ぼく「わからないわからない」マキちゃん「いいから寝なさい」

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

ぼく「生きる事は、芸術でありません。自然も、芸術でありません。
さらに極言すれば、小説も芸術でありません。
小説を芸術として考えようとしたところに、
小説の堕落が胚胎していたという説を耳にした事がありますが、
自分もそれを支持して居ります。」

ぼく「これは太宰が『芸術嫌い』で言ってたこと」

ぼく「芸術家は、もともと弱い者の味方だったはずなんだ。
弱者の友なんだ。芸術家にとって、これが出発で、また最高の目的なんだ。
こんな単純なこと、僕は忘れていた。僕だけじゃない。みんなが、忘れているんだ。」

ぼく「これは太宰が『畜犬談』で言っていたこと」

ぼく「どっちが本当なんだろう」

ぼく「どっちも本当に思える」

ぼく「わからないわからない」

マキちゃん「いいから寝なさい」

ぼく「うん」

マキちゃんは、ぼくの想像上の友達です。
特に優しくはないし、ぼくのことをそれほど好きじゃないみたいだけど
ぼくに働けって言わないのはマキちゃんだけなので、ぼくはマキちゃんのことが好きです。