主人公「俺はラスボスを否定する！」　ラスボス「お前は今までの自分の行動を顧みた事があるのか？」　主人公「何…！？」　ヒロイン「」

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

ラスボス「主人公は俺と同じことをしてきたんだよ」

主人公「俺が、ラスボスと同じ…？」

ラスボス「そうだ、自分が良いと思った事をやりたいようにやってるだけ」

ラスボス「自分の考えや行いは正義だと信じ込み敵を力任せにねじ伏せる、皆の為とか言いながら皆の為になってないんだよ」

ラスボス「敵の手から皆を救ったと思ってるようだが実際はどうだ？」

ラスボス「既に出来上がってるシステムを破壊する行為は荒らしそのものだ」

ラスボス「それだけでなく、その後の事はその町の人間に全部投げて自分はその町を後にする」

ラスボス「自分がその町を出て行った後に、その町がどうなったか知っているか？考えたことあるか？」

ラスボス「ないだろう、その時は他人の事を考えて他人のためにしたとか言いながらも実際は他人の事なんかこれっぽっちも考えてないんだよ」

ラスボス「自分の正義を執行する行為に酔ってるだけだ」

ラスボス「その点、俺は違うぜ？アフターケアもちゃんと考えている」

ラスボス「それがシステムを作り出し、管理する側の人間の責務だからな」

ラスボス「そこが、その場限りの思い付きでメチャクチャにして何の責任も感じない主人公と俺の違いだ」

主人公「俺が、間違ってた…？俺は、ラスボスよりも酷いことをしていた…？」

ヒロイン「主人公、惑わされないで！ラスボスの口車に乗ってはダメよ！」

ラスボス「俺の行為を否定することは、お前自身の行為を否定するってことだぜ」

主人公「うああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！」

ラスボス「やれやれ、発狂しやがった」

こういうのもういいから

主人公「俺はラスボスを否定する！」 ラスボス「お前は今までの自分の行動を顧みた事があるのか？」 主人公「何…！？」 ヒロイン「」

主人公「俺はラスボスを否定する！」　ラスボス「お前は今までの自分の行動を顧みた事があるのか？」　主人公「何…！？」　ヒロイン「」