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主人公「な、なんだ…この違和感は…?」 ラスボス「どうやら気付いたみてーだな、教えてやろうか?その違和感の正体を」 ヒロイン「」

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/08/09(火) 02:24:09.665 ID:7C9S2p0gM.net
ラスボス「主人公達はラスボスを否定して倒すために俺の本拠地まで乗り込んできた、でも実際に内部に入ってみるとどこかで見覚えがある光景だった」

ラスボス「そう、それは主人公達が今までやってきたことそのものだった」

主人公「…っ!」

ラスボス「何でと思ったんだろう?そういう疑問を持っても仕方ないぜ、そもそも主人公達にそうさせるように仕組んだのは俺なんだからな」

主人公「ど、どういうことだ!?」

ラスボス「先代のラスボス達が作ったクソみたいなシステムをどうにかするために計画を練ってたんだよ」

ラスボス「今までのままでは多くの不満があったことはわかってたが、それでも表立ってそれを改変する事は出来なかった」

ラスボス「不満を持つ者だけでなくそれを支持している者達も当然いるからな、だからクソみたいなシステムでも成り立ってたんだ」

ラスボス「だが俺はそれをどうしてもなんとかしたかった、でもそうするためには多くの者達から信頼を得ている必要があった」

ラスボス「だから考えたんだ、敵と正義の味方で別れようと」

ラスボス「主人公達正義の味方により良いシステムを与えて、クソみたいなシステムを支持してる者達を敵にして、衝突させて勝たせる」

ラスボス「こういうことをすることで不満を持ってた者達から多くの信頼を得ることが出来る」

ラスボス「つまり自作自演だよ」

ラスボス「そして、多くの場所でこれを繰り返して浸透してきたらタイミングを見て俺が名乗りを上げる」

ラスボス「主人公達は俺の理想のためにテキパキ働かされてただけなんだよ」

ラスボス「だが感謝するぜ、そのおかげで今までのクソみたいなシステムを終わらせることが出来たからな」

主人公「で、でも俺達の行動を常に監視して把握して思い通りにさせることは不可能だろ…!?」

ラスボス「ああ、それは優秀な俺の部下を潜り込ませてたからな…なぁヒロイン?」

ヒロイン「…」

主人公「ヒ、ヒロインが…!?まさか、そんな!?」

ラスボス「…で、どうするんだ?俺を否定して倒しに来たんだろ?」

ラスボス「でも今更俺のやり方に反発したら世界中で不満が爆発するぜ?主人公達がやってきたことを全て無駄にして信頼してきた人を裏切ることになるからな」

主人公「うっ…」

ラスボス「主人公は今までのクソみたいなシステムを復活させたいわけじゃないんだろ?」

ラスボス「俺が気に入らないのはわかる…でもいいじゃないか、俺の優秀な部下であるヒロインの口車に乗せられてやってきたとしても主人公自身が良いと思ってやってきたことなんだろ?」

ラスボス「現に良い結果をもたらしてるんだし、頭ごなしに否定する必要もないだろう?」

ラスボス「今を受け入れればいいんだよ、信じる者は救われるっていうじゃないか」

主人公「」




こういうのもういいから

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/08/09(火) 02:26:20.065 ID:7RBCOgKg0.net
主人公「うっ…」まで読んだ

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