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俺「つーんく♂!!!!!!!!!!!!!!!!!」 つんく♂「」 ぼく「つんく♂ってば!!!!!!」 つんく♂「」

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/26(日) 09:12:16.970 ID:NZRTQd4A0.net
ぼく「ねえ、つんく♂。もし僕が君に何かして欲しいなら、きちんと言葉で伝えないとわからないよ。それが誠意だよね。」
つんく♂「」

つんく♂は一転、僕から目をそらし前方の扉へと歩き始め、その立て付けの悪い扉の隙間にほとんど身体をねじ込むようにして、この空間から出ていこうとする。

ぼく「ダメよ〜ダメダメっ!この扉から出て行っても、正面玄関は音声認識でロックを解除する仕組みだから…って、それは君がよく知ってるよね。」
つんく♂「」
ぼく「ここは僕と君との防空壕だ。今の君にとって、日本は戦争のように危険でいっぱいだから、せっかく匿ってあげてるのに。」
つんく♂「」
ぼく「なんとか言えやっ!!!」

僕はつんく♂におもいっきり平手打ちをした。奥歯で頬の内側の肉を切ってしまったようで、口から血を垂れ流している。

ぼく「はあはあ…。でもね、僕はこの人間社会の言葉と言葉の鍔迫り合いにたいへん疲弊しているんだ。まるではしごを踏み外さないように言葉を選ばなくちゃいけない。」
つんく♂「」
ぼく「だから君みたいな無口な人は嫌いじゃないんだ。でもあまりにも」

刹那、つんく♂の瞳孔は思い切り開き僕に食って掛かった。つんく♂の呼吸音は、かすれたリコーダーのように聴こえた。
部屋には空間を切り裂くような衝撃音。一瞬の暗転。
僕はその瞬間、つんく♂の口内からだらりと顔を出していた。
状況を把握するのに時間はかからなかった。

ぼく「今年もあたりまえに油蝉が鳴いて、向日葵が惜しげも無く開いて、入道雲が至極当然に浮かんでいるという保障なんてどこにもなかったんだね。もう夏が来ないのかと思うとたまらなく悲しい。」
僕は丹念な作り笑いを浮かべて、つんく♂の晩餐となった。つんく♂は僕の味について何も述べなかった。そしてゆっくりと、つんく♂は絹のレースカーテンを引いて、窓を開いた。
日光はつんく♂の頬を照らし、風はつんく♂の声をのせていった。

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/26(日) 09:13:54.807 ID:erGXMk2g0.net
クッソワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>1天才杉内wwwwwwwwwwwwwwwww

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/26(日) 09:15:04.939 ID:mvXerRDE0.net
面白い

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/26(日) 09:28:46.372 ID:BO0wYmYY0.net
毎度のごとくリアクションに困る

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/26(日) 09:48:15.889 ID:HPXJTxElr.net
どれだけ体売ったらこんな考えする子供産まれてくるんだろ

6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/04/26(日) 09:49:28.435 ID:VDuiO8xK0.net
いい文章

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