まんこ弁護士「女性が嘘の証言しても賠償はさせません！女性の心情を考えて！」

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わいせつ事件で起訴され、その後、無罪が確定した道東の中標津町の谷内保男さんが、虚偽の証言で被害を届け出た女性がうその供述をしたなどとして賠償を求めた裁判で、釧路地方裁判所は男性の訴えを退けました。

精神的苦痛を受けたなどとして、７００万円余りの損害賠償を求めていたが、釧路地方裁判所の中川博文裁判長は、「当時の女性の供述には客観的な証拠と整合しない点があり、信用性に疑いを入れる余地はある」と指摘しました。

その一方で、「民事裁判で、原告は、わいせつ事件が存在しないことを証明しなければいけないが、これまでに証明されたとはいえない」と述べて谷内さんの訴えを退けました。

女性の代理人の弁護士は、「当然の結果だと思う。女性の心情に配慮して控訴はしないでほしい」と話しています。