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一杯の並盛り牛丼

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/06/16(火) 19:16:12.881 ID:9V96cjxx0.net
これは大晦日に、「すき家」という札幌の、ある牛丼屋で起こったお話です。どの牛丼屋にとっても、一番の書き入れ時は、大晦日です。
ここ「すき家」でも、朝から晩までてんてこ舞いの大忙し。それでも、夜十時を過ぎた頃から、客は二、三人に減り、新たに入ってくる客もいなくなりました。
チーフは、頃合を見はからって、根は優しいが、むっつりした顔のキャプテンに代わって、クルーに大晦日の「割り箸」と「まかない」を持たせて帰しました。
最後の客が帰り、パワーアップの準備をしていると、入り口の戸が静かに開いて、季節外れの格子柄のハーフコートを着た女性が、揃いの新しいトレーニングウェアを着た六歳と十歳位の子供を連れて入ってきました。
「いらっしゃいませ!こんにちは!!」
「あの・・・並盛り牛丼・・・一つだけ・・・お願いできますか?」
女の人はためらいながら言いました。後ろで二人の子供が不安そうにお母さんを見上げていました。
「あっ、えーと、いいですよ。どうぞ。」
チーフは、三人を厨房に一番近いテーブルに案内すると、ハンディで厨房のキャプテンに伝えました。
「並盛り牛丼一丁!」
三人をちらっと見て、
「あいよ、並盛り一丁!」と答えて、キャプテンは飯盛機の2番を押し丼に入れ大きいMBで肉を盛りました。牛丼並盛り一人分。三人に気づかれないように、出来上がった飯と肉を、丼に入れました。
数分後には、顔を寄せ合い、一杯の並盛り牛丼を食べている三人の話し声が、かすかに聞こえてきました。
「あー、おいしい!」兄がいいました。
「お母さんも食べなよ。」弟は、スプーンを母親の口元に持っていきました。
「ごちそうさまでした。おいしかったです。」
三人は、食べ終わると、250円払い、お辞儀をして帰って行きました。
「ありがとうございました。またお願いします!」
キャプテンとチーフは、声を合わせて言いました。

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/06/16(火) 19:21:16.395 ID:/a6n5Sd9p.net
その時はその一言がキャプテンとチーフの最後の一言になるとは夢にも思いませんでした
次の日元旦に浮かれる人混みの中
無残な死体となった2人が発見されたのは普段は人のこない湖のほとりでした

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/06/16(火) 19:28:25.002 ID:Uwo12JqE0.net
つまり?

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/06/16(火) 19:31:33.786 ID:fPd5wi/+K.net
すき家で店の食材をちょろまかすと処刑される

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/06/16(火) 19:31:39.999 ID:9V96cjxx0.net
くそすれたてて ごめんなさい 


age

6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/06/16(火) 19:32:14.635 ID:7kbFvVc+0.net
いまどきのゆとりに一杯のかけそばなんてしらん

7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/06/16(火) 19:32:22.781 ID:JRrOn5Zr0.net
客を装った本部の人間

8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/06/16(火) 19:32:36.171 ID:9V96cjxx0.net
>>4
え、量を増やすだけでもダメなん?

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