女カメラマン「私可愛い女の子を撮るのが大好きなんです！」女喫茶店員「そーですか」

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

カメラマン「あの！失礼ですけどおねえさん！」

喫茶店員「はい？」

カメラマン「無愛想ですね！」ﾆｺｰｯ

喫茶店員「……はぁ？」

カメラマン「どーせ私しかお客さんいないんですし！お話しませんか？」

喫茶店員「嫌です」ﾂｰﾝｯ

カメラマン「えー！？」

喫茶店員「どうせ『女の子って努力次第で誰でも可愛くなれるんですよー！』『私に任せてください！』『わ、素敵！写真撮らせてください！』の流れでしょ」ｺﾎﾟｺﾎﾟ

カメラマン「はい！！基本は！！」

喫茶店員「化粧とかで飾って可愛くなっても意味無いでしょ、紅茶どうぞ」ｺﾄｯ

カメラマン「え？お姉さんは化粧なんかしなくても可愛いと思いますけど」

喫茶店員「は？」

カメラマン「そりゃあお化粧すれば誰だってある程度可愛くはなれますけど……結局は元なんですよ！わかります？」

喫茶店員「……あなた、カメラマンとしてそれはどーなんですか……」

カメラマン「野に咲く一輪の花と人の手で生けられた花々、どちらを撮りたくなるかと聞かれたら……ね？」

喫茶店員「はぁ……で？それも決まり文句なんですか？」

カメラマン「いや違いますよ！本気で可愛いと思った人にしか言いません！なんてったって売り物にできませんからね！完全に趣味です！」

喫茶店員「……」

カメラマン「だから撮らせて下さい！私の『日本女の子名鑑』の１ページになってください！」

喫茶店員「……嫌です」ﾂｰﾝｯ

カメラマン「ええっ！？」

喫茶店員「私はオンリーワンが好きなんです、そこらの可愛い女の子とひとまとめにされたくないんです」

カメラマン「……私の、一番になりたいんですか？」

喫茶店員「……は？」

カメラマン「そういうことでしょ？一番可愛くありたい、私に一番可愛いと思って欲しい……」

喫茶店員「そ、そんな事言ってないじゃないですか……」

カメラマン「ふふ、意外と女の子っぽいところあるんですね♪」

喫茶店員「意外とってどういうことですか！これでも一応女ですよ！？///」

カメラマン「いやいや、分かってますって♡じゃあどうです？とびっきり可愛く撮ってあげますよ、そして私の家に飾ります！それなら文句無いでしょ？」

喫茶店員「な、なんか無茶苦茶な事言ってる気が……」