弁当屋女「いらっしゃいませ！」OL「唐揚げ弁当ひとつ！」

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

弁当屋「かしこまりました！500円です！」

OL「ここのお弁当美味しいからついつい買ってっちゃうんだよねー」

弁当屋「本当ですか？えへへ、ありがとうございます……はい、丁度ですね！」

OL「ありがと！ね、お姉さんなんでお弁当さんやってるの？」

弁当屋「なんで……そうですね、私の作ったお弁当でお客さんが笑顔になってくれたら嬉しいじゃないですか？だからです！」ﾆｺﾆｺ

OL「ふーん、確かにお姉さんいっつも笑顔だよね」

弁当屋「ええ！笑う門には福来たる、と言いますしね！」

OL「そっかそっか、じゃあまた来るねー」

弁当屋「はい！毎度ありがとうございまーす！」

OL「うひゃあ、すごい雨……すいませー、あれ？」

弁当屋「ぐす……あ、いらっしゃい、ませ……」

OL「い、今泣いてた？」

弁当屋「え！？な、泣いてないですよ！？それより何にします？きょ、今日はシュウマイが……」

OL「どーしたのよ！いつも笑顔なんじゃなかったの！？」

弁当屋「……う、うぇぇ……」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

OL「ははぁ、ひとりで寂しかったと……」

弁当屋「はい、今日は雨でお客さんも来ませんし、実家を離れてひとりでやってるので……なんだか、急に……」ｸﾞｽﾝ

OL「そっかそっか、わかるよその気持ち？私は職場でいろんな人と会うけど、お姉さんは基本ひとりだもんね……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

弁当屋「はい……だから、あなたが来てくれて安心してしまって……ごめんなさい、お恥ずかしい……///」ｸﾞｽｯ

OL「いやいや、ただの客なのにそこまで信頼して貰って嬉しいよ……」

弁当屋「……あ、あの……よければ、今日、一緒にご飯食べませんか……？///」

OL「え、いいの？じゃあ食べていこうかな、どうせ帰ってもひとりだし……」

弁当屋「ほ、ほんとですか！？ありがとうございます……！/////」