ショタ「お、お姉ちゃん、ごめんなさいごめんなさい……」 姉「そうよ、アンタは私に殴られてたらそれでいいのよっっ！」

1 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/06/13(土) 23:44:30.370 ID:6mm082Hb0.net

姉「なんで私がっ、私ばっかりっ！！ ふざけないで、勉強も部活も友達付き合いもみんなみんな頑張ってたのにっっ！！」

ショタ「う、うぅっ……おかあさん……おとおさあん……。う、ぅっ、ひぐっ……」

姉「何泣いてるのっ！！ ふざけないで、私の方が何倍も辛いの、なんでこんなっ、くたばれっ、くたばれっっ！！」ﾄﾞｽｯﾄﾞｽｯ ｺﾞｽｯｯ

姉「はぁ……はぁ……はぁ……。いい？ 伯父さんと伯母さんに次、傷のことを言ったらただじゃおかないからね？」


姉「昔のこと覚えてる？ ……ごめんね、暴力なんて振るっちゃって……」

少年「ううん、いいよ。姉さんにもストレスがいっぱい貯まってたんだよね。仕方ないよ」

姉「でも、弟に手をあげるなんて……」

少年「いいよ、今の姉さんは優しいし、僕の自慢の姉だよ」

姉「ごめんね、ごめんねっ……うっ……ぐすっ……」

少年「なんでそこでなくの？ 姉さんは精一杯頑張ってるよ。たまには甘えてよね？」 ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

姉「う、うぅっ……うん……。私……ごめんなさい……。頑張らなきゃいけないのに……」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

少年「……僕が出るね。姉さんはここで眠ってゆっくりと疲れを癒してね、そうしてないとダメだからね？」

姉「うん……。ありがと、優しいね……。これからはずっと大切にするから……」

2 ：：2015/06/13(土) 23:45:25.512 ID:ixkinwP90.net

姉 サザエ

3 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/06/13(土) 23:50:21.914 ID:pEkh3tpZ0.net

俺「やめろよ！ショタきゅんは悪くないだろ！」ｶﾞｼｯ

姉「はっ！？なによあんた！！」

俺「ショタきゅん大丈夫？痛かったね…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ショタ「あ……えへへ…ぼくお兄ちゃんにもっともっと保護されたいよぅ…ぼく今日からお兄ちゃんだけのペットになるね…？たーくんだぁい好き……」ｷﾞｭｩｳｯ

4 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/06/13(土) 23:50:23.215 ID:6mm082Hb0.net

少年「ははは、ダメですよー？ あんまり姉さんを困らせるようなことをしては。彼氏なんですから」

男「たまにいじってみたくなるんだよね。ほら、オフでもいっつも真面目だし肩の力抜けきってないところあるから」

少年「……真面目なんですかね？ そんな風な人間にはとても見えませんけど……」

男「え？ 君のことを大切に考えてたり時間をしっかり管理してたり、そういうところあると思うけどな」

少年「……古傷なんですけど、この傷、誰にやられたと思いますか？ 残ってないだけでも、打撲や青アザは日常茶飯事でした」

少年「当時姉が高校生だった頃、両親が事故で亡くなって姉にはとてつもないストレスが振りかかりました。それを、誰が取り払ったと思いますか？」

少年「病院に連れていってもらえないどころか、わざわざ姉のことを隠して傷の治療を受けようとしても、結局あびせられるのは暴言と冷たい言葉だけ」

少年「はたしてそれが、理想の姉の姿だと言えるんでしょうか？ あなたには、そんな家族が居ましたか？ 誰にも頼れず一人泣いてすごす子供の気持ちがわかります？」

男「……いや、そんな……えっと……。……うぅん……」

少年「……なぁんて冗談ですよ、冗談っ。ごめんなさい、あんまり真面目なのでからかっちゃいました！ 姉さんにした分のお返しです！」

男「っ……！ ちょ、ちょっと、びっくりしちゃったじゃないか！ あぁっ、もうっ！」

少年「はははっ、お兄さんいい人ですよね。姉さんが好きそうなタイプですね、誠実で優しくて面倒見がよくて頼りにできて……」

少年「実は姉さんと僕のタイプって似てるんですよ。……ほんと、あんなクズ女には勿体ないなぁ……。今度は、僕が大切なものを奪う番だよね……」 ﾎﾞｿﾎﾞｿ

男「えっ？ ごめん、最後の方聞き取れなかった」

少年「ううん、なんでもないですっ」ﾆｺﾆｺ

5 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/06/13(土) 23:53:03.523 ID:6mm082Hb0.net

>>3
たぁくんほんとショタさえいればどこでもやってくるな

6 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/06/13(土) 23:53:43.539 ID:pEkh3tpZ0.net

すまん、続けてくれ