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安価で小説書くかもしれない
- 1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/31(日) 22:18:16.796 ID:OnNIQ6bE0.net
- タイトル>>3
- 2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/31(日) 22:19:59.274 ID:y7aFMT3/K.net
- ドラゴンクエスト12
- 3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/31(日) 22:20:14.124 ID:IOEEKv680.net
- さかなや
- 4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/31(日) 22:22:35.579 ID:OnNIQ6bE0.net
- タイトル:さかなや
テーマ>>6
- 5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/31(日) 22:22:38.536 ID:QV6jkv+G0.net
- 主人公>>6
- 6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/31(日) 22:23:10.493 ID:+IgNpvw40.net
- 小島よしお
- 7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/31(日) 22:24:12.234 ID:OnNIQ6bE0.net
- タイトル:さかなや
主人公:小島よしお
テーマ>>9
- 8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/31(日) 22:26:50.830 ID:QV6jkv+G0.net
- ksk
- 9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/31(日) 22:27:44.493 ID:0pSyU6Y20.net
- 恋愛
- 10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/31(日) 22:29:54.473 ID:OnNIQ6bE0.net
- タイトル:さかなや
主人公:小島よしお
テーマ:恋愛
こんなところか
- 11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/31(日) 22:41:20.227 ID:OnNIQ6bE0.net
- さかなや
二月になったとは言え、未だ春の兆候一つ匂わせない冷たい風が吹いた。
季節外れの格好をした青年は、さすがに寒さが応えるか、軽く身震いをする。
商店街は、外目からは営業している店が一つあるかどうかすら疑わしいほどに寂れていた。
商店街の中ほどに設置されたブースは、鉄骨で組まれているものの、そのほとんどが錆びている。
「本当にここでいいのか。」
青年は、今日のスケジュールを思い浮かべ、困惑したような表情でそう呟いた。
- 12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/31(日) 22:51:05.844 ID:OnNIQ6bE0.net
- ギシギシと音を立てながら、ブースの中心に移動した青年は目をつむった。
まるで立ったまま寝ているかのように、青年は身じろぎ一つしなかった。
辺りは物音一つしていないと錯覚させる程に静かであった。
しかし、しばらくそのままでいると、近くで足音が聞こえることに青年は気がつく。
足音は徐々に大きくなり、遂にはまるで青年自身の体内から音が聞こえるほどになった。
青年はそこでゆっくりと目を開き、小さく呟いた。
「はい、おっぱっぴー。」
- 13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/31(日) 23:00:38.067 ID:OnNIQ6bE0.net
- 机には落書きがあった。
その内容は、読み上げるのもはばかられる程に醜く、少女は辟易とした。
当然少女は鬱屈とした表情を浮かべたが、それも一瞬であり、すぐに何事もなかったかのように席についた。
少女はたくましかった。
周りから僅かに聞こえる嘲笑を遮断するかのように、少女は机につっ伏した。
「今日も頑張れるよ、おっぱっぴー。」
誰にも聞こえないよう、少女は小さく小さく呟いた。
少女はたくましかったのである。
- 14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/31(日) 23:08:52.104 ID:OnNIQ6bE0.net
- 始業の合図に合わせるかのように、勢いよくドアを開けながら、教師が教室に入った。
教室の少年少女は慌てて自分の机に戻り始める。
「ばかみたいだな、こんな人生。」
教室が静寂に包まれるまでの喧騒の中で、少女は呟く。
その声は儚げで、今にも壊れてしまいそうであった。
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