なろう作家がラブコメについて語っとるwww

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

　某少年誌等のラブコメでは度々登場キャラの人気投票というものが行われている。

　そして、ラブコメ作品においては往々にして男性キャラは最初から排除され、ヒロインの人気ランキングと化す。

　しかしそれは、少年誌における需要を考えれば必然であり、大きな問題ではない。
　ならば何が問題となるか。

　それは、ほぼ必ずと言っていいほどサブヒロインと位置付けられた登場人物が、メインヒロインよりも上の順位を取ってしまうことである。

　これは近年の作品になるほど顕著であり、おそらく多くの作者の頭を悩ませていることに違いない。

　しかし、メインヒロインといえば作品の花。

　他の登場人物と比べても露出が多く、人気が出なければおかしい立場にも関わらず、何故このような結果になるのだろうか。

　以下に、筆者の持論を述べる。

　まず第一にキャラ特性の問題が考えられる。

　先ほども述べたことではあるが、メインヒロインというものは作品の花であり、顔である。
　つまり、その物語のテーマを踏襲する設定を有する人物である必然があるのだ。

　故に、メインヒロインというものは作品に沿った突飛な設定を盛り込まれやすい。

　幽霊、ヤンデレ、ツンデレ、病弱。

　この様な分かりやすく、言い換えれば安いキャラ付けがされてしまうのだ。

　もちろん、このようなキャラクターにも一定の需要はある。モノによっては、狂信的な信者もいるだろう。

　しかし、往々にして突飛な設定というものは万人受けしない。

　これに対し、サブヒロインというものは主軸となるカップルを盛り上げる為の舞台装置であるため、そのような設定を付ける必要がない。

　故に、大人しく清楚な、万人受けするキャラが出来上がる。
　言ってしまえば、メインヒロインと比べて現実に存在していそうなキャラクターなのである。

　この傾向は、特にメインヒロインのライバルキャラとなる第二ヒロインに顕著であり。某少年誌においても、このパターンがとても多い。

　加えて、メインヒロインに比べサブヒロインの方が主人公との付き合いが長いという設定にされがちなことも、要因の一つであろう。
　ポッと出てきた新参者より、健気な幼馴染みの方を応援したくなるのは人の性で