れんげ「ねえねえ…ウチ、好きな人ができたのん…」一穂「おー、どんな人ー？」

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

れんげ「まさひろさんっていうのん。かっこいいし…いつもウチに優しくしてくれるん」

一穂「まさひろさん？……え、あー……もしかして、長田さんのこと？」

れんげ「ねえねえ、ウチどうしたらいいん？もっとまさひろさんと仲良くなりたいん…」

一穂「いやー、ねぇ…長田さんは大人で、れんちょんはまだ子供だからね。いくらなんでも歳の差が…」

れんげ「そんなことないん！この前ウチが描いた絵見せたら褒めてくれたん！ウチのことちゃんとわかってくれてるん！」

一穂「んー……なんて言えばいいのかなぁ……」

れんげ「ウチ絶対まさひろさんのお嫁さんになるん！ウチ、まさひろさんのこと大好きなん！ずっと一緒にいたいん…」

一穂「……うん。…えっとね、れんちょん…実はお姉ちゃん、長田さんと…その、付き合っ…てるん、だよねぇ…」

れんげ「えっ…」

一穂「まあ、その…内緒にしてたんだけどね。実はもう婚約…結婚の約束も、しちゃっててね」

一穂「だから、お嫁さんはムリだけど、長田さんがお兄ちゃんになるってことでどうかなー……なんて…」

れんげ「………そんなの…そんなのイヤなん！ウチは……だって……ウチ…大好きなん……ウチ…ねえねえが………まさひろさん……」

れんげ「…ねえねえなんて……大嫌いなん……」ﾀﾀｯ

一穂「あっ……」

一穂（……れんちょんに嫉妬するなんて、ウチもまだまだ子供かなぁ…）