ラノベタイトルについて凄い発見をしたから聞いてくれ

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

ちょっと聞いてくれ。ラノベタイトルについて凄い発見をした
最近のラノベタイトル（またはアニメタイトル）がやたらと説明的だと知られてるよな

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」
「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」
「俺と彼女と幼馴染が修羅場過ぎる」
「俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長」

などなど。これはラノベユーザー層のゆとりっぷりの象徴だとか、作者がセンスのある短い表現が出来ないから逃げてるだけだとか、色々批判に曝されている
だが実はその批判は間違っている事がわかった
ここでフランス料理店のメニューを見てくれ

「香ばしく焼き上げた手羽先とコンフィ野菜のマセドワーヌ」
「鴨胸肉のロティとソースカルヴァドスリンゴとアンディーヴブレゼ」
「牛フィレ肉のソテーと温野菜添えと赤ワインソース」

この見も蓋も無い説明的な料理名、間違いなく昨今のラノベタイトルと趣が同じと思わないか
「牛フィレ肉のソテーと温野菜添えと赤ワインソース」
「俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長」
な？全く方向性が一緒だよなｗ

つまり昨今のラノベタイトルの長文化、、、これはゆとり化したのではなく、
昨今の充分に成熟したアニメ文化において、そのアニメ要素（キャラクター、シチュエーション、舞台、シナリオ）は、フランス料理の食材や調理法と同等までに多岐にわたるようになり、
それら食材の調理＝ラノベ作品の命名においては、それらの組み合わせを具体的に明示する事の方が、従来の短文の叙情的なタイトルよりもよりマイスター的であり、愉しむ側の審美眼にもよく応える表現方法であるに至った、、という事じゃないか？

「こないだ食べた『牛フィレ肉のソテーと温野菜添えと赤ワインソース』は少しソテーがきつかったかな。味付けがもう少しマイルドがよかったね」
↓
「こないだ見た『俺と彼女がまおうと勇者で生徒会長』は少し彼女のキャラがきつかったかな。キャラ付けがもう少しマイルドがよかったね」

実際、こういう感じにアニメ審美の成熟度はフランス料理の域にまで達している！