俺「絵を描くのは楽しいな」　バカ「下手くそｗ」「ゴミ」「死ね」「デッサンがおかしい」「小学生が頑張って描いた絵」「障害者かな？」

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

　次々と繰り出される罵声のひとつひとつがまるで見えない石のようにミツナリの体にめり込み、肉を抉り、血があたりに舞った。彼はとうとう床に倒れ込んだ。それでも言葉の暴力は止まなかった。
　ベスはそれ以上見ていられなくなって目を背けた。これが人間のやることだろうか……それとも私が人間というものを過大評価していたのだろうか。
　彼女には使命があった。ヨ・パルダに住むという知的生命体をその目で観察し、我らがミースメルヴォグの一員として迎え入れるにふさわしいか、委員会に報告するのだ。
プロジェクトメンバーに選ばれたとき、彼女はおおいに喜んだ。子供の頃に本やムービーで見たヨ・パルダは美しかった。あれほど美しい星に住む人間はきっと美しい心を持つ生き物なのだと思っていた。
　しかし目の前に広がる現実は彼女を失望させるにあまりあるものであった。これでは辺境のゲミダスどもと変わりないではないか。ベスはいままで思い描いていた幻想ががらがらと崩れていくのを感じていた。
　委員長はこう言っていた。
「ヨ・パルダの民が我らと並び立つにふさわしいか、その目で見極めよ。あるいは彼らがゲミダスのように野蛮であるなら、そのときの処断はお前に一任する」
　ベスは今も耐え続けるミツナリを悲しげに見つめ、腰のパルス・ガンを引き抜くと、ゆっくりと狙いを定めた。

俺「絵を描くのは楽しいな」 バカ「下手くそｗ」「ゴミ」「死ね」「デッサンがおかしい」「小学生が頑張って描いた絵」「障害者かな？」

俺「絵を描くのは楽しいな」　バカ「下手くそｗ」「ゴミ」「死ね」「デッサンがおかしい」「小学生が頑張って描いた絵」「障害者かな？」