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幼女「ふぇぇ...迷路から出られないよ」

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 20:56:45.654 ID:CBWOhRmn0.net
幼女は歩いていた。
細長い通路は直線。それは、どれだけ歩いても変わり映えがしない。
ここがどこであるのか彼女は知らないし、わからない。
床は白のセラミックタイル。壁は白のセラミックタイル。天井は白のセラミックタイル。
そんな通路を歩いていた。

たまに直角に交わる通路がある。
外観は似たような通路。違うのは長さだけ。
直角と言っても2種類ある。
1つは、左右に直角。
1つは、上下に直角。
後者は一般的に吹き抜けと呼ばれるものだろうが……。

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 20:57:11.791 ID:1OzhHE7X0.net
ほう

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 20:58:57.957 ID:CBWOhRmn0.net
「だいたい1時間は彷徨っていることになるよぉ...」

言ってから、自分で後悔した。
数字は現実だ。
現実は過酷だ。
自分が異常な状態に置かれていることが、如実にわかってしまうのだから。

1時間歩いた。
1時間のうちにわかったことが3つある。
1つは、ここが迷路であること。
1つは、迷路が単純な構造であること。
最後の1つは、出口がないことだ。
いや、出口がないというのは言い過ぎた。
幼女はこれまで、水平方向のみに探索を行った。
通路の途中には、上下に貫く別の通路がいくつかあった。それらは調べていない。
何故なら、ようじょは飛べないからだ。壁を這って行くには、通路の幅が広かったのだ。
水平方向だけでは、出口が存在しない。
だが垂直方向はその限りではないだろう。

「3次元迷路」

幼女はそれを何と呼ぶか知っていた。

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 21:01:27.647 ID:V6dzsPAE0.net
幼女物知り

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 21:04:35.938 ID:CBWOhRmn0.net
幼女は、通路に空いた一つの穴を覗きこんだ。
穴の先も、垂直なだけで、同様な通路が伸びているのが見えた。 別な水平の通路が交わっているようでもあった。

「おい」

幼女を呼んだ声は、上から来たものだ。
見上げる。
そこには、作業着姿の男がいた。知らない顔だ。
垂直な通路の壁に、垂直に立つ男だ。

「そこで何をしている」
「みちにまよっちゃったよぉ...」
「そうか。奇遇だな。俺も同じだ」

幼女は、男を見上げている。真上にいる人間の顔を、時計回り90度回転した角度で見る経験は、あまりない。

「おじちゃんなんでさかさまなのぉ?」
「なんだ気付いてないのか? この壁は、壁じゃねえんだ」

6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 21:04:47.843 ID:CBWOhRmn0.net
男は壁のある面を歩き出し、そのまま別の面へと進んだ。幼女の立つ通路の天井に立ち、壁を歩いて、同じ床に立った。

「自分が立つ面に重力が働くんだ」
「へぇー」

幼女も真似して、壁の上に立った。
今、彼女の身体は、元の床の方向へと引かれない。
壁は床だった。

「これなら3次元迷路もこうりゃくできるね」
「そういうことになるかな」
「おじちゃんはどのくらいここにいるの?」
「5日と8時間」

7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 21:09:09.063 ID:CBWOhRmn0.net
それから、男と別れて幼女は歩いた。
丸一日。
出口は見つからなかった。
彼女が再び男と出会ったとき、彼は6差路近くの通路で座り込んでいた。

「腹が空かないのは幸運か」
「ほんとだねぇよかったぁ...」
「なあ、あんたには、これが何かわかるか?」
「ふぇぇわかんないよぉ...でもすこしわかったこともあるよぉ」

この迷路では、全ての通路が直角に交わっている。
つまり、ここには最大でも6差路までしか存在しない。平面地図に起こすのも簡単だろう。
ただ、問題がある。

「交差点がへんなの」
「そうだな。十字路だと思ったのに、もう一度来た時には丁字路になっていたり、あるいはそれ以上になっていたりする」
「みちが変わっちゃうのかなぁ?」
「ただ、迷路自体はそこまで広くないみたいなんだな。道に印を打って調べたんだが」

それと、と男が続ける。

「他にも誰かいたようだな。ここにメッセージを残したみたいだ」

男が床を示す。そこには文字が刻まれている。

8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 21:10:56.688 ID:CBWOhRmn0.net
どうして気付かなかったんだろう! 世界はこんなにも、簡単だということを!

9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 21:19:01.038 ID:CBWOhRmn0.net
「あんた、どう思う」
「うーん」
「脱出のヒントになるか?」
「ふぇぇそんなことわかんないよぉ...」

幼女は、踵を返した。

「どこへ行くつもりだ」
「...でぐちだよ」
「ないさ、そんなもの。俺はもううんざりだ」
「ぅぅ。あるもん。迷路にはいったんだからはいったとこがきっと出口だよぉ...」
「常識が通用しないものがあるだろ。世の中にはさ」
「..ふぇぇたしかにそうだよぉ...」

すると、何か違和感があった。
彼女がそちらへ目を向ける。通路の先には。

「球」

白いボールだ。
直径は数十センチほどか。
そんなもの、これまで彷徨い歩いていて見たことがなかった。初めて見るものだ。

10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 21:22:30.633 ID:CBWOhRmn0.net
「なんだ、あれは。こっちへ向かってくるみたいだが」
「ふえっほんとだ」

近づいてくる。
近づいてくる。
すると、彼女はそれの大きさを見誤っていたことに気付く。ボールの直径は、今は1メートルを超えているように見える。
いや、さらに近づいてくると、それは通路を埋めつくすほどの大きさに見えた。

「インディ・ジョーンズ!」

二人は逆方向へ走った。
すぐに横道を見つけ、曲がる。
だが、それも同様に曲がる。

「頭いいなアイツ」
「わかれよぉ!右にいくね」
「俺は上だ」

言ったとおりにしたところ、ボールが分裂して追ってきた。

「ふえぇすごいょぉ」

幼女はひたすらに走った。
逃げて、逃げて……ふと気が付く。
彼女が振り向くと、追いかけてきているボールは消えていた。

「なんだったのぉ...?」

ふと別の通路に目をやると、ボールが転がり去っていた。
それは遠くへいくにつれて小さくなっているようで、20メートルほど離れたときには消えてなくなっていた。

11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 21:31:18.563 ID:Ie6+SUTq0.net
はよ

12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 21:34:39.114 ID:CBWOhRmn0.net
やがて二人はメッセージの場所まで戻ってきていた。

「しばらくだな」
「なにかわかったの?」
「俺は、何も。あんたは?」

ようじょは、少し考えるところがあった。

「おじちゃん超立体ていうのしってる?」
「マスクか」
「3次元よりおっきい次元のことだよぉ」
「それがどうしたんだ」
「えっとね...えっと、ふつうみんな3次元人だから、4次元の立体をそのままかんじることはできないけどぉ。もしかするとそれは、いきなり現れるかのように見えるかもしてないよぉ。4次元球がいきなり現れるかも。道がないように見えるかも!」
「これがそうだっていうのか?」
「も、もしかしたらだよぉ」
「ああ? しかし4次元目ってのは時間じゃないのかよ」
「そーゆうときもあるかもだけど。くーかんてき4次元だとかんがえれば...」
「だが、見えないってのなら、どうやって脱出すればいいんだ?」
「ほうほうはあるはずだよぉ!かべがゆかだったし。てんじょうもゆかだったし」

13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 21:38:14.802 ID:1OzhHE7X0.net
この幼女何者

14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 21:44:25.082 ID:CBWOhRmn0.net
幼女は、6差路の中央へと歩いた。
実際のところはわからない。だが、何かありそうな気がする。
そのまま歩くと、通路へ出た。
振り返り、6差路を調べる。それに繋がるどの通路にも、男の姿は見えなかった。

「おい、どこへ行ったんだ?」
「ふぇ た、たぶん、おじちゃんが見えていないみちへいったんだよ。幼女とおじちゃんはここで3次元てきに6個の交差までしかわからないけど。
でもこの迷宮が4次元めーきゅーなら...たてにばってんとかんがえると、えっと.......さいだいで8差路まで存在することになるはずだよ!」

すると、男が姿を現した。
幼女がいる通路まで歩いてきて、言う。

「よくわからんが、異常なことは確かだな」
「むずかしいけどきっとこれでめーきゅーこーりゃくできるよぉ」

15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 21:45:27.204 ID:CBWOhRmn0.net
それから二人は歩いた。
突然現れたり消えたりする道も、次元が違うとわかれば、正しく見つけることができた。
それでもわからない道があったので、5次元迷宮と仮定した。
まだ足りないので、6次元とした。
彼女の仮定通り、通路は全て垂直に交わっていた。通路は最大10の道が垂直に交わっていたので、少なくとも10次元は存在することが類推できた。
そして、二人は歩き続け、メッセージの場所まで戻ってきた。そこは20差路の通り道である。
全ての道を調べ上げた。
出口は存在しなかった。

16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 21:52:22.486 ID:CBWOhRmn0.net
「なあ、一体どうなった」
「ぜんぶのつうろの交差とめーきゅーがどーなつてるかわかったよぉ!すべての交差するところは、閉路しかないことがわかったんだよ...」
「出口がないってことだろ。クソが」

男は突然懐をあさる。
すると、拳銃がスイと出た。

「生贄が必要だ。脱出するには、もう、それしかない」
「ふえっ! や、やめてよおじちゃん」
「もううんざりなんだよ! わかった風な口ばっかり利きやがって! 結局脱出できねーじゃねーかよ!?」
「窮地が、窮地であるとわからなければ生き残れないよぉ!」
「生き残る。そうだな。死ぬのはお前だが!」

男は引き金を引いた。
通路中に、パン、と音が響いた。

17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 21:53:24.859 ID:gAeEwkeE0.net
なんで銃なんて持ってるんだ

18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 21:54:18.047 ID:CBWOhRmn0.net
……ああ、わからなければ生き残れないというのに。
幼女は男の方へ歩き出す。

19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 21:57:32.952 ID:CBWOhRmn0.net
銃弾は。


「当たらない!? お前、何をしやがった!?」
「なにもしてないよぉ」

男は叫び、もう一度引き金を引く。
弾は出る。
だが、当たらない。
もう一度、もう一度。畜生なんで、ああ、クソッ、絶対に当たるはず、もう数メートルの距離なのに、もう一度、うう弾が……。

「おじちゃん...うぅ...」

幼女は、探索中に拾った10次元球を男に向かって投げた。
それはすぐさま巨大化して、男を飲みこみ、転がる。
後には何も残らない。その理由はわからないが、幼女にとってはどうでもいいことだった。

20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 21:57:32.793 ID:rd0MxVd90.net
しえ

21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 22:00:45.543 ID:CBWOhRmn0.net
「うぅ.......」

直線でしか飛ばない銃弾など、この10次元空間で当てられるはずがないというのに。
しかし、と思う。
彼はわかっていなかった。
自分はどうだろうか。
本当にわかっていると言えるだろうか。

「そういえばこの前、宇宙は11次元空間だってたしか本にかいてあったよぉ...」

この10次元迷宮にも、もう1次元あるのではないだろうか。
しかし、それは一体なんだろう、と思う。この迷宮は10次元でも完結してしまっているというのに。
ふと、幼女は壁に刻まれたメッセージを見る。

22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 22:02:57.369 ID:CBWOhRmn0.net
どうして気付かなかったんだろう! 世界はこんなにも、簡単だということを!

23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 22:04:04.430 ID:CBWOhRmn0.net
「そのこたえはあるの?」

すると、メッセージは答える。

24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 22:04:29.632 ID:CBWOhRmn0.net
あるよ!

25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 22:05:16.637 ID:CBWOhRmn0.net
幼女は気付く。

メッセージはそれだけではない。3次元的に見ていたから、気付かなかった。
10次元的に見渡せば、床、壁、天井……迷路のそこかしこに文字が刻まれている。

それは文章。それは数式。それは証明。
それらは一つの結論を導いていた。

26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 22:06:56.917 ID:CBWOhRmn0.net
「わ、わかったよぉ!世界の原理とは、宇宙の摂理とは !!ふぇぇ」

27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 22:07:53.452 ID:CBWOhRmn0.net
幼女は11次元目へ歩き出す。

迷宮は10次元で完結していたしかし11次元目において空間は開け放たれていた。通路とは空間の中に閉じた軸が存在するものだこの迷宮においてあまねく10次元通路はしかりてあらゆる通路において11次元目は閉じられておらずそれらは等しく出口を表すのだ。

28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 22:12:26.935 ID:CBWOhRmn0.net
そして幼女は脱出した。

29 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 22:13:18.101 ID:CBWOhRmn0.net
幼女は教室に立っていた

「幼女ちゃん! どこに行ってたの!」
「すこしだけながーいたびにいってたんだよぉ」

ふと教室の時計を見る。迷宮の中で感じたよりは、時間はほとんど進んでいないようだった。そういうものだろう、ととりあえず気にしない。
幼女は足元を見た
迷宮の正体。
それは、木の板だ。そこに掘られた溝が2次元的な迷路を描いている。
……ああ、確かにこれはあの迷宮だ。幼女は思う。

30 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 22:15:03.204 ID:va1Tp8fF0.net
俺の理解はいまだに3次元的なようだ

31 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 22:21:18.676 ID:1OzhHE7X0.net
どういうことなんだ……

32 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 22:23:14.556 ID:CBWOhRmn0.net
2次元的に見れば迷路は完結している。しかし3次元目……上方向は開かれている。それに気付けば、そこから好きなだけ外へ出ることができるのだ。
しかし、趣味の悪いものだとも思う。
その他なる次元から、いくらでも低次元の迷宮の中を観察することができるのだから……。

「と、とりあえず、さっきおきたことをかくよぉ。この板が変でどーゆーものなのかを、みんなに教えなきゃ。中にいたおじちゃんのことも。この多次元めーきゅーのあるきかたもだよぉ!」

そういえば。
迷宮の中で、自分は世界の真理を見たはずだ。それがわかったからこそ脱出できた。
今は……何故だかイメージがわかないが……実践してみればすぐにわかる。

「えっと...11次元を好きなようにうごけるなら、3次元的なくーかんに捕らわれることはないよ! わたしはワープホールをはっけんしたよぉ! この世界のそとなるかんさつしゃなんだよぉ!」

迷宮の中でやったようにしてみた。
が、周りの空間に何か変わったことは起きていない。あるとすれば、周囲のクラスメイトの目をこちらに向けさせただけだ。
先生はこちらを見たまま、携帯端末で外部に連絡を取ろうとしている。

「精神病院 精神病院 精神病院 精神病院……」

現実は過酷だ。


end

33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 22:26:17.269 ID:rd0MxVd90.net


34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 22:28:15.427 ID:tQhK5sc6a.net
乙 わかったようなわからないような…

35 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 22:35:33.633 ID:EjWX51+x0.net
3次元の人間がそれ以上の次元の物を想像はできても知覚できるものなの?

36 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 22:37:18.261 ID:gAeEwkeE0.net


37 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 22:49:28.113 ID:CBWOhRmn0.net
追記

38 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 22:55:34.700 ID:va1Tp8fF0.net
期待

39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 23:08:08.732 ID:rd0MxVd90.net


40 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 23:08:19.273 ID:CBWOhRmn0.net
幼女は大きな施設に連れてこられた
そして幼女はあった出来事を全て事細かに聞かれそれを話した。
「ほんとだよぉほんとにあったんだよぉ」
「あぁ信じるよ。わたしたちもそういうものをいくつも確保、収容、保護してきたからね。」
「ふぇぇ...?」
「よのなかには知らない方がいいことがまだまだ沢山あるんだ。」
「丸山研究員、彼女をあの部屋へ」
「わかりました。幼女ちゃん行こうか」
スライド式の鉄のドアの向こうに幼女は進んで行った。


「博士、クラスB記憶処理でいいんですか?」
「構わないんじゃないか。いつまでもここに置くわけにも行かないし。ただ追跡調査員を念のため1人つけといてくれ」

「博士、オブジェクトの回収に成功しました。回収時に職員が1人オブジェクトの内部に誤って侵入らしくまだ回収出来ていません」
「そうかまた報告書を書き直さなくては...」

41 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 23:11:23.268 ID:CBWOhRmn0.net
確保(Secure)

収容(Contain)

保護(Protect)

SCP財団
http://ja.scp-wiki.net/

42 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 23:11:31.352 ID:SQFncOixd.net
ほう

43 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 23:14:35.694 ID:va1Tp8fF0.net
SCPについては知っていたな
そう繋がるとは

44 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 23:22:54.479 ID:CBWOhRmn0.net
幼女「ふぇぇ鏡の世界に入っちゃったよぅ...」
http://ja.scp-wiki.net/scp-093

やらんぞ

45 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/14(火) 23:26:09.070 ID:1OzhHE7X0.net
あぁSCPかなるほど

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