俺「人生積んでるけど勇者になりたいからハローワーク行ってきた」

1 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:19:41.652 ID:pIKnxQe/0.net

ーハローワークー

俺「すいませーん仕事ください」27歳

女(店員)「ううーんそうですね学歴は？」

俺「………学校行ってねえわ」

女「え？」

俺「中卒不登校なんだよ！バカタレめ」

女「」

俺「仕事くれや」

2 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:20:11.537 ID:pIKnxQe/0.net

女「ｺﾞﾎｺﾞﾎ……こちらなんてどうでしょう？」

俺「えぇ？」

PC「勇者大募集！！！　誰でも歓迎」

俺「勇者だと？ふざけるなよガキじゃなx…」

PC「時給9000円ですよ」

俺「やりましょうか」

女「決まりましたね！」

俺「おう！」

3 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:20:38.016 ID:pIKnxQe/0.net

ーー村ーー

俺「たしかここだっけか」ﾄｺﾄｺ

村長「ゆ、勇者達よ！……って二人だけか」

俺「村長さんメルくれよはやく」

女「ちょっとあんた！村長さんに向かってそれはないんじゃないの！？」ﾋﾞｼｯ

俺「」

女「聞いてるの！？」

俺「いつ脱いでくれんの？」

女「はぁ！？」

4 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:21:08.918 ID:pIKnxQe/0.net

村長「2人ともやめるのじゃ　しかし勇者の剣が一つしかないのぅ」

俺「なんで勇者大募集したんだよ…」

村長「あと勇者の盾が一つだけじゃ」

俺「………」ｻﾜｻﾜ

女「………」

村長「勇者を募集した理由は魔王にさらわれた姫を救ってほしい　それだけじゃ」

俺「この勇者の剣かっこいいな！」装備完了

村長「勇者装備は一度装備すると外せないんじゃが……」

女「あ！ぁ！あんた！！なにしてんのよ！」

5 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:21:38.735 ID:pIKnxQe/0.net

俺「盾はお前がつければいいだろう」

女「ええ！？！？」

俺「な！」

村長「……え」装備完了

俺「行こうか」

女「」

ーー魔王城への道ーー

俺「魔王城ってけっこう近いんだなー」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

女「剣振り回すなー！」ｵｺｵｺ

村長「は？」

6 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:22:03.412 ID:pIKnxQe/0.net

俺「え？」

女「どうなさいましたか？」

村長「装備外せないんだけど？」

俺「アイテムとかでなんとかならないの？」

村長「そうじゃな…エルフ村にあるアイテムさえあればのぅ　エルフ村へ行くしかないのぅ」

ーーエルフ村ーー

お姉さんエルフ「あらいらっしゃい」ﾎﾞｲﾝ

村長「姉エルフ…わしじゃ　あのアイテムはあるかのぉ？」

姉エルフ「女王エルフ様はあちらにいらっしゃいますよ」ﾎﾞｲﾝ！

女「……」ｼﾞｰ

7 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:22:32.172 ID:pIKnxQe/0.net

姉エルフ「……？？」

姉エルフ「…………！」

姉エルフ「ふん！」ﾎﾞｲﾝﾝﾝﾝ！！

女「はぅ！？………」

女「…うぅ…」ｼｮﾎﾞｰﾝ

俺「なにしてんだ　行くぞ！」

女「う、うん…」ｼｮﾎﾞｰﾝ

姉エルフ「ふふーん」ﾆﾀｧ

8 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:22:57.004 ID:prO/DTOK0.net

まて>>3のメルってなんぞ？

9 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:23:01.960 ID:pIKnxQe/0.net

女王エルフ「あら！お客さんですか」ｷﾗｷﾗ

俺「こんにちは女王エルフ様！」ｷﾘｯ

女王エルフ「うふふ…こんにちは」ｷﾗｷﾗ

村長「女王エルフ様　勇者装備の装備を外してくれるアイテムはあるかのぉ？」

女王エルフ「あぁ！ありますよー！この草でしょう？一個しかないですが大丈夫ですか？」

村長「大丈夫じゃ！それを飲めば…って」

俺「これうまいですね」もぐもぐ

村長「お前が食ってどうすんだよ！！？」

俺「……」ｺﾞｸﾘ　装備が外れた

女「………」ｷﾗｷﾗ

俺「しかたないな……」

10 ：いいからさっさと死ねよキチガイストーカーワタナベ追証ですよ大爆笑：2015/09/22(火) 01:23:18.970 ID:G1pBUq4+d.net

327 ：この頃流行の名無しの子：2015/09/10(木) 01:08:52.85
同業者はおろか殿にさえシカトされてる新宿古着屋よりはまともな人生だがなﾌﾟｯ

332 ：この頃流行の名無しの子：2015/09/10(木) 03:46:16.47 ←新宿古着屋即反応！
>>327
殿はID変えてこのスレで一人で発狂してるおまえだろ

344 ：この頃流行の名無しの子：2015/09/10(木) 12:06:27.26
>>332
というかそれが殿だというソースはあるわけ？
お前が身にやましいことがあるから殿の報復だと思い込んでるだけだろ？
今や新宿古着屋の悪質性は専用スレが出来るくらい認知されてることなんだがｗｗｗ

349 ：この頃流行の名無しの子：2015/09/10(木) 13:48:35.55
>>346
どうせ殿に嫌がらせして毎日報復に怯えまくってんだろうよ 糖質キモすぎだわｗｗｗｗｗｗ

殿殿殿殿殿とのー！倒産寸前追証　新宿古着屋　全自動統失反応中！
http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/trend/1440680850/

販売業者の名称　有限会社コールドターキー／DC-BANK 　代表取締役：渡邊弘宣
販売業者の住所　〒160-0022 東京都新宿区新宿3-12-11石井ビル2F　Phone：03-5269-3675
過去に販売されていた偽物ブランド品：https://goo.gl/maps/QdbqB

11 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:23:30.696 ID:pIKnxQe/0.net

>>8
ごめんミス　お金

12 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:24:01.652 ID:pIKnxQe/0.net

ーー魔王城への道ーー

俺「遠いですねー」

女「だねー」

村長「なぁ」

俺「どうしました？…」

村長「どうしましたって………お前らぶち殺すぞ！！！」装備完了！！

村長「勇者大募集かけておいてなんでわしが勇者の武器を装備するんだよ！？」

俺「お似合いですよ」

村長「お前が魔王だろ！　今ぶっ殺してやるからな！」ｵｺｵｺ

13 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:24:27.915 ID:pIKnxQe/0.net

女「お、落ち着いてください！！」

村長「落ち着いてられるか！」

女「み、みてください！ステータスを！」

男「おお…地味に強いな」小声

村長「体力2 攻撃力302 防御力302 素早さ2」

女「強いしカッコいいじゃないですか！」

村長「ええ？まじで！？かっけえの！？」

ーー魔王城ーー

女魔王「誰だ！！」

村長「……ﾌﾝ」ｷﾘｯ

14 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:24:54.674 ID:pIKnxQe/0.net

女魔王「は？なぜお前が勇者の装備をつけておるのだ　村長よ」

村長「村長ではない！勇者じゃ！」ﾄﾞﾔｯ

女魔王「」

姫「…………ぁ…た…すけて…」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

女「ひ、ひどい！！ﾎﾞﾛﾎﾞﾛじゃない！」

女魔王「ははは！ちょっとお仕置きをしただけだ！」

村長「くぅ！！わしの孫をぉぉ！！！！」

女「村長さんの孫だったんですか！？」

女「それより俺が見つからない！！？」

女魔王「なに、もう一人きているのか！」

15 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:25:19.460 ID:pIKnxQe/0.net

俺「この装備カッコいいな……よいしょっと」

女魔王「いつのまに！？！？！？」

俺「………」フル装備完了

女魔王「お父様の形見が………！！」

女魔王「魔王の両剣に魔王の盾、魔王の服に魔王のペンダントに指輪！」

俺「………！？！？く、苦しい！！？」

？？？「力がほしいか？」

俺「だ、誰だ…！！？お前は？」

？？？「フハハハハハハハ！！！！」

大魔王「私だ…大魔王だ！！！」

16 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:25:45.999 ID:pIKnxQe/0.net

大魔王「力が欲しいなら私と契約を結べ！」

女魔王「お、お父様……」

村長「お、俺！！！契約を結んではならぬ！」

俺「うああああああああ！！苦しい！！！」

大魔王「貴様が契約を結めば私は貴様の中へ入りこの世界には姿を現さない…どうだ？」

俺「うぐっ！！苦しすぎる！！わかったわかった！結ぶ！」

大魔王「契約完了だ…フハハハハハハハ」

俺「…………」ﾊﾞﾀﾝ

17 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:26:17.404 ID:pIKnxQe/0.net

女「………」ｶｸﾌﾞﾙｶﾞｸﾌﾞﾙ

村長「大丈夫か！！女！お前はここから逃げるのじゃ！」

女「しかし！村長さんが…！」

村長「わしの……孫(姫)を頼む！！！！」

女「………！助けないと！」

女魔王「逃がすと思うか！？」

女「…っ！」

村長「うっ！！急ぐのじゃ！」

女「はい！！」

18 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:26:44.733 ID:pIKnxQe/0.net

姫「……」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

女「…………」ｶﾞｼｯ

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

女魔王「くそ…まあよい」

村長「わしだけでどこまで持つか…俺も助けないと！」

女魔王「ﾌﾝ！甘いわ！！」ｶﾞｼｯ

ドォォーン！！

村長「グハァ！！！！」ﾎﾞｷﾎﾞｷﾎﾞｷ

女魔王「ﾌﾝ投げられただけでその程度か」

村長「俺だけでも……助けねば…」

俺「……………ぁ」

村長「…！俺…！起きたか…！………」

俺「…………」立ち上がる

19 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:27:04.281 ID:pIKnxQe/0.net

女魔王「ﾌﾝお前もまとめて…！」

俺「………」

俺「大魔王の名にかけて命じる……死ね！」

女魔王「」バァァァァアアン

村長「破裂……した！？」

俺「村長……あなたがハローワークで求人しなければ私はこの仕事をしていなかった」

村長「ま、まさか…」

俺「いい仕事をありがとう」

俺「そして……消え失せろ！！！」

20 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:27:23.428 ID:8DoRzAkQp.net

これは、なんということだ、、、

21 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:27:26.293 ID:pIKnxQe/0.net

ーーー姫と女ーーー

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

女「はぁ…はぁ…」

姫「も、もうこの辺で…」

女「そ、そうですね」ﾄﾞｻｰ

女「出血が酷いので今すぐ！治療を！」

姫「………い、いいえ……良いのです」

女「な、なぜ！？姫様！」

姫「……私と約束……して…くれませんか」

姫「魔王を…倒すって………」

22 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:27:48.153 ID:pIKnxQe/0.net

女「しかし私は！ビビってしまって…村長を…」

姫「お爺様なら……大丈夫ですよ…お願いします」

女「…分かりました！！やってみせます」

姫「ではこれを…勇者の…指輪と…ネックレスです…」

女「……」

姫「これがあれば…魔王の命令などは……利きません……」

女「ひ、姫様…」

23 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:28:10.642 ID:RZo6YzoRa.net

メイプルストーリーやってんだろ

24 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:28:16.213 ID:pIKnxQe/0.net

姫「あと、これは…私のお守りです……」

女「ひ、姫様！！」

姫「魔王を……倒して……………」ｸﾞﾀｯ

女「…………魔王…を」

女「勇者の名にかけて！魔王を！！！」

女「倒す！！！」装備完了

ーーー魔王城ーーー

俺「……よし世界を滅ぼすか…」

勇者の剣「」

勇者の盾「」

俺「あの女は勇者になるのを諦めただろうな…まあいい」

25 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:28:51.949 ID:pIKnxQe/0.net

ーーハローワークーー

女「ああまたか(ようこそ)」

俺「フハハハハ…実は仕事見つかったんです」

女「じゃあなぜここに…(ヤバイひと？)」

俺「ｸｯｸｯｸ……大魔王の名にかけて命じる…新しい仕事ください」

女「はい了解しましたこれなんてどうでしょうか？」

俺「最高だ」

end

26 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:29:05.573 ID:mLZRNtWe0.net

リアル無職が書いてると思うと虚しくなるね

27 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:30:01.767 ID:pIKnxQe/0.net

こうして俺は仕事を見つけましたとさ　めでたしめでたし

28 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2015/09/22(火) 01:33:23.721 ID:mLZRNtWe0.net

だが現実は悲惨な>>1であった