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天皇機関説と天皇主権説の違いについて解る人教えてください

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/22(金) 02:27:30.688 ID:5EpZKuW7D.net
他の板でもスレを立ててしまってはいますが、中々回答が無いのでこっちにも作らせていただきました
もし、不愉快なら申しわけないです

憲法について興味を持ち芦部憲法を読み始めたばかりの初学者です

芦部憲法第二章の日本憲法史の中で天皇機関説が少し出てきますが、天皇機関説について少し調べてみたのですが
良く解りません、対する学説に天皇主権説が有ると言いますが、どう違うのでしょう
天皇機関説は天皇が国家(法人)の機関であるという考えですよね?
主権が天皇にあるという考えを否定するものではないと思うのですが…
二つの学説の違いと天皇機関説の説明をお願いします

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/22(金) 02:31:17.083 ID:lSpG/qwh0.net
たとえば内閣総理大臣を任命するときに天皇に拒否できるかってこと
ただの象徴であって公務はすべて儀式
形式的な権力しかないよってこと

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/22(金) 02:39:19.980 ID:81CYM+FyK.net
天皇機関説 - 統治権は法人としての国家に属し、天皇はその最高機関すなわち主権者としてその国家の最高意思決定権を行使する。

天皇主権説 - 統治権は国家ではなく天皇に属する。これに対して美濃部達吉は統治権が天皇個人に属するとするならば、国税は天皇個人の収入ということになり、条約は国際的なものではなく天皇の個人的契約になるはずだとした

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/22(金) 02:39:32.963 ID:5EpZKuW7D.net
>>2
いや機関説では拒否できないのですか???
でも帝国憲法によれば各大臣は翼賛するだけですよね
それに象徴になったのは戦後の話で機関説は戦前の学説ですよね

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/22(金) 02:44:06.791 ID:5EpZKuW7D.net
>>3
なるほど、つまり、国家の中の一部か国家を超えた存在かって事ですか?

天皇と言えども国家があっての天皇だと言う事ですかね?
そう考えると、他の機関つまり国会や行政などとの兼ね合いを考えた時絶対的な強権を持ち合わせれないと考えれるんですか?

6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/22(金) 02:49:47.655 ID:ClWm96jI0.net
天皇が人間か神かの違い
機関説は人間
主権の方は神聖にして侵すべからずな神

それ以上のことは忘れた
芦部って統治とか明治憲法薄かったよな確か
四人組か佐藤か伊藤読んだら?

7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/22(金) 02:52:24.905 ID:5EpZKuW7D.net
>>6
帝国憲法はさらっとしか読んでいないけれど、主権説の方が憲法条文を考えるとしっくりくるように思います
それでも、機関説のような考えが定説として受け入れられたのは大正デモクラシーの流れですかね?

8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/22(金) 02:53:50.586 ID:j0WSRPVN0.net
天皇を機関銃に例えるとはけしからん

9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/22(金) 02:57:14.722 ID:ClWm96jI0.net
>>7
そうだよ
メディアも含めて戦前の日本が一番健全だった時代だね、大正政変の時代は
でもそれも、統帥権干犯問題とどっちが先だったか忘れたけど、まあ力業使われて、後は国際情勢の流れに飲まれて奈落の底まで

色々勿体無かった

10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/22(金) 02:58:48.316 ID:5EpZKuW7D.net
>>6
伊藤は読んでみようと思います

11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/22(金) 03:02:48.919 ID:ClWm96jI0.net
>>10
正直伊藤は一番お勧め
個人的には芦部より良かったよ

12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/22(金) 03:11:01.462 ID:5EpZKuW7D.net
>>11
へー、そうなんですか。
次に読んでみます^^

13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/22(金) 03:12:38.452 ID:FHgeiDPz0.net
天皇主権は司法権も含めて日本の主権は天皇に帰属する
天皇機関は司法権が独立しており、日本の主権は憲法に帰属する
大正デモクラシーの中で少しでも民衆の意見を国政に反映するには
憲政こそ至上であると美濃部は考えて憲法至上主義を唱えた
しかし時代はロシア革命後の世界革命時代
官憲たちは革命一派の企てといい内務省、司法省が動いた
検事捜査のときたまたまそいつが教え子で
天皇機関の話をすればするほど自分の主張が苦しくなって大変な思いをしたんだと

14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/22(金) 03:16:34.749 ID:5EpZKuW7D.net
>>13
ほー、なるほど。
でも、なぜそんなデモクラシーが有りながら国体主義になってしまったのでしょう?

いや、今の日本も中々危ない気がするのは私だけでしょうか?

15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/22(金) 03:29:46.498 ID:FHgeiDPz0.net
それこそ革命封じ込めのため
1922年に共産党が発足して発足した瞬間から
内務省から非合法組織と認定されて検挙対象となった
デモクラシーの流れに乗って革命一派が便乗することが官憲の狙いだった
だがデモクラシーの勢いは止められない
そこで普通選挙法を成立させると同時に治安維持法を制定して
よきデモクラシーのためにも革命勢力は断固排除すると
デモクラシーを口実にして一気に警察国家化した
さらにそこに美濃部説が出てきて一気に国体主義を持ち上げた
いわゆる国体明徴という国是が完成した

16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/22(金) 03:34:03.871 ID:FHgeiDPz0.net
今の時代革命政権の誕生は少なくなったとはいえ
憲政とかデモクラシーが蔑ろにされている傾向は非常にあるし危険だね
またそういった体制を口実に秘密保護法制定されたのはかなり危ないね

17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/22(金) 03:35:02.681 ID:ClWm96jI0.net
結局は国が貧乏だったから
あと司馬遼とかの影響か、昭和に入るまでの明治国家っていいとこばっかりクローズアップされてるけど
貴族制度とかがあったせいで格差社会的なので結構えげつない話しもあったらしいよ
だから優秀な元貧乏人が貧乏人救済するためには過激にならざるを得なかった
国際社会自体が頭が切れてケンカ強い奴の天下だったわけだからそれも当然の成り行きって奴で

あと今結構ヤバイっていうのは当時と真逆で、マスコミの程度が低すぎて議会政治がまともに機能してない
そのレベルのミスリード連発ってのが原因

戦前のマスコミは、少なくとも大正デモクラシーの時代までと戦後半年間はガチ

北海道開拓使含有物払い下げとか大正デモクラシーはマスコミ先導のキャンペーンだったみたいなの、
今は上っ面に憧れてるだけの奴らがファッション左翼とかサラリーマン左翼気取りでジャーナリスト()やってるからね

18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/22(金) 03:43:13.612 ID:FHgeiDPz0.net
ただ今の時代官僚が恐れてるのは中国に併合されて
もしかすると自分たちのショバが無くなってしまうのでないかという不安がある
これは革命で国家破壊が起きると考えてた当時の官憲と本質は同じ
当時と違うのは弾圧することで危機を排除するのではなく
こっそり核開発・武装をして危機を排除しようとしているところ
ここに機密漏洩を罰する秘密保護法の意味がある
一概に国家主義と叫ぶことも危険ではあるよね

19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/22(金) 05:35:32.086 ID:5EpZKuW7D.net
なるほど・・・

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