2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

趣味で書いた短編小説晒す

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:10:30.588 ID:J3B2Lb/X0.net
ところどころ変換ミスとか変な所とかあると思うけど気にしないで読んでくれ

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:11:19.486 ID:nAucBAN10.net
乙、感動した

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:12:35.774 ID:J3B2Lb/X0.net
夢の中の男

あるところにAという男がいた
彼は特別裕福な生活ではなかったが人並みの生活水準は満たしていた
だが彼には悩みがあった
人生がつまらないのだ
結婚などしてなくて妻子も居ない。
親は両親もすでにに寿命で亡くなってしまいアパートで一人暮らしだ。
朝起きてご飯を食べ身支度をし、いつも同じ時間の満員電車に揺られて会社に着くと仕事に励む。
前までは部下を連れて飲みに行くことがあったが最近は人間関係すら煩わしく感じるようになり飲み会などのコミニュケーションとも疎遠になってしまった。
いつも通り仕事を終わらせると見慣れた電車に揺られ帰路につく。
家に帰るとソファーに腰掛けあらかじめ冷やしておいたビールを飲む
なんやかんやこの一杯が1日の最も楽しい時間かもしれない
だが彼は酒はあまり強くない方で一杯で止めなければ気持ち悪くなってしまう
ジレンマだなと思いながら男は最後の一口を飲み干す
こんな彼でも一応趣味はあった

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:13:24.362 ID:2cjzS24s0.net
変換ミス以前に文法がおかしい

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:13:34.167 ID:J3B2Lb/X0.net
彼は釣りをするのが好きで若い頃は車で山に行き渓流釣りを楽しんだものだ。
だが今となってはそれも昔の話
休みがあっても外に行く、ましてや川釣りなどに行く気力も体力もなく
一日中家でゴロゴロしていた
お気に入りの釣竿も今では物置の隅で埃を被っている
風呂に入り歯を磨き布団に潜る
このまま目を瞑り目を覚ましたら明日になっておりまた電車に乗り仕事をし、今日とさして変わらない生活を送るのだろう
もしかしたら1日が永遠にループしているのかもしれない
このまま一生歳をとらずにこの日を過ごすのかもしれない
あぁ、俺は一体何のために生きているのだろう。お金を稼いだところで使いもしない。死ぬまで今日のような無色な日を過ごすのだろうか
そんな事を思っていたらすでに1時を過ぎている。
早く寝なければ遅刻してしまう
くだらない事を考えてる暇があったらさっさと寝よう
そんな事を思いながら男は眠りに落ちた。

6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:15:02.539 ID:J3B2Lb/X0.net
その日彼は夢を見た
それはそれはとても楽しい夢だった
まさに楽園というのが相応しいだろう。
そこには綺麗な小川が流れており周りは新緑に包まれていた
木々のいい匂いや小鳥のさえずり小川の水音。
全てが彼の心を癒した。
ふと気づくと足元に昔喉から手が出るほど欲しがっていた竿と釣り道具一式が揃えられていた。
新緑の森に澄み渡ってる小川。
これ以上ないくらいの釣りのコンディションにテンションが上がった彼は釣りを楽しむ。どんどん魚も釣れる。
こんなに楽しい思い出をしたのはいつぶりだろうか。

7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:15:55.596 ID:J3B2Lb/X0.net
鼻歌交じりで竿を握ってたら一人の男が現れた
「お前誰だ?」
彼は聞く
しかし夢の中の男は質問には答えずこんな事を言い出した
「今楽しいか?」
彼は不思議に思いながら答える
「あぁ、すごい楽しい。最近行けてなかった釣りもできてる。つまらない現実とは大違いだな」
すると男はこう提案してきた
「なら俺と少しの間体を交換ないか?お前はこの楽しい夢の中ので暮らせる。俺はお前の体で暮らす。少しの間だけだ。悪くはないだろう?」
「なに?俺が夢の中に残ってお前が俺の体に入って生活するってことか?そんなことできるのか?」
彼は疑心暗鬼になりながら聞く
すると男は
「あぁ。出来るんだ。少しだけどうだ?」
男はどうも嘘を付いてるようには思えない
また起きたら満員電車にゆられつまらない人生が待ってる
少しくらいならいいんじゃないか。
彼はそんな風に思っていた。

8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:16:39.627 ID:J3B2Lb/X0.net
そして
「あぁわかった。少しの間だけ試して見るとする。俺の体で勝手に変なことするなよ」
「わかってる。」
そう言うと男は満足そうに去っていった。
本当に夢のままで入れるのだろうか。
そんな事を思いながら釣りを楽しむ
数時間たったとき突然目の前が真っ暗になった。
体も動かない。
脳みそだけが動いて考えることは出来るがそれ以外が一切動かない
どういうことだ。魚は?釣竿は?
少しパニックになりながらも冷静に考える
もしや男が入った俺の体が目を覚ましたから夢が終わってしまったのか
あの野郎だましたな。
俺の体がまた寝るまでまだ15時間くらいある。
それまでこの何も見えない体も動かない空間で居なきゃ行けないのか
男は沈まぬ怒りを抑えてひたすら待ち続けた

9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:17:16.648 ID:MZh4KU130.net
>>6からでいい

10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:17:48.429 ID:J3B2Lb/X0.net
そしてもう何時間たったかわからないくらい時間が経った時ふっと視界が明るくなり例の小川と新緑の森が出てきた
ということは俺の体が今寝てるんだな。あいつを探し出してとっちめてやる
すると割とすぐに男を見つけた
「やいお前!俺を騙したな。俺の体が起きてる間は何もできないじゃないか。15時間以上も何もしないなんて耐えられん。こんなのだったらつまらない人生のほうがマシだ。さぁ返せ」

11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:19:04.038 ID:J3B2Lb/X0.net
が男は笑いながらこう言う
「せっかく自由を手に入れたのに放すわけないだろう
この体は今では俺のものだ。やっとこのつまらない空間から出られる。
川を見てみろ。お前が昨日釣った魚が泳いでいる。言いたいことがわかるか?つまりこの夢は一度起きるとリセットされて全く同じ夢がまた始まる。永遠ループさ。」
Aは烈火のごとく怒り男を押し倒そうとする
するとAは男の体をすり抜けた
「力づくでやろうとしても無駄だ。体が変わりたければ体の主とお互いの同意が必要だ。だがせっかく自由を取ったんだ。渡すわけにはいかない。諦めることだな」
男はそう言うと満足そうにどこかに消えた
Aは恐怖に震えた
俺は一生このままなのか
もういつもの生活には戻れないのか
つまらなくてもいい。あの人生には戻れないのか


数日後、Aは一人の女性にこう話しかけた。
「今楽しいか?楽しいなら少しの間だけ立場を交換してみないか……」

12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:19:58.405 ID:J3B2Lb/X0.net
>>9
今見たら確かにそうかもしれない

13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:21:22.020 ID:2cjzS24s0.net
>>12
何言ってんのつまらない男の生活の描写が無いだろうが
コンセプト自体は悪くも良くもないんだからあとは文なんだよ

14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:22:31.002 ID:J3B2Lb/X0.net
清潔

あるところに一人の婦人がいた。 婦人はとても綺麗好きで他人が汚いのを見るのも嫌なくらい綺麗好きだった。
あるとき町の意見交換会で婦人がこんな事を言った 「公園の砂場には沢山の蛆やら雑菌がいます。そんなものを触らせたらまだ身体が丈夫でない子供が病気になってしまいます。即刻全国から砂場を廃止すべきです」
最初は否定的な意見もあったが専門家なるものが婦人の意見が正しいと言った。

15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:24:11.018 ID:J3B2Lb/X0.net
専門家の発言の反響は物凄くすぐに政府の元へこの案件が提出され可決。
全国の公園から砂場が消えた。
またあくる日、一人の政治家がゴミ捨てをしていた。 ゴミ捨て場に行くと謎の排液で濡れた腐臭がするゴミ袋が捨ててあった。
男は「なんて汚いゴミだ。ゴミというのは汚いものだがあそこまで汚いと病気にかかってしまう。これは一刻も早く問題提起せねば」
と思い ゴミを捨てる際はガスマスクと手袋をしなくてはならない という法案を出し見事に可決。 ゴミ捨てが原因での病気が無くなった。

16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:25:33.353 ID:J3B2Lb/X0.net
ロボット会社の男が気づく
「む、このお皿の端にまだお米がこびりついている。これはいかに。やはり人間が作業するとこうなるのか。最も安全ではならない食品産業はすべて機械化にすべきだ。」
そういった内容の意見を政府に投書した。
食品産業からは職がなくなると否定的な意見が多かったが背に腹は変えられないということでこれも可決され食品産業は清潔の代名詞と言えるようになった。

17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:26:10.133 ID:J3B2Lb/X0.net
その後も「水道水をそのまま飲むことを禁止する」「ゴミ捨てはロボットに任せる」「何か汚いものを触ったら政府が開発した専用の石鹸で洗う」「1時間に一回は必ず手を洗う」など清潔に関することが多数可決された。 世の中が清潔の上で成り立ってる社会。

18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:27:02.996 ID:J3B2Lb/X0.net
そんなある時小さな田舎町で初老の男性が1人鼻風邪をひいた。
今までならそれまでだが免疫が後退している人止められることなどできるわけもなく。
鼻風邪は世界的に広まり死者を出しその死者から出る飛沫を受けたものがまた新たな病を発病しそれが変異してさらに新たな病を撒き散らし。 世界は雑菌大国となった。



19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:27:56.739 ID:GquUzV/i0.net
これをプロットとして細部を詰めて描写を具体的にしたほうがいい

20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:28:05.448 ID:2cjzS24s0.net
終わった?
終わったならちょっと話聞けやくそがき

21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:28:19.484 ID:J3B2Lb/X0.net
英雄の正体

ある村に桃太郎という青年がいた 桃太郎は人一倍優しく正義感があり力も強かった 桃太郎は里に鬼が来て暴れて金品を略奪しているという話を聞きいてもたってもいられなくなり鬼退治を決意した。 そして動物たちを仲間に連れ見事に鬼を退治し金品を奪還した。

22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:28:42.117 ID:2cjzS24s0.net
まだ続くのかよ

23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:30:47.928 ID:J3B2Lb/X0.net
>>20
すまん
ちゃんと参考にしようとは思ってる

24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:32:03.041 ID:J3B2Lb/X0.net
>>22
一応これ含めてあと二つ

25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:32:08.019 ID:0WdQe/aV0.net
星新一が好きなのかな

26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:32:43.563 ID:J3B2Lb/X0.net
桃太郎は英雄として讃えられ殿様からたくさんの褒美をもらい裕福な生活をしていた。
派手で豪華な服を着、高級肉や新鮮な魚介類に舌鼓を打ち、広い家をもらい何一つ不自由の無い生活をしていたしかしそう優遇された生活をしていると元々素朴で正義感があったとしても怠惰していく。
農民を家に招き芸をさせつまらなかったら処刑したり毎日決まった時間に自分を讃えさせるなどそれはそれは酷い有様だった。

27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:33:17.409 ID:J3B2Lb/X0.net
>>25
2〜3冊読んだことはある

28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:34:30.165 ID:J3B2Lb/X0.net
ある時桃太郎が朝起きると額の一部が盛り上がっている 。
これに気づいた桃太郎は家臣呼ぶ 「おい、朝起きたらなにか出来ていた。今すぐ村の医者を呼べ」
家臣は早馬を走らせ村に出かけた 結局医者が桃太郎の元に着くまでは2日を要した。
その間に桃太郎の額のしこりは酷くなり肌も赤黒く「医者よ、なにか俺の身体の様子がおかしい。金貨はいくらでもやる。治してくれ」
さっそく医者は治療に取り掛かるがこの時代の医学では解明できない現象だった

29 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:35:15.847 ID:J3B2Lb/X0.net
「申し訳ありません桃太郎様。現代医学ではこのような原因不明の病を治す技術はございませぬ。」 これを聞いた桃太郎は烈火の如く怒り狂い 「使えない奴だ」 と言い放ち処刑してしまった。
殿はこれに腹を立て桃太郎を捕まえ島に流した変色していた

30 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:36:53.694 ID:J3B2Lb/X0.net
その日の夜殿はおばあさんと話していた
「やれやれ、またハズレを引いてしまった。あいつも鬼の血を引いてる鬼の子だ。全く、善人の子はいないのか。」
呆れたように殿様が呟く
「さようでございましたか、今回もハズレということはまた新たな子を?」
「そうせねばならぬ。また新たな子を孤児院から連れ出し桃に詰め川に流す。明日の明朝6時に例の場所で拾って育てあげてくれ。」
「承知いたしました。今度こそ善人の子が来ることを祈っております。」
定型文とでもいった言葉を並べ終えたところでおばあさんはなにかそわそわした面持ちで言い出す
「あの...お代の方を...」
「分かっておる。ほれ褒美じゃ。今回もよろしく頼むぞ。」
おばあさんの手のひらひは金貨が数枚渡された すると満足したように笑い
「はい、必ず育て上げましょう」 と言い残し去って行った

31 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:39:04.142 ID:J3B2Lb/X0.net
おばあさんとの取引きが終わり城に戻った殿様は家臣と愚痴をこぼしあっていた。
「まったく、こう何度もなんどもハズレを引いてしまうとさすがに骨が折れる。善人はいないものかね」
「またハズレでしたな。もうこの際町人から選出すればいいのでは?」 「いや、それはダメだ。私の跡取りとなり継ぐものは凡人ではなく正義感が強く清楚かつ強くなくてはいけないのだ。
凡人に政治や外交などできまい」
「確かにそれはそうかもしれませんな。あと一つ、何故城で育てないのですか?
城で育てたほうが教養なども身につくと思いますが」
「何を愚かなことを。もし鬼の血とやらが城内で覚醒したらどうなる。反乱を起こし私を殺し鬼が殿になってしまう。
さらに鬼の子をかくまうなどという事が隣国に知れ渡ってみろ外交が出来ずに物資が枯渇して、もしくは脅威とみなされ戦争になって国が破綻してしまうではないか。

それに比べてそこいらにいる年貢も満足に納めない老人2人が殺されたとこでどうなる。 何も損なことは起こり得ない。」
「なるほど、そういう意図が。」 殿と家臣は高らかに笑う。
お互いのその額には小さなしこりが出来始めていた。


32 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:39:32.256 ID:uoqjk71G0.net
これは黒歴史になる

33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:40:29.806 ID:GquUzV/i0.net
黒歴史を作るのが創作の第一歩なんだからいいと思うよ

34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:40:47.168 ID:J3B2Lb/X0.net
ラスト
契約

俺は悪魔総合総社の悪魔だ。
愚かな人間どもから魂を奪うことを生業としている。
やり方は簡単さ。
俺たちは人間の寿命と死因を見ることができる能力がある。
人間なんて大体のやつが自分はそんなすぐに死ぬとは思っていない。
そこを利用するわけだ。
寿命が残り5年切ってる人間に
「お前の寿命を5年貰うがその代わりにお前が言うことが全て実現する」
みたいな事を言って誘い出せばすぐに同意する。
同意した瞬間そいつの5年は奪われ死に魂をいただくという事だ。
魂を奪われると死体は灰になり消えるため問題はない。
そいつをじかに殺せばいいと思うだろうが俺達悪魔は物に触れられない。
寿命もお互いの同意を得ないと奪えないのだ。
面倒くさいがこうしないと食っていけないのだ。
む、あそこの若い男余命が残り3年と5カ月。死因は交通事故。なかなかの優良物件だ。さっそく魂をいただこう。

35 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:42:05.449 ID:J3B2Lb/X0.net
場所は変わって隣町。
隣町でも他の悪魔がいま交渉中だった。
隣町の悪魔は車の運転手に話しかけた
「おいお前」
ドライバーは驚きながら言った
「誰だお前は。いつから助手席にいた」
悪魔は答える
「おれは悪魔だ。お前に良い話がある。お前の余命を5年貰う代わりになんでも言う通りにしてやる」
ドライバーは腹を立て車を路肩に停め声を荒げた
「お前が悪魔だと?ふざけるな。ただの人間じゃないか。からかってるのか?俺は今忙しいんだ。早く出ていけ。警察を呼ぶぞ」
悪魔は淡々と返す
「私は本当に悪魔ですよ」
そう言うとドライバーの腹に手を突っ込む。もちろん触れないからすり抜ける

36 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:42:48.683 ID:J3B2Lb/X0.net
ドライバーは大変驚いた。
それを満足そうに見ると話を続ける
「これで信じたでしょう。私は本当の悪魔ですよ」
男は声を震わせながら問う
「本当に寿命を5年あげればなんでも叶うんだな?」
悪魔は交渉成功を確信した
「ええもちろん」
1分ほど黙り込んだ後ドライバーは意を決したような表情になり
「寿命を5年やる」
と力強く答えた
悪魔はニヤリと笑い
「交渉成立ですね」
と言った。
その瞬間男の胸から白く光る物が飛び出し悪魔の胸に入る
すると男は灰になり車の座席には灰の山が出来上がっていた

37 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:43:40.981 ID:J3B2Lb/X0.net
隣町の悪魔は見事交渉に成功した。
若者に契約を持ちかけた悪魔もまさに今契約が成立しようとしているところだった。
「と、言うわけだ。お前の寿命を5年貰うがそれでいいな?」
「あぁ構わない」
悪魔は交渉成立と言った
若者が灰になる。
はずだったが若者はピンピンしている。
どういう事だ。この男の余命は3年と5カ月だったはず。もう一度余命を見てみると若者の余命は残り48年と9ヶ月と死因が病死と表示されている
悪魔は混乱した
何故だ何故余命が伸びて死因が変わっているのか。
慌ててる悪魔をよそに若者はこう言う
「俺以外にこの能力を持ってる人間が増えないためにお前ら悪魔を消す。」
そう言うと悪魔は苦しみながら消えた。
この悪魔に限らず世界中の悪魔が苦しみながら消えた。
加害者が死んでしまっては交通事故なんて起きない。
若者は力尽きるまで能力をつかいつづけたのであった。

38 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/22(水) 20:51:36.946 ID:2cjzS24s0.net
あ?終わりかよ

総レス数 38
17 KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★