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少し自分語りに付き合ってほしい

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/30(水) 20:25:13.673 ID:3y6qfSZ70.net
書溜めはしてない

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/30(水) 20:25:28.848 ID:5WKoHVAtM.net
ビップラでやれ

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/30(水) 20:26:20.799 ID:2UdWZBo7K.net
じゃあしてから立てろよ
頭イカれてんのかマジで?

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/30(水) 20:27:57.322 ID:BOd8CXlh0.net
>>2で出てた

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/30(水) 20:29:18.494 ID:3y6qfSZ70.net
とかに語るつもりはなかったが、酒の勢い、というか酒の肴として語りたい

興味がなかったらスレを閉じて欲しい



俺は昔から怖がりだった

たが怖い話が苦手かといえばそうではなく、怖がれるからこそホラー作品を楽しめた

俺のバイト先の後輩なんか「幽霊なんかいるわかないでしょwwwwwヘベロッパwwwwww」とかほざいているが、こういう奴がホラー映画をみても間違いなく楽しめない

6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/30(水) 20:32:23.937 ID:3y6qfSZ70.net
そんな俺だが、特にハマったのがホラー系脱出フリーゲームだった

墓地を見下ろす家のような、わけがわからない存在だからこそ怖いもの
古典ホラーのような、幻想的な雰囲気を持つもの
それらは俺には合わなかった

リング(原作)のような、理屈は通じなくても、数学の式のように怖いものにも道理があるものが好きだった

そんな俺にとって、全てが語ら冒険できるホラーフリーゲームは格好の大好物だった

7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/30(水) 20:37:29.095 ID:3y6qfSZ70.net
そしていつの日か、自分でもそんなホラー作品を作りたいと思うようになった

しかし俺には、プレステのRPGツクールで挫折した経験があった
サンプルゲームを覗いてみたら自分の作品がサンプルゲームに侵食された。多分10人に7人は経験があると思う現象だ

そんなわけでRPGツクールに手を出せなかった俺は、安価スレという形でホラー脱出作品を作り上げた

だが、その時……まるで痛いSSの作者の後書きののうに
俺はSS後の後書きで「あなた達が聞いた、体験した怪奇譚を募集しています!」とかやってしまった

8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/30(水) 20:43:43.406 ID:3y6qfSZ70.net
勿論そんな痛い>>1の期待に応えることもなく怪奇譚は集まらなかった
まあ普通に人生を生きていて怪奇譚に遭遇することはないだろう

そんなある時、あまり投稿していない俺のツイッターに、とあるフォロワーからメールが来た

三浦真希(みうら まき)という名前のフォロワーからのメールだ


「あなたの安価スレを拝読させていただk(中略)私の聞いた話ですが、中部地方の×××峠に、過去一家心中しかけた廃墟があります
 脱出ホラーゲームの好きなあなたにピッタリな舞台だと思います」

9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/30(水) 20:49:41.707 ID:3y6qfSZ70.net
真希ちゃんのメールには小躍りした

女っ気のない男は、ネットの知り合いでも女性と間接的にも接することができただけで狂喜乱舞するのは当たり前であろう。多分みんなの同意は得られる

そして幸か不か、真希ちゃんの教えてくれたその廃墟がある場所は、俺の住む家から一時間ほど車を走らせればたどり着ける場所だった

しかし、俺はホラーゲームが好きでも、ホラーな目に遭いたいかと問われると首をブンブン振るしかない
怖いゲームをやるのは好きだが、自分がそんな目にあうのはごめんだ
例えて言うなら、メタルギアが好きでもアラスカやアフガニスタンに行きたいと思うプレイヤーは稀だろう

10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/30(水) 20:55:56.079 ID:3y6qfSZ70.net
しかし彼女の好意を無下にするわけにはいかず、俺は真希ちゃんの教えてくれた廃墟に行くことにした

当たり前の話だが、脱出ホラーゲームの主人公のように1人で廃墟を行動するつもりはなく、誰か友人を連れて行こうと思った

しかし俺には知り合いは沢山いても友人と呼べる人は、中学の時の後輩の1人しかおらず
彼は「体重100kgを超えれるデブは、先天的資質を持った選ばれたデブだけだ」とかぼざいて
体重100kgを越えようと本気で頑張るただのデブなので、間違いなく足手まといにしかなはないと見放して1人で行くことにした

11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/03/30(水) 20:58:03.452 ID:3y6qfSZ70.net
もちろん脱出ホラーゲームの主人公のように道具は全て現地調達とはいかないので、俺はある程度装備を整えてきた

ナイフ、アーミーナイフ、ヤスリ、ペンチ、紐、ロウソク、マッチ、ペンライト、メジャー……

サバイバルでもするかのような装備をつけ、ついでにスネークになりきりたくてバンダナを巻き、俺はそのはいきょにぬむかいさか

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