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ウンコを極限まで我慢し続けた俺の戦いはこうして幕を閉じた〜THE END OF THE WORLD〜

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/10(火) 19:06:17.931 ID:t74EKUnK0.net
〜プロローグ〜
90分授業開始5分目にして猛烈な便意に襲われるも一番前の席に座っていたため授業中に席を立って数多の人間の視線を一気に浴びる中での逃避行等私には出来なかった。

〜第1章『迫り来る高濃度ガス』〜
私は冷や汗をかいていた。最前列にいるにも関わらず黒板の文字が霞んで見える。講師の声は遥か遠く残響を響かせ意識は完全に己の下腹部に向けられていた。握るペンに力が入る。極度の緊張からなのか呼吸が乱れ、目がぐるぐると動き回る。

───────────その時だった。

下腹部からボコボコと感じるマグマのように膨らんでは破裂する空気の感触。

──────────屁だ。

私は全神経を集中させ力の限り肛門を締め付けた。溜まるガス、破裂するガス。腸内で膨らんでは破裂する感覚を額に脂汗を浮かべながら感じ続けた。
クリスチャンでも無いのに早くも神に祈りを捧げ始めた時、授業終了まで残り80分だった。このような経験は初めてではなくむしろ何回も死線を掻い潜ってきた歴戦の覇者ではあったが今回は正直死を覚悟した。

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/10(火) 19:07:12.090 ID:jZkV8Dfra.net
女?男?

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/10(火) 19:07:25.089 ID:B2ABxoPAp.net
我慢した屁の音聞こえてるからな

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/10(火) 19:08:09.833 ID:s017G7PD0.net
>>1
kwsk

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/10(火) 19:08:15.435 ID:rA3+HTD30.net
それでそれで?

6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/10(火) 19:08:43.377 ID:EPbqROAL0.net
ほう

7 :うさぎちゃそ ◆UsaVIP.sss :2016/05/10(火) 19:09:15.872 ID:Xvg0qwQf0.net
おもろww

8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/10(火) 19:10:54.991 ID:W8rXQmaH0.net
屁を連発すれば便意は軽減されるだろ

9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/10(火) 19:11:54.733 ID:EPbqROAL0.net
5分たったぞあくしろ

10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/10(火) 19:12:16.452 ID:4cwQKEcO0.net
この糞文は磨き次第では文豪になる

11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/10(火) 19:19:56.289 ID:t74EKUnK0.net
〜第二章『虚栄の崩壊』〜

もはや授業どころではない。この時ばかりは己の真面目さを恨んだ。
いや、前に座っているだけで試験も大した得点を得られない真面目系屑の自覚はあったがそれでも広い講義室の後ろに座って彼女といちゃついたりスマホを弄ったりして暇を潰す穀潰し共よりは上だと自分に言い聞かせ精神を保ち続けていた。
しかし今置かれている状況は今まで築き上げてきた虚栄を根底から粉砕するほどの危機的状況であると頭ではなく脊髄が教えてくれていた。
私はそんな今となってはどうでもいい思考遊びにうつつをぬかすことで心の平静を保とうとしていた。異変に気付いたのは講師が糞つまらないギャグで講義室を湧かせようとしていたその時だった。

───────────屁が

   破裂しない───────────

屁の破裂は物理的空間的に余裕を持たせる作用反作用のような役目を持っていると認識していた。その屁の破裂が来なくなった。視力に続き今度は聴力も失われていた。

12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/10(火) 19:21:02.750 ID:W8rXQmaH0.net
肛門の門番が欺かれたのか

13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/10(火) 19:37:52.995 ID:t74EKUnK0.net
〜第三章『拡散する波動』〜

授業終了まで残り75分を切った。
薄れゆく意識、破裂せずに溜まり続けるガス。もはや感覚を飛び越えて音で危険を知らせ始めた。ゴロゴロと腹は低く呻く。
いつも隣に座ってくれている面識の無い真面目そうな風貌の黒髪セミロングちゃんはその異音に気づいてしまっているのだろうか?いやそれどころか今ここで盛大にガスを噴出しついでに糞を撒き散らしたらどうなってしまうのか?
予想される有りとあらゆる被害規模を頭に浮かべては背筋が凍った。
更に追い討ちをかけるかのように冷えた身体が腹の中を抉り掻き回し始めた。
私の顔に血液達は巡ることを忘れ端から見れば死人のように映っていたことだろう。

14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/10(火) 19:45:18.087 ID:kaLRYK0V0.net
我慢してると目の前が真っ青になるよな

15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/10(火) 19:53:14.178 ID:4JnDLevb0.net
〜完〜

16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/10(火) 19:55:21.995 ID:t74EKUnK0.net
〜第四章『絶体絶命』〜

正直限界だった。猛烈な便意と腸内で滞留し続け今も尚勢力を拡大させ続けるガスによってまるでバルーンアートのようになった私の腸は降伏することを願い乞うていた。
今まで耐え難きを耐え忍び難きを忍ぶことで勝利を得てきた古参兵である私も今回ばかりは失うものの大きさを鑑み降伏を仕方なく受け入れ調印式の準備を進める覚悟が出来上がっていたのだがそれを発表するタイミングが掴めずにいた。
事は簡単だ。講師の声を遮り一言「トイレ行ってきてもいいですか?」と宣言するだけだ。だが問題はその先にある。極限まで溜まり続けたガスは席を立つだけで弁が解放されるそんな危機的状況にまで陥っていたのだ。
降伏せず我慢しても死、降伏しても死が待っている。硫黄島の戦いがそこにはあった。屁だけに。

17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/10(火) 20:04:48.849 ID:B2ABxoPAp.net
書き込みはここで終わっている

18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/10(火) 20:14:33.001 ID:ReXqe0Ex0.net
はよ

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