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男「蜘蛛の糸ッ! 登らずにはいられないッ!」
- 1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/09/12(月) 22:36:49.906 ID:3aDtvf0P0.net
- 〜地獄〜
地獄で鍛錬に励む、一人の若者――
男「セイッ! セイッ! セイッ!」
鬼「ほう……」
その強靭な肉体と闘気に、地獄の番人たる鬼が興味を示すのは当然の成り行きといえた。
- 2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/09/12(月) 22:40:18.920 ID:3aDtvf0P0.net
- 鬼「罪人よ、名はなんという?」
男「……カンダタと申す」
鬼「いい名だ……」ニヤ…
男「もっとも今や俺は死した身、その名に固執するつもりはないがな」
鬼「たしか貴様は現世で殺法を極めたゆえ、地獄に落とされたと聞いておる」
男「極めたとはとてもいえんが、一応罪状はそうなっているはずだ」
鬼「どうだ……このワシと一勝負せんか?」
男「望むところ!」
人間と鬼の真剣勝負――地獄一騎打ち(ヘル・デスマッチ)の幕開けである!
- 3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/09/12(月) 22:43:41.188 ID:3aDtvf0P0.net
- 鬼「ゆくぞぉっ!!!」ブオンッ
重さ10トンはある金棒を軽々と振り回し、鬼が殴りかかる。
男は反応しない。もう金棒は間近まで迫っている。
危うし、頭蓋骨!
スパァッ!
男の手刀によって、金棒は切断されていた。
鬼「なんだと……ッ!?」
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