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母の思い出
- 1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/14(土) 18:58:14.327 ID:Ui0b6vBrK.net
- 私の母は昔から体が弱くて、
それが理由かは知らないが、
母の作る弁当はお世辞にも
華やかとは言えないほど質素で見映えの悪い物ばかりだった。
友達に見られるのが恥ずかしくて、
毎日食堂へ行き、お弁当はゴミ箱へ捨てていた。
ある朝、母が嬉しそうに
「今日は○○の大好きな海老入れといたよ」と私に言ってきた。
私は生返事でそのまま学校へ行き、
こっそり中身を確認した。
すると確かに海老が入っていたが、殻剥きもめちゃくちゃだし、
彩りも悪いし、とても食べられなかった。
家に帰ると母は私に
「今日の弁当美味しかった?」としつこく尋ねてきた。
私はその時イライラしていたし、
いつもの母の弁当に対する鬱憤も溜っていたので
「うるさいな!あんな汚い弁当捨てたよ!
もう作らなくていいから」
とついきつく言ってしまった。
母は悲しそうに「気付かなくてごめんね…」
と言いそれから弁当を作らなくなった。
それから半年後、母は死んだ。
私の知らない病気だった。
母の遺品を整理していたら、日記が出てきた。
中を見ると弁当のことばかり書いていた。
「手の震えが止まらず上手く卵が焼けない」
日記はあの日で終わっていた。
後悔で涙がこぼれた。
- 2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/14(土) 18:58:58.664 ID:bNvVBDMyp.net
- ンゴオオオオオオオオオオオオ
- 3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/14(土) 18:59:17.509 ID:Ka7ze/iz0.net
- コピペでスレ立て
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