紅のアンチョビ

1 ：以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします：2016/07/31(日) 02:43:34.819 ID:SAWh7KvKa.net

数年後戦車道が廃れ日本は戦争をしていた....
日本陸軍イタリア支部の近くの映画館
アンチョビ「隊長か　出世したな ペパロニ」
ペパロニ「何で戻って来たんだ」
アンチョビ「行きたい所は どこへでも行くさ」
ペパロニ「今度は当局も見逃さないぞ
尾行されなかったか」
アンチョビ「まいてやったよ」
ペパロニ「お前には反国家非協力罪
密出入国　退廃思想
ハレンチな髪でいる罪
ワイセツ物陳列で逮捕状が出される」
アンチョビ「ハハハ…」
ペパロニ「バカヤロウ　笑ってる時か
お前の戦車も没収すると言ってるぞ」
アンチョビ「ひでえ映画じゃねえか」
ペパロニ「なあドューチェ 陸軍に戻れよ
今なら俺達の力で何とかする」
アンチョビ「ファシストになるより非国民の方がマシさ」
ペパロニ「古き良き戦車道の時代は終わったんだ
国家とか民族とか
くだらないスポンサーをしょって
撃ち合うしかないんだよ」
アンチョビ「俺は俺の稼ぎでしか撃たねえよ」
ペパロニ「どんなに逃れたところで裏切り者は裏切り者だぜ」
アンチョビ「ありがとうよ ペパロニ
みんなによろしくな」
ペパロニ「いい映画じゃないか
気をつけろ
奴らは国賊を裁判にかける気はないぞ
ああ
あばよ 戦友」