夢に出てきた少女に恋をした

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

僕は中学生か高校生だった。何かの部活でドラムを叩いてみたら、やけに上手くいって指導役の人が驚いた。
そうしたら、小学校の頃担任だった佐々木先生が出てきて、ドラムを探している校内バンドを紹介された。
その紹介されたバンドに合うために、僕は異様に長い間、学校の中をひたすら歩いた。少し薄暗い廊下に人はいなかった。
歩きながら、ドラムをかじった程度の僕がバンドでやっていけるのかなどと考えていた。
途中、理科室に入ったら科学部と思われる生徒達がひしめき合っていて、知ってる顔も数人いたように思えた。僕は話をすることもなく、ただ理科室を通り抜けた。
人の気配だけはする廊下を歩いていると、シャッターの閉まった階段の前に辿り着いた。向こう側からは少し怖い気配がした。
先生は2階と言っていたので、とにかく下へ行かなければならない。迂回して少し歩いた所に階段が見えた。階段を降りてしばらく歩くと漸く目的地に着いた。
そこは中庭になっており、中心には小さな小屋が建っていた。
僕が呼びかけると、小屋の中から一人の少女が出てきた。背が少し高く僕と同じらいはある。色白で肩までかかる黒髪、素朴ながらも内なる強さを感じさせるような雰囲気だった。
「えっと、佐々木先生の紹介できたんだけど。」
「もしかしてドラムの人？」
「そうだよ。ドラムを探してるバンドがあるって聞いてきたんだ。」
「そうなの。ドラムが見つからなくて困っていたの、入ってくれる？」
「もちろん、その為に来たんだ。」

ここで目が醒めた。