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幼馴染「えっ!?男君って女だったの!?」男「そうなんだってさ」
- 1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/04(月) 00:46:58.559 ID:3wuP9yrH0.net
- 幼馴染「びっくり!!じゃあこの誕生日プレゼントの貞操帯は!!!!!!!!!????????」
男「お前がつけなよ、お前男だろ?」
幼馴染「ひゃあ!!本当だ、ちんちんついてるぃ!!」
男「ほら、つけてやるから後ろ向いて?」
幼馴染「や、やさしくね?ドキドキ……」
男「動くな。カチャッ」
幼馴染「ひゅっ!?」
男「なーんてね。ちょっとした遊びだよ」
幼馴染「もうーっ!びっくりさせないでよ!その銃どうしたの?」
男「拾った」
幼馴染「このワイルドさに惚れたのよォ!クゥーッ11」
男「ははは、照れるな……バンッ」
幼馴染「!?ッ」
男「ア……ごめん暴発しちゃったぜ」
幼馴染「もうやだァ!びっくり!!」
男「ははっ、じゃなッ」
ドサッ
幼馴染「いやああああああああああああああああああああ男オオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
妹「死なないでょ……おにぃちゃん……」
- 2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/04(月) 00:47:56.298 ID:LUzQV2iWa.net
- お、おう
- 3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/04(月) 00:48:05.757 ID:wzW+zsF30.net
- 超展開過ぎて
- 4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/04(月) 00:48:18.973 ID:wOBHBZ9o0.net
- ふむ続けたまえ
- 5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/04(月) 00:51:55.426 ID:H/Kep/+a0.net
- 君才能あるよ
- 6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/04(月) 00:52:34.334 ID:3wuP9yrH0.net
- 院長「しかし不可解な死体だな。これは……」
看護婦「どうしたん?」
院長「いや、銃弾は太ももの端にかすめただけなのに何故か窒息死してるんだよ……何でだろう?」
看護婦「さあ〜私にはさっぱり」
院長「しかし……彼女はカウンセリングが必要だろうな」
ガラス窓の向こう、ベンチに座った幼馴染「アッ……アッ……男……死んでしまった……ガクガク……」
看護婦「そうですね……あ!それならいいカウンセラーを知っていますよ?」
院長「何ッ!?」
看護婦「銀座で一番のカウンセリング店の店主三男ですけど」
院長「よしっ!そこにヤツを叩きこめ!」
兵隊達「イェッサー!!ズラズラ」
ベンチから連れて行かれている幼馴染「イヤッ!離してちょっ!!」
- 7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/04(月) 00:56:50.755 ID:3wuP9yrH0.net
- ―ーカウンセリング店三村
店長「わしが店主の佐々木じゃぞい」
兵隊「今日はよろしくお願いします。彼女、幼馴染を殺してしまって病んでるんですよ」
店長「ソリャイカン!今すぐ脳手術をせんと……」
幼馴染「ハイ……ヨロシク……」
兵隊「終わるまで待っててやるから。大丈夫、俺がついてる」
幼馴染「ウン……ガンバル……」
数時間後
店長「……」
兵隊「……」
幼馴染「」
店長「すまぬ……これほどまでに難しい手術は初めてで……」
兵隊「……」
店長「お代は2割引きにしておいてやるから……これがわしにできるせめてもの償いじゃ……」
兵隊「いえ……」
- 8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/04(月) 00:58:11.067 ID:wWCHslg60.net
- 何なんだよ…
- 9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/04(月) 01:01:04.728 ID:3wuP9yrH0.net
- ―ー一方その頃
妹「……幼馴染ちゃん、大丈夫かいな……」
母「心配しなくてもいいわよ、きっと助かる……」
妹「……あ、きっと助かるで思い出したけどキットカットの賞味期限今日までだったよ」
母「今はそんなことどうでもいいでしょが!!!!ビシッ!!!!」
妹「痛いッ!!うう……お母さん……もうぶたないって裁判で言ってたのに……」
母「あっ……ゴメンナサイ……ゴメンナサイ……」
妹「痛いよ……体が……心がっ!!!!」
母「ゴメンナサイィィィ!!!もうこんな悪い子な腕なんていらないわねェェェェ!!!!ブッシャ!!」
妹「ああーっ!!それはダメでしょ常識的にさぁ!!」
兄「今救急車呼んだから……」
母「うう……ゴメンナサイ……ゴメンナサイ……」
兄「……」
- 10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/04(月) 01:01:36.513 ID:wOBHBZ9o0.net
- よいぞぉ
- 11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/04(月) 01:02:13.730 ID:3wuP9yrH0.net
- 〜〜翌日〜〜
友「おーっす!!今日もいい天気だな!!」
兄「ああ……そうだな」
友「どうした?元気ないな」
兄「……(こいつには話してもいいかな……)」
兄「実はさ」
- 12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/04(月) 01:06:49.791 ID:3wuP9yrH0.net
- 友「ええっ!?お前の家そんな大変な事になってんのかよ……!」
兄「ああ。だからあんまりいつも通りには出来ないわ……すまないな」
友「バカ、何水臭いこと言ってんだよ!俺もそんな状態のお前にいつも通りを要求するほど馬鹿じゃねえよ」
兄「……友……(やっぱりこいついいやつだな……)」
友「まあ、何だ、俺はお前の気持ちわかってやれねえけどさ。一応お前のこと大好きだからずっとお前のこと思ってるよ」
兄「……えっ!?それって……」
友「あ、あ、いやっ!今のは違くて……その……だから……」
兄「え、えっと……」
友「そ、そう!だから、俺のこと頼ってくれって言いたかったんだよ!それだけだ!他意はない!わかったな!?」
兄「う、うん」
友「おう……それじゃっ」
兄(あいつ……)
- 13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/04(月) 01:10:28.677 ID:3wuP9yrH0.net
- 〜〜昼休み〜〜
兄(しかし……あんなことがあったのに、学校では当たり前だけどいつも通りの日常が動いてるんだよな)
兄(なんつーか……面白い、って言ったら変だけど……)
兄(いやむしろ、気持ち悪い?)
兄(まあ、何にせよ家での現実とここでの現実はまるで別物だな)
兄(夢みたいだ……)
先生「おいっ、兄!!はあ、はあ」
兄「……先生?どうしたんですか?」
先生「落ち、お、落ち着いて聞けよ……」
兄「……?」
先生「おま、おま、お前の、家が……」
兄「…………!?」
- 14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/04(月) 01:14:41.523 ID:3wuP9yrH0.net
- ―ー家
ゴオオオオオ……
兄「……」
警察官「家の中に、首を吊った死体が見つかりました。それと、母親は病院で息を引き取ったそうです」
兄「……」
消防団員「うおおーっっ!!新型消防車はまだかあーっ!!」
下っ端「駄目ですっ、道が狭すぎて通れないとの連絡がっ!!」
消防団員「何だとおお!!このままでは火が燃え移っちまうぞおおおお!!!!」
消防団長「クソッ!!お前らァァァ!!!隣の家を壊せえええええ!!!!」
下っ端たち「サー!イェッサー!!」
グワラガガァ……ン
隣の家の人「ああ……」
兄「……(クソッタレ……)」
兄(俺は……どうしてこんな目に……)
兄「ドワッ……」
- 15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/04(月) 01:19:08.582 ID:3wuP9yrH0.net
- 隣の家の人「ポンッ、泣かないで……」
兄「……!?」
隣の家の人「あなたの辛さ、よく分かるわ。でも、いつも通り、笑って……」
兄「なんで……」
隣の家の人「私は……いつものあなたの笑顔が、大好きだから……」
兄「……っ!?」
隣の家の人「だから……笑って?ね?ウルウル」
兄「隣の家の人……(あなたも、辛いでしょうに……)ヒシッ」
兄「無理はしなくていい……泣いて……泣いてすべてを出しきってしまうのがいい……」
隣の家の人「ウッウッ……ウッワアアアアアアアアアアア!!」
兄「よしよし……(気の毒だ……憐れだ……可哀想だ……)」
兄(神よ……あなたは彼女が憎いのか……?そうでないなら、彼女を幸せにしてやってくれ……)
隣の家の人「ヒックヒック……ウッグスオイオイ……」
- 16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/04(月) 01:22:15.637 ID:3wuP9yrH0.net
- 〜〜翌日〜〜
兄「ふう……」
兄(学校……ここに来たら、俺の現実とは別の現実に触れられる……)
兄(それが、俺にとって唯一の心の拠り所だな……)
友「おう!兄」
兄「ああ……友」
友「昨日は災難だったな……」
兄「ああ……まあ、過ぎたことは仕方がないさ。俺は気にしないことに決めたんだ」
友「そっか……それなら、いつも通りにいこうぜ!」
兄「ああ!」
友「昼休みはドッジボールな!校庭で!」
兄「もちろんだ!」
ハハハハハ……
- 17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/04(月) 01:27:02.238 ID:3wuP9yrH0.net
- 授業中
先生「で、あるからして……豊臣秀勝は……」
兄「うう……眠い……」
先生「Yを代入することで……」
兄「くそっ……あの教師、教えるの下手すぎなんだよ……ボケ……」
女「……ビクッビクッ」
兄「うん?」
女「……はぁ……はぁ……ビクッン」
兄(……なんだ?震えてる……キモッ)
先生「ここで、関係代名詞が……ん?おい女、どうした?震えて……」
女「う……うがあああああああああああ!!!!!!!!!!ガブッ!!!!!!!」
兄「ウッ……ギャアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!」
クラスのみんな「キュイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!?!??!??女さんが兄クンニ噛み付いたああああああああ!!!!!!!!!」
兄「イッ……イッ……ゴ……」
兄「」
先生「みんな逃げろおおおおおおお」
ウワワーッッ
- 18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/04(月) 01:31:26.992 ID:MIo4uqRaa.net
- シオンかよ
- 19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/04(月) 01:32:46.337 ID:3wuP9yrH0.net
- ドーン……バリバリ……グワーン……
友「……」
友「俺達の、平和な日常……」
友「それを、奪っていきやがった……」
友「ゾンビどもめ……」
友「許さない……」
友「あのあと、学校中にゾンビが蔓延して……」
友「国連の支持で、学校に核爆弾が落とされ……」
友「周囲の住民が被曝して……」
友「それが引き金となり世界大戦が起こった……」
友「兄……見ているか……?」
友「これが……地獄だよ……」
友「毎日、数十発の核爆弾が投下され……」
友「一日ごとに、数十億の人間が死に絶えてゆく……」
友「俺は、因子保有者だったから死にはしなかったが……」
友「また……戦場へ、駆りだされていく……」
友「今日も、この力を使って……キュイーン」
友「罪もない人々を、殺す――」
終
- 20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/04(月) 01:35:32.847 ID:whYBAQ//0.net
- え、映画化決定
- 21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/04(月) 01:37:23.184 ID:wOBHBZ9o0.net
- おつ
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