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中学生のころゲイと友達になった話。
- 1 :以下、VIPがお送りします:2015/08/25(火) 21:56:55.44 ID:Ll5ruASd0
- 中学生の時にゲイと友達になった話をします。
今まで誰にも言ってきませんでしたが彼に恋人ができた記念に。
私♀
150cm
その当時のあだ名「まめっこ(小さいから)」
彼(仮にAと名称)
中学生は公立の共学。
一年のとき一緒のクラスだったAと友達になった。最初はクラスでよく話す仲に。
次第に私はAのことを好きになっていきました。
- 2 :以下、VIPがお送りします:2015/08/25(火) 21:57:51.39 ID:Ll5ruASd0
- 前もって書いてるからぶわーっと書く。
あんまり需要はないかもやも。
- 3 :以下、VIPがお送りします:2015/08/25(火) 21:58:27.19 ID:Ll5ruASd0
- そしていつも一緒にいる間柄と周りにも認知され思春期真っ只中の私は告白しようと隙をみていた。
そんな矢先Aに放課後会って欲しいと呼び出された。
それがクラスが別れてしまった中学生二年生の6月頃である。
私は完全に思っていた。好きな人に、放課後に呼び出されたからには告白に違いない。今まで奥手だった私もようやく春が来るのだと。
- 4 :以下、VIPがお送りします:2015/08/25(火) 21:59:05.01 ID:Ll5ruASd0
- 誰もいない教室。まさに恋愛漫画のテンプレ。
A「ごめんね呼び出して」
私「いいよ、別に忙しくないし。話ってなに??」
そう言うとAは口ごもった。そして約10秒後、いやもっと時間が経っていたかもしれない。
A「ごめん、引かないで、こんなこと言えるのまめしかいないんだ、俺ゲイかもしれない、ホモかもしれない」
Aはおずおずとそう言った。
意味がわからなかった。14歳の頭じゃ理解が難しかった。
そして理解できないのと同時に失恋もしたことがわかった。
私「ゲイ?って男が好きだってこと?」
A「うん、たぶん、でもまだわからない、でも好きになっちゃったんだ」
私「誰を?」
声が震える。
A「Bを、」
Bは学年でも明るくみんなにモテるタイプである。
無論Aにも私にも話しかけてくれるいい人である。
- 5 :以下、VIPがお送りします:2015/08/25(火) 21:59:37.72 ID:Ll5ruASd0
- 私「でも、でも彼はゲイじゃないよ」
A「わかってる、告白するつもりもないし、Bを困らせるからしたくもない、でももう限界だったんだ。誰かに言いたかった。ごめんまめ」
正直言うと悔しかった。
自分の好きな人がゲイかもしれないという曲げることのできない事実が。
でも好きな人だからこそ私は力になりたかった。厨二病真っ盛りのこの時期に、力になれる、正義になれるチャンスを自分は逃さなかった。逃したくなかった。
私「大丈夫、誰にも言ったりしないよ」
こうして梅雨が始まった頃、私とAとの変わった思春期がはじまった。
- 6 :以下、VIPがお送りします:2015/08/25(火) 22:00:18.41 ID:Ll5ruASd0
- それからが少し大変だった。お互いを異性と思ってないから常に一緒にいる。前より一緒にいる時間が増えそれに伴い冷やかしが増えるようになった。
どのクラスにでも意地悪な奴はいる。気にしてはいなかった。言い返しもしなかった。無視すれば治るのだからと。
でも違った。遂にはBにまで我らの仲を言われるようになってしまった。
その時のAの顔は今でも忘れられない。
そしてBにまで冷やかされてしまった約数週間後(だったと思う)私はBに告白された。
私はAが好きだったしAはBを好きだった。だから断った。そして包み隠さずAに話した。
- 7 :以下、VIPがお送りします:2015/08/25(火) 22:00:53.42 ID:Ll5ruASd0
- (あと文才は恐ろしいほどにない。わからないことがあったら遠慮なく聞いてください)
- 8 :以下、VIPがお送りします:2015/08/25(火) 22:01:27.19 ID:Ll5ruASd0
- 私「Bに告白されたよ」
私「でも振ったよ」
そう言った時のAの表情は私に怒りをあらわにするでもない。かと言って悲しそうな顔をするまでもない。彼は笑っていたのだ。
私「どうして笑ってられるの、私に告白してきたんだよ」
そういうとAは少し泣きながら
A「だってこれで本当に諦めれるだろ?Bは正真正銘ゲイじゃないってことがわかったんだからさ。でもちょっと悲しいね。初めて失恋したよ。」
そう笑いながら、泣きながら言う彼をみて自分はどう声をかけていいかわからなかった。自分はレズではない。男の人を好きになるし、女の人は好きにならない。
Aの心の重みはわかっている振りをしてわかっていない。
違う、わかろうとしてわかりたくなかったのだ。
- 9 :以下、VIPがお送りします:2015/08/25(火) 22:01:59.10 ID:Ll5ruASd0
- 夏休みに入った私は休みを利用して性同一性障がいや、ゲイセクシャルのことについて勉強した。
Aのために自分のために。理解なんてA本人じゃないから苦悩もわからない。だけどその辛さを少しでも半分こするために。
夏休みが終わる頃にはゲイセクシャルのことについて大方理解していた。
ちなみに夏休みAともたくさん遊んだ。
これが中学生二年の時の思い出。
- 10 :以下、VIPがお送りします:2015/08/25(火) 22:02:43.04 ID:Ll5ruASd0
- 中学3年の思い出はあんましない。
受験で忙しかったし周りも受験の風に当てられて私たちを冷やかすどころではなかったから。
(そのときBとは普通に話せるようになってた。ちなみに今でも連絡を取り合う。最近彼女ができたらしい。写真を見せてもらったけどBは確実に巨乳が好きだった。)
一緒の高校は受けなかった。私がおバカなせいでもあるが(´._.`)
- 11 :以下、VIPがお送りします:2015/08/25(火) 22:02:56.46
- 支援
- 12 :以下、VIPがお送りします:2015/08/25(火) 22:03:22.52 ID:Ll5ruASd0
- 私も第一志望の公立に合格してAもまた公立に合格した。
男子校は絶対にいやだったらしい。察した。
そして卒業。すぐ入学。
お互いJK、JDになった。
Aは女の子に生まれて初めて告白されたり、断ったりまたダメだとわかりつつ恋をしていた。
私は彼氏もできず、でも人望だけは人一倍あったので3年生のときには会長をやったり。
話は遡るがAは高1のころ両親に自分がゲイであることをいう決意をしたという。
Aは
A「自分を受け入れてくれなくてもくれてもいい。ただ知ってほしい。息子がゲイだってこと。でもそれは親のせいじゃないこと」
会った時と全く違う高く伸びた背で声変わりした声ではっきり言った。
そして同時に
A「まめにも立ち会ってほしい」と。
- 13 :以下、VIPがお送りします:2015/08/25(火) 22:03:48.30 ID:Ll5ruASd0
- >>11
ありがとん
- 14 :以下、VIPがお送りします:2015/08/25(火) 22:04:26.62 ID:Ll5ruASd0
- もちろん立ち会った。
Aがゲイだと告白したときA母は泣いて「嘘よ」と力なく言った。A父はただ「そうか、そうか」と言っていた。
Aは泣いてしまって言葉がでてこない。
私「認めなくていいと彼は言ってました。私は中学校二年生の時に彼に告白されました。ゲイだと。正直驚きました。でも認めました。それが彼だから。
お願いです。認めなくていいんです。知って欲しいんです。彼は両親の育て方のせいじゃないと言ってました。
私はまだAと4年間しか一緒にいません。でも彼は苦労してました。辛かったんです。私にしか話すことができなかったから。」
Aの気持ちを代弁した。両親に言う前に言うことを自分の気持ち(今だったらいらないけど)を入れて。
- 15 :以下、VIPがお送りします:2015/08/25(火) 22:05:12.28 ID:Ll5ruASd0
- それから二日後AからLINEが来た。
「認めてくれたよ」「ありがとう」
嬉しかった。自分のことじゃないのに。嬉しかった。
そしてそれ以降何事もなく時は流れAの学校の文化祭に行った。
私は驚いたAのクラスメイトから聞かされた言葉を。
Aはもうクラスメイトに自分はゲイだと言っていた。
Aの両親に言ったように。
「認めなくてもいい、知ってほしい」
そういったそうだ。
クラスメイトもいい人たちだwと思った。
普通に受け入れられない。Aにあとで聞いたけど最初は遠巻きに見られたそう。
でもAがあまりにも変わらないから次第に慣れていったそう。
- 16 :以下、VIPがお送りします:2015/08/25(火) 22:08:11.39 ID:Ll5ruASd0
- そんなこんなで現在私もAも18歳になりました。
Aはというとカミングアウトしたせいかすーーぐ恋人ができました。
今回はその記念でこちらに書きました。
私は今だに一週間しかお付き合いできたことがありません。
- 17 :以下、VIPがお送りします:2015/08/25(火) 22:09:49.06 ID:Ll5ruASd0
- と、こんな感じです。
Aは性格でいうとど天然です。女の子だったら絶対もててました。
隙がありすぎます。彼。
ど天然エピソードも需要があったら書きたいと思います。
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