ヒロイン「ラスボス倒した後に記憶喪失になった主人公が施設を脱走した！？」　モブ「心当たりがあるところは探したんですがどこにも…」

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

ヒロイン（いったい主人公はどこへ…もしかしたら、あそこに…？）

主人公「…あ」

ヒロイン「やっぱりここにいましたか」

主人公「何故僕がここにいるってわかったんですか？」

ヒロイン「ここは私と主人公が初めて出会って、ラスボス討伐を共に誓い合った場所だからです」

ヒロイン「ここに来るということは、主人公の記憶は戻られたのでしょうか？」

主人公「いえ、何も覚えてません」

ヒロイン「…え？」

主人公「でも体が勝手に動いて、気付いたらここに来ていたんです」

主人公「ヒロインとの思い出の場所だったから体が反応したんでしょうか？自分でもよくわかりません」

ヒロイン「…っ！も、もうここに来て気が済んだでしょう？早く施設に戻りますよ」

主人公「ヒロイン、お願いがあります」

ヒロイン「何でしょうか？」

主人公「再現してもらってもいいですか？僕とヒロインが初めて出会ったこの場所で、ラスボス討伐を共に誓い合った時のことを」

主人公「もしかしたら、それがきっかけで僕の失った記憶が元に戻るかもしれません」

ヒロイン「い、今しろというのですか！？」

主人公「はい、できませんか？」

ヒロイン「で、できなくはないですが…その、恥ずかしいです」

主人公「今ここには僕とヒロインしかいませんが、恥ずかしくて出来ないようなことなのですか？それとも記憶がなくなる前の僕が、ヒロインが嫌がるような事を何かしてしまったのでしょうか？」

ヒロイン「さ、されたといいますか…されてないといいますか…嫌がるようなことをされたけど、別に嫌でもなかったというか…」

主人公「…？」

ヒロイン「…あ、ああもう！わかりました！再現します！目を閉じて下さい！」

こういうのもういいから

ヒロイン「ラスボス倒した後に記憶喪失になった主人公が施設を脱走した！？」 モブ「心当たりがあるところは探したんですがどこにも…」

ヒロイン「ラスボス倒した後に記憶喪失になった主人公が施設を脱走した！？」　モブ「心当たりがあるところは探したんですがどこにも…」