ネガキャンされまくったアミーボ、アンチの声が届かない海外で売れまくり既に売り上げ1500万体の大ヒット

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任天堂、「稼ぎ手」拡大　４～６月営業損益５年ぶり黒字　2015/7/29 23:10

　任天堂が29日発表した2015年４～６月期の連結営業損益は11億円の黒字（前年同期は94億円の赤字）だった。
　同期としては５年ぶりの黒字だ。

　業績を下支えしたのはゲームの新たな楽しみ方を提案したゲーム連動型フィギュアなど「派生ビジネス」だ。
　ゲーム専用機とソフトの一体販売を軸にしながらも、「稼ぎ手」を増やそうと故岩田聡社長がまいてきた種が芽吹きつつある。

　売上高は902億円と前年同期から21％伸び、最終損益は82億円の黒字（前年同期は99億円の赤字）だった。
　円安で輸出品の採算が改善し、その押し上げ効果が売上高で52億円、営業利益で20億円弱あったが、
派生ビジネスも効いた。
　事前には営業赤字を見込む市場関係者が多く、「大きなサプライズ」（大和証券の田中聡アナリスト）との声も聞かれた。

　米国のゲーム販売店で飛ぶように売れているものがある。
　「マリオ」「ピーチ姫」などの人気キャラクターを模したフィギュア「アミーボ」だ。任天堂が昨年末に発売した。
　１体1200円程度だ。米国の業者が日本のゲーム卸売り会社を訪れ「あるだけ全部ほしい」と買っていくほどだ。

　アミーボにはＩＣチップが埋め込まれ、ゲームデータを保存することができる。
　据え置き型ゲーム機「Ｗｉｉ　Ｕ」や携帯型「ニンテンドー３ＤＳ」の読み取り部分にかざすと、近距離通信で
やり取りしてデータを保存したり、ゲームにそのキャラクターを登場させたりすることができる。

　ゲームの中だけだったキャラクターを実際に手にとれる点が受け、発売以来累計1470万体を売る大ヒットとなった。
　同商品の好調もあり、４～６月期の北米の売上高は前年同期比25％増の392億円となった。

つづく
http://www.nikkei.com/markets/kigyo/gyoseki.aspx?g=DGXLASDZ29IK9_29072015TI1000