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ご注文は異能力バトルですか?の一話書いたから感想くれや
- 1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:12:59.326 ID:6hs1sMgF0.net
- 適当に貼ってくから頼むわ
- 2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:13:20.503 ID:YLoa9HlU0.net
- パクリ&パクリ
- 3 :山田由希 ◆YUKI/oan9Y :2016/05/21(土) 19:13:23.870 ID:vuEY52vHK.net
- はよ
- 4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:14:18.886 ID:6hs1sMgF0.net
- 太陽が沈み、闇に浸かった街並み。
西洋風の建物が並ぶ石造りの小道を、一人の少女が歩いている。
「頼まれた物お買い物に行ってたら、こんな時間になっちゃたよぉ……」
保登心愛(ほと ここあ)、通称ココア。
ぽつりぽつりと街角に設置された街頭に照らされるのは、赤みを帯びた金髪のセミロング、花の髪飾り、ワンピースに包まれた歳相応のスタイル。
この春、この街にやってきた異能学術生の一人である。
ココアは大量の食料が詰め込まれ、ぱんぱんに膨らんだ一つのビニール袋を両手で持ち、歩を進める。
- 5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:14:57.713 ID:6hs1sMgF0.net
- 「うーん、近道とかないのかなぁ……」
視界一面に敷き詰められた闇が、ココアの不安を煽る。
「だ、大丈夫だよね。 こんなお洒落な街にお化けなんているわけないよね!」
虚勢にも近い声で自分に勇気を与える。
「そうだ、きっといるとしてもうさぎのお化けに違いないよね!」
その時だった、閃光のような速さの何かが、視界を上空から地面にかけて遮る。
足元から聞こえる、鉛があったたような音が耳に入ってくる。
ココアは驚きのあまり買い物袋を地面に置き、腰から地面に倒れこむ。
- 6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:15:27.545 ID:6hs1sMgF0.net
- 「な、何が起きたの?」
状況を判断する思考回路が一瞬にして自身の危険を知らせ、ココアにすぐさまこの場を離れなければという気持ちにさせる。
急いで立ち上がろうとしたココアの左手から数センチの位置に、二発目が着弾する。
わざと外しているのかいないのか、どちらにせよ今何者かに狙われ、狙撃されていのは確かだった。
- 7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:16:32.474 ID:6hs1sMgF0.net
- 「どうして私なんかを狙うのか分からないけど……とりあえず逃げないと」
逃げないと何をされるか分からない、最悪当たり所が悪ければ死亡もあり得る。
飛んできている弾丸からは、そんなみえみえな悪意と殺意が伝わってきていた。
ココアは決意したように袋を握り、精神を落ち着かせ、体の中心に力を集めるかのように集中する。
「今だよ!」
発声とともに上空に右腕の手の平を掲げ力を放つ。
すると手の平を起点に、平らな無機質な盾のような物質が出現する。
刹那、ココアの掲げた腕から地面に伝わる鈍くて重い一撃。
ココアが広げた盾のような物質が、ワンテンポ遅れて上空から降ってきたダンガンを防いだのだ。
- 8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:17:02.467 ID:6hs1sMgF0.net
- 「銃弾と銃弾を撃つ間に少し間が開く……逃げるなら今!」
弾を防いだ盾を左右に投げ飛ばし、地面から鉄でもぶつけたような音が聞こえる。
「盾さん、ありがとう!」
立ち上がり袋を持ったココアは小さく呟き、ワンピースの裾を翻しながらも夜道を走りだした。
- 9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:17:34.782 ID:6hs1sMgF0.net
- 道の先は街中ということで街頭が置かれ、明かりで照らされてはいるものの、まだこの街にやってきたばかりのココアにとって不安なものでしかなかった。
等間隔で置かれ、光と光の間に存在するわずかな暗闇がさらに恐怖を煽る。
「これからどうしよう……さすがにこのままじゃ、下宿所にも戻れないよ……」
背後から追ってきている狙撃者を下宿先まで連れていくなんて、迷惑以外の何物でもないだろう。
下手したら下宿先でお世話になっている人にも迷惑、いや、迷惑だけで済めばまだいい。
怪我をさせてしまったら、顔向けができなくなってしまう。
だからか、ココアは目的の場所とは少々違う方向に走っていた。
- 10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:18:03.694 ID:6hs1sMgF0.net
- 「せめて、人通りの多い場所に出れさえすれば……」
弱音を吐きながらも、丁度街で一番大きな広場の横に差し掛かった頃だろう。
ココアの体力は限界を迎えかけており、闇雲に走り続けるのは無意味だと気づく。
「暴力とか嫌だけど……話さえできれば……」
迎撃して、狙ってきた理由を聞きだす。
最善ではないけど今、一番現実的な答え。
覚悟を決めたココアは広場に入り、道の途中に置かれたベンチに買った食料を優しく置く。
そして手ぶらな状態で、道から外れた位置に見える街頭の明かりの届かぬ、広大な森林地帯に足を踏み入れる。
- 11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:18:38.554 ID:6hs1sMgF0.net
- ココアが森林地帯に隠れ初めて数秒。
風によって草が揺れたのとは違うような音に、ココアは森林地帯に何者かが足を踏み入れたことを確信する。
ココアはひょっこり草陰から顔を表し、周辺を観察するが何者の影も見当たらない。
再びココアの聴覚を草が風に揺らされる音と、自身の心臓が鼓動する音のみが支配する。
春先で夜だというのに、額から出た一滴の汗が頬を通り、顎に向かって流れていく。
汗の雫が一滴、地面に落ちたところでココアの視線の先に蠢く人影。
数にして一人、狙撃者が足音を殺して探索しているように見える。
それを好機とみたココアは、狙撃者に向かって走る。
- 12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:18:40.104 ID:930RcoLE0.net
- >ココアは大量の食料が詰め込まれ、ぱんぱんに膨らんだ一つのビニール袋を両手で持ち
ここの描写、もし後で拾うにしても冗長に感じる 食いしん坊とか買いダメする癖とかそういうの無いならイラナイ
- 13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:21:43.794 ID:6hs1sMgF0.net
- >>12
ちゃんと読んで切れてる人がいることに感激
まあ確かにいらん描写感はあるかもしれんな
- 14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:21:48.221 ID:Lll1VJs3d.net
- いやそんなことはない
- 15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:22:01.583 ID:6hs1sMgF0.net
- 「うりゃぁあああああ!」
大きな声とともに駆け、先ほどの盾と同じ要領で今度は右手が光を纏い、一本の無機質な棒を出現させる。
そして、その棒で狙撃者に殴りかかる。
しかし、狙撃者もココアの行動に気づいていなかったわけではないらしい。
狙撃者の背丈より幾分か小さな銃をココアの方向に向け、躊躇いもなく引き金を引く。
「そう来るのは想定済みだよ!」
「なっ!?」
ココアの声に、思わず狙撃者から驚きの声が漏れる。
銃から放たれた無数もの散弾は勢いを増し、ココアの全身を捉える。
- 16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:23:51.925 ID:Bjnb4gpG0.net
- >弾を防いだ盾を左右に投げ飛ばし、地面から鉄でもぶつけたような音が聞こえる。
音の表現が無駄だしこのくだりはいらない
- 17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:23:52.435 ID:6hs1sMgF0.net
- 「はぁ!」
ココアは、飛びかかった数センチ前に、体の全面を覆うような正四角形型の壁を現す。
壁は複数の散弾を受け、だが貫通一つしていない。
瞬間、ココアは目の前を遮っていた壁を消しさり、両手で握っていた棒を横に振る。
狙撃手はギリギリのところで銃を盾代わりにし、直撃をかわすも衝撃により広間の方向へ飛んでゆく。
- 18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:25:46.590 ID:6hs1sMgF0.net
- >>16
ココアが何を出したとか敵が何を飛ばしてきたとかの最低限の説明として入れたんだけど無駄に感じるもんなのかな
参考になる
- 19 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:26:09.538 ID:6hs1sMgF0.net
- 「くっ……」
広々とした物陰一つ無い芝生に狙撃手である少女が片足をつく。
ココアは警戒しながらもできるだけ挑発させないように、先ほど持っていた棒を消し、狙撃手の少女に近づく。
「ねぇ、どうして私を狙うの?」
ココアは狙撃手の少女に問う。
すると少女は地面すれすれまで伸びたツインテールを振り上げ、ココアに不敵な笑みを見せる。
- 20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:26:20.693 ID:Lll1VJs3d.net
- 自分の書きたいように書いたらええで
- 21 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:26:31.028 ID:6hs1sMgF0.net
- ココアは不敵な笑みの理由が分からずに、咄嗟に辺りを見回し、頭部から上に浮かぶ無数の銃と背後に存在したある物の存在を認識する。
自身の身長よりも二、三倍はあるであろう口径の銃。 いや、銃なんて例えは生ぬるい、大砲なんてレベルの物。
その全てがココアの心臓を撃ち抜かんと既に引き金を引いていたのだ。
「ま、間にあ……」
言葉と同時に銃弾は放たれ、刹那体が浮くような突風が吹き付ける。
ココアの死を覚悟して瞼を落とす。
視界は暗く、そして体重が一気に軽くなったような感覚、ただ呟く。
- 22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:27:41.466 ID:O7qdvNmi0.net
- 長い
ココゲリブリゴク
- 23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:28:12.985 ID:6hs1sMgF0.net
- 書きたいように書いて結果読者置き去りにしてもあれだし改善できるところは改善したいよね
- 24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:29:49.724 ID:6hs1sMgF0.net
- 今回のを産業表すなら
ココア異能力者
VS狙撃者
チノちゃん可愛い
- 25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:29:58.846 ID:Bjnb4gpG0.net
- >>23
良いことじゃん
頑張れ
- 26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:30:01.720 ID:hKdSIwjkd.net
- とりあえずココアちゃんがレイプされてあられもない姿になったら起こして
- 27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:30:09.985 ID:6hs1sMgF0.net
- 「死にたくないよ……でも死ぬのってこんなにもふもふして気持ちいんだぁ……」
もふもふ。
圧倒的に柔らかく肌触りの良いもふもふ。
「勝手に死なないでください、ココアさん」
「へぇ?」
唐突に聞こえた狙撃者とは違う第三者の声に、ココアは顔を上げる。
「あれ、生きてる?」
ココアは何やら大きな生き物の背に寝かされていたらしい。
どうやら先ほどの一瞬で命を助けられたのだろう。
- 28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:32:10.281 ID:6hs1sMgF0.net
- >>26
今回はお色気要素無いんだよなこれが
- 29 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:32:23.643 ID:6hs1sMgF0.net
- 「ティッピー、こっちです」
そして、ティッピーと呼ぶ可愛らしい声の主は、最初ココアが買い物袋を置いたベンチの付近に立っていた。
少女の名前は香風智乃(かふう ちの)、通称チノ。
月明かりに照らされダイヤモンドダストの煌めきのような輝きを放つ白髪のロングヘヤ。
何故か光っている家業である喫茶店で着用している青色の店員服。
右手には魔法のステッキを模した銀色のステッキ。
全ての印象がクリスタルブルーを彷彿とさせる少女だった。
- 30 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:32:41.307 ID:6hs1sMgF0.net
- 「ありがとうございますティッピー」
ティッピーと呼ばれる荒々しい獣にチノは方を近づける。
すると、ティッピーの姿がみるみるうちに小さくなり、最終的に真ん丸の毛玉に姿を変えてします。
「な、なにこれチノちゃん!?」
「企業秘密です」
チノは地面でぴょこぴょこ飛び跳ねてるティッピーを、ステッキを持っていない手で持ちあげ、頭の上にのせる。
- 31 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:33:05.069 ID:6hs1sMgF0.net
- 「チノちゃんチノちゃん! ティッピーモフモフしたいよ!」
「今はダメです……そもそも状況考えてください」
「うぅ……」
「はぁ……それで、なんでココアさんはあの方に追われてるんですか?」
「思い当たる節もないよ」
ココアは考えるようなポーズを取って、狙撃手を見る。
そんなココアを見たチノは、つぶらな瞳で狙撃手を睨みつける。
- 32 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:33:14.558 ID:hKdSIwjkd.net
- じゃあココアちゃんとチノちゃんがレズセックスしだしたら起こして
- 33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:33:40.586 ID:6hs1sMgF0.net
- 「すみませんツインテールさん、今回は人数的にも分が悪いと思うので引いてくれませんか?」
「そーだよ! チノちゃんが来たら可愛さでも負けないからね!」
「ココアさん、恥ずかしいから少し静かにしてください……」
恥ずかしさから頬を少し赤らめながらも、チノは視線を戻す。
そこで狙撃手が口を開く。
「分かった。 仕方ないから今回だけは見逃してやる!」
「そうしていただくとありがたいです」
ぺこりと狙撃手に頭を下げるチノ。
- 34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:34:54.818 ID:6hs1sMgF0.net
- お風呂の描写すら面倒で書こうか迷ってるんだよな
ここ要検討
- 35 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:36:04.644 ID:6hs1sMgF0.net
- 「だ、だが勘違いするなよ! 今回は引くだけだからな!」
「はい、それでも今は引いてくださるだけましです」
「この借り、絶対に返してやるんだからな!」
それだけ言うと狙撃手の少女は夜の森林地帯に消えていった。
- 36 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:36:31.179 ID:6hs1sMgF0.net
- 「なんと言いますか、負け犬の遠吠えじゃないんですから、もう少し静かに帰れなかったんですかね」
「チノちゃん、意外と辛口だね」
「ココアさんのせいでもあるんですよ」
「へぇ?」
「……なんでもありません!」
ぷいっココアから顔をそらしたチノは、買い物袋を抱え、歩き始める。
- 37 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:36:43.443 ID:6hs1sMgF0.net
- 「ねぇねぇ、さっきのどういう意味?」
「もう知りません」
「えぇ……教えてよチノちゃん〜」
チノの後を追い、ココアも歩き出す。
始まりの季節である春。
ここの街にも一つ、不思議な出来事の始まりの芽が開こうとしていた。
- 38 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:37:50.382 ID:6hs1sMgF0.net
- 一話終わり
二話目以降は未定
- 39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:43:25.327 ID:930RcoLE0.net
- お色気シーンを1話目に持ってくるアニメの鉄則が抜けているる やり直し
- 40 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:44:03.592 ID:SlarwaEqd.net
-
- 41 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/05/21(土) 19:46:24.329 ID:6hs1sMgF0.net
- まあ確かにごちうさ一話にお風呂シーンあったから繋げようと思えばこの話の後に繋げられるっちゃ繋げられるが
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