？「∞」ﾆｺｯ俺「(あぁそうか、俺は彼女を愛するだけで良かったんだ……)」

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

美少女「答えが見つかったの？」ｽﾀｯ

俺「あぁ。俺は彼女に幸せになって欲しいという見返りを、彼女に求めてたのに気付いたんだ……。だから、俺が彼女を愛する見返りとして彼女の幸せを求めるのは止めるよ」

美少女3「別に、見返りくらい求めても良いじゃん？」ｽﾀｯ

俺「……ダメなんだ。見返りを求めた時点で、俺は自分の愛が肯定出来なくなる。」

魔法少女(？)「何で肯定出来なくなるの？」ｽﾀｯ

俺「見返りを求める愛を彼女に求められないからだよ。気付いてしまったら、求めてるのを自覚してしまったら、もうその愛を自分で肯定することが出来ない。俺の見返りを求める愛を肯定出来るのは、俺自身ではなく彼女だけだからだよ」

おまえら(美少女)「無償の愛？」ｽﾀｯ

俺「違うよ。彼女の幸せを求めてるのは変わらないよ。見返りとしては求めないだけで。『彼女を愛するから彼女の幸せをください』ではなく、『彼女を愛した上で彼女の幸せをください』なんだよ。勘違いしたんだよ、俺……」

現実たそ「なにそれ？一緒じゃないの？」ｽﾀｯ

俺「違う筈だよ。ただ、俺は彼女の幸せだけが俺が求める唯一のものだと思ってたんだ……」

俺「俺の生きる理由が『彼女の幸せ』だけだと思い込んでいたんだ。確かにそれも俺が生きる理由だけど、それ以前の根底に『彼女を愛する』があったのを忘れてたんだ……」

魔法少女「そうなんだ。なら、もう、今度こそ、本当に──」ｽﾀｯ

魔法少女「大丈夫だよね？」

？「∞」ﾆｺｯ 俺「(あぁそうか、俺は彼女を愛するだけで良かったんだ……)」

？「∞」ﾆｺｯ俺「(あぁそうか、俺は彼女を愛するだけで良かったんだ……)」