コバヤシ「ハシバくん、全然役に立った試しがないよね。金銭面以外カスだよ」ハシバ「随分辛辣な意見だな……」

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

コバヤシ「最初のうちは口うるさいからハシバくんの安全の為とか、口実を使ってあしらってきたけどたまには役に立ってよ」

ハシバ「あれ口実だったのかよ、結構嬉しかったんだけどな……。とはいえ、あそこに行きたいとかあれが欲しいとかの願望は叶えてるだろ？」

コバヤシ「ハシバくんの財力は所詮、親のすねかじりだよ。一円も自分で稼いだことのない中学生が図に乗らないでよ」

ハシバ「そ、それはそうだけど……。頼むのも結構大変なんだぞ、あれ。と言っても探偵とか推理とか、まったく知識がないからなぁ……」

コバヤシ「じゃあボクがハシバくんに教えてあげるよ、それでほんの少しでも役に立ってくれるならボクは嬉しいよ！」

ハシバ「お、おう……。それで、何を教えてくれるんだ？自分で言うのも何だが、俺ができることなんて結構限られてくるぞ？」

コバヤシ「変装の仕方を教えるよ、囮くらいなら、どんな駄目人間にだってなれるしね。ハシバくんにぴったりだよ！」

ハシバ「なかなか嬉しくないチョイスだな……。身の危険を感じるというか……。まぁ、コバヤシが安全なら俺はいいけど……」

コバヤシ「よし、それじゃあ犬になろう！とびっきりの駄犬だよ！まさにハシバくんにぴったりだよ！はい、四つん這いになって！」

ハシバ「せ、せめて人に変装させてくれ……。第一、犬に変装できたとしてどんな事件の囮捜査ができるんだよ……」

コバヤシ「うるさいなぁ、犬は喋らないし服だって着ないよ！変装するならなりきらなきゃ。このクズ犬！」

ハシバ「ちょ、ちょっと待ってくれ……！なんか妙に目が輝いてないか！？これ、ひょっとしてただのSMプレイなんじゃ……！」

コバヤシ「ハシバくんは今犬なんだよ？ほんとダメダメだねー。首輪貸したげるから、付けて負け犬らしく鳴いてみなよ」

コバヤシ「ハシバくん、全然役に立った試しがないよね。金銭面以外カスだよ」 ハシバ「随分辛辣な意見だな……」

コバヤシ「ハシバくん、全然役に立った試しがないよね。金銭面以外カスだよ」ハシバ「随分辛辣な意見だな……」