ策はあるかもしれないんだ、早く俺の質問に答えろ！」

同僚「死ななくちゃダメだろ？一緒に死ななくちゃあ。俺とお前は死んでも一緒だ」

俺「あぁずっと一緒にいてやるから、な、心配するなよ。死なせないぞ」

同僚「俺は幸せ者だぁ。俺にはお前がいるから、何も怖くないぞ！一緒に地獄へ行こう！」

4 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/04/05(日) 02:19:46.229 ID:3jaZJLZZ0.net

俺「クソ！もういい。俺一人でなんとかしてやろう」

同僚「なに…お前一人で…」

俺「お前がそうやって逃げるから！」

同僚「ダメだ。お前は俺の側にいなくちゃいけない。俺がダメになる。」

俺「もう！」カチャカチャ

同僚「なぁ、ほら、死に場所を見つけに行くんだ。こっちこいよ。一緒に行こう」グイッ

俺「おい！！！」ぺし

同僚「！」

俺「目を覚ませ！馬鹿野郎！」

同僚「覚めてないのはお前の方だ。今更何をやったって無駄だ。死ぬしかないのに。馬鹿だなぁ…」

5 ：アドセンスクリックお願いします：2015/04/05(日) 02:20:34.184 ID:JAk7t+tk0.net

ホモスレ

6 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/04/05(日) 02:22:10.980 ID:QkdlrleM0.net

はよ

7 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/04/05(日) 02:24:24.329 ID:3jaZJLZZ0.net

俺「なんでそうやって決めつけるんだ！」

同僚「だって、送ったもんは送ったんだから」

俺「すぐ消去しないと！」

同僚「いいよ、消去しようがしまいが騒ぎにはなる。それに俺たちに関係ないだろう？もうこの世にいなくていいのだからな」

俺「ばか！これで犯罪に使われたら大変だろ！罪もない人々が悲しむし辛い思いをするんだぞ！」

同僚「そうか。そんな辛い光景を見るのは嫌だよな。だからさっさとこの世からおさらばしよう！な！」グイッ！！

俺「わ！」

8 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/04/05(日) 02:29:39.760 ID:3jaZJLZZ0.net

俺「離せ！！！クソ野郎！！」ぺしぱし

同僚「お前は優しい奴だ、顔も知らない顧客の心配もするなんて」

俺「それだけじゃないぞ！もし俺らが死んだらなぁ、このミスに直接関わりのない社員だって非難されるんだぞ！」

同僚「優しいな！一番非難されるのは俺だと知って一緒に死んでくれるんだから！俺を悲しませないようにしてくれるんだ！」

俺「何言ってるんだ、そんなこと一言も言っていないぞ！むしろ逆だ！責任は自分で取れ！」

同僚「さっきと言っていることが違うな…最初は俺の罪を減らす為に何とかしようとしてくれたのによぉ、今は責任取れだなんて、そんな、あまりにも酷いんじゃあないか…」

俺「俺だってお前に悲しんでほしくないけどお前が現実逃避するから…」

9 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/04/05(日) 02:30:27.419 ID:C+eAvfEC0.net

ぺしぱしでなんかワロタ

10 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/04/05(日) 02:35:11.119 ID:3jaZJLZZ0.net

同僚「現実逃避？何言ってる死ぬのが一番正しい対処法だ」

俺「そんなことない！逃げているだけだ！」

同僚「逃げるのが正しい選択かもしれないぞ？な、俺はそうだと思うよ。嫌だぞ俺は辛い思いまでして生きるのは。お前と一緒に死にたいよぉ」

俺「ダメだ」

同僚「いいって言ったのに…死んでくれるって言ったのに…あれ、お前嘘ついたのか。嘘ついたんだな！！！！」ボコバキ

俺「うああアッ」

同僚「でも言ったぞ、お前は死んでくれるって言ったぞ。俺と一緒に。死んでくれるって。お前がいけないんだぞ。俺と一緒に死ぬって言ったから！！！！」ボコバキ

俺「ひ、ひぃっ……」

11 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/04/05(日) 02:41:19.855 ID:3jaZJLZZ0.net

同僚「俺だって最初はなんとかしようとしたんだ。だけど、後から、お前が一緒に死のうって言ってくれた事を思い出したんだ。」

俺「そ、そんな…こと言ってない！死のう、だなんて言っていないぞ！」

同僚「俺にはお前がいるからこんなミスどうでもいいかなって思ったんだ。お前のせいだぞ？責任取れよ？一緒に死のう？」

俺「ひ、お、お前それ、包丁…！ダメだそんなもの離せ…」

同僚「俺達が幸せになるにはこれしかない。」ジリ……

俺「そ、そうだ、景色の綺麗な所で死にたいんじゃあなかったのか！！な、そうだろ…？何も、こんなつまらない、オフィスで死ななくても！なぁ！」

同僚「俺はお前とだったらどこでもいいよ」

俺「俺はまだ死にたくなんか！」

同僚「そうか、だが、俺の為に死んでくれよな？仕方ない、大好きな俺の為だぞ…」

12 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/04/05(日) 02:47:59.364 ID:3jaZJLZZ0.net

同僚「知ってるんだからな…お前、俺の写真で抜いてるだろ…」

俺「！！！！」

同僚「盗撮しているんだぞ。盗聴もしているぞ…全部知っているんだぞ…」

俺「ひ、ひぃ…」

同僚「恥ずかしいよな？死にたくなるよな」

俺「うぅ…」

同僚「だから死のう？好きな俺と一緒に死ねて良かったじゃないか！」

俺「や、や…」

同僚「なんだと！！！！！！俺のこと嫌いなのか！！！この嘘つき野郎！！！死ね！！！」ブンブン

俺「ワ、ワッ！振り回すな！！やめろ！」

同僚「お前は俺と死ねて幸せ！！！俺も幸せ…何がいけない？」

俺「俺は幸せじゃない！」

同僚「嘘は良くないぞ。さぁ一緒に幸せになろう」ぎゅっ

俺「は、離せ…」

13 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/04/05(日) 02:50:59.826 ID:3jaZJLZZ0.net

同僚「ヒヒヒ…離さんぞもう離さんぞ…」ぐぐ……

俺「あ、く、くそ…」

同僚「ほら、手を繋いで心中だ！心中だ！！」ぎゅっ

俺「嫌だああ！！嫌だあああ！！こんなの、望んでないぞ！！」

同僚「ほら、じゃあお前から死ぬんだぞ…おらッ」グサッグサッグサッ！！！グリグリ…

俺「あああ！！！？あああああ！！！！！！」

14 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/04/05(日) 02:54:18.117 ID:3jaZJLZZ0.net

俺「ああ、あ……‥」

同僚「ヘヘヘ…」

俺「助…けて…おねがい……な…おねがい…」

同僚「神様が俺たちを助けてくれるだろう。俺もすぐ行くぞ…」グサッグサッ

俺「ぁ…ぅ……」ばたり

同僚「やっと死ねた、死ねたぞ。へへ、ずっと一緒だぞぉ………？」

同僚「俺も行くから………」ばたり