女「まぁつまりぶっちゃけ、人類の十人に一人がこの悪平等(ぼく)だ」

1 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/05/27(水) 12:46:17.538 ID:hSOo5i570.net

男(自己紹介、上手くいったな。中学デビューは完全だぜ。と、次の人は……)

女「僕の名前は女。この学園の創設者で、平等なだけの人外だよ」

男(なんだアイツ)

女「因みに僕の後ろの席の彼は女友、ただそこにいるだけの人外だ。二人合わせて『悪平等』」

男(『悪平等』ってなんだよ……。なんで次の奴の自己紹介やっちゃうんだよ、せっかくのアピールの場潰されて地味に可哀想だろうが)

女「そして僕の前の席の……」

男(俺？　俺まで巻き込むなよ!?)

女「彼は、何でもない。取るに足りないただの普通だ。敵対するに値しない」

男(は？)

女「あまりに弱々しくて可哀想だから、会ったら仲良くしてあげるといいよ」

男「は？」

女「あげるといいよ」ﾁﾗｯ

男(なんてことしてくれるんだ、あのクソアマ。俺まで変人扱いじゃねーか)

2 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/05/27(水) 12:48:11.698 ID:j02/uTPB0.net

つまんね

3 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/05/27(水) 12:59:41.918 ID:hSOo5i570.net

先生「えーこの学校では……」

女「キミ、キミ。シャーペン借してくれないかい？」ﾄﾝﾄﾝ

男「あ？　後ろの奴友達なんだろ。そいつに借りとけよ」

女「いや、ホラ。彼はそこにいるだけの人外だから」

男「人外だか外人だか知らないけどシャーペンぐらい持ってるだろ」ﾁﾗｯ

女友「……」

男(なんでアイツ机と椅子反対に向けて座ってんだ？)

先生「であり今年は……」

男(なんで先生スルーしてるんだ？)

生徒Ａ「いやぁー。また同じクラスだとは思わなかったよ」

生徒Ｂ「えへへ」

男(なんでみんな全く気にしないんだよっ！　俺か、ズレているのは俺の感覚なのか？)