ラスボス「何故私に歯向かうのだ？お前が私の配下になったのは裏切った主人公を抹殺するためではなかったのか？」　サブヒロイン「違う」

以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします

サブヒロイン「私と主人公がタッグを組めなくなり別れる事になったのは仕方がない事だったんだ、主人公が悪かったわけではない」

サブヒロイン「私がラスボスの配下になって主人公と戦ったのは、主人公がどこまで本気でメインヒロインの事を想っているか確認したかったからだ」

サブヒロイン「確かにもし想いの力が弱ければ主人公を奪い返してやろうとも考えてはいた…でも悔しいが私の時以上の想いの力を感じた、だから私は身を引くことにしたんだ」

サブヒロイン「メインヒロインと戦ったのも今後主人公を支えていけるだけの力があるかどうかを確認するためだ、現状では私に劣っているがいずれは私を超える可能性があると確信した」

サブヒロイン「主人公とメインヒロインは素晴らしいタッグだ、もう私の時のように別れて辛い思いはさせたくない」

サブヒロイン「だからこの二人の最大の障壁になるであろうラスボスを私が命を懸けて倒すと決めたんだ！」

主人公「サブヒロインやめろ！クソッ！拘束されているせいで動けない！」

サブヒロイン「主人公はそこで見ていろ、そしてメインヒロインと幸せになれ」

ラスボス「見くびられたものだな、サブヒロインの命一つで私を倒せるとでも思っているのか？この愚か者めが！」

サブヒロイン「ぐはぁっ！？」

ラスボス「私に逆らうとどうなるか、身をもって教えてやろう」

主人公「やめろラスボス！」

ラスボス「安心しろ、サブヒロインを始末したら次はお前達だ…仲良くあの世へ送ってやる」

サブヒロイン「すまない主人公、少しでも主人公とメインヒロインのために行動しようと思ったが私はここまでのようだ…主人公と出会えて良かったよ、ありがとう」

ラスボス「言い残したことはそれだけか？ならば死ね！」

主人公「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！」

ラスボス「何…！？自力で拘束を解いただと！？」

主人公「サブヒロイン、無事か！？」

サブヒロイン「…何故私を助けた？拘束を無理やり解いたから体がボロボロじゃないか…」

主人公「もう俺だってあんな思いをしたくない…目の前で大切な人を失うなんて！」

サブヒロイン「主人公…」

主人公「せっかくもう一度出会うことが出来たんだ！だから今度はもう離さない！」

サブヒロイン「…フフ、でももう主人公には私ではなくメインヒロインという想い人がいるだろう？」

主人公「そうだ、俺には想い人がいる…もう一度サブヒロインとタッグを組むことが出来ない、でも今だけサブヒロインと今一度協力してラスボスと戦いたいと思ってる…酷い男だと思うか？」

サブヒロイン「ああ、酷い男だ…主人公は最低だ！だが、それでこそ私が惚れていた男だ！」

こういうのもういいから

ラスボス「何故私に歯向かうのだ？お前が私の配下になったのは裏切った主人公を抹殺するためではなかったのか？」 サブヒロイン「違う」

ラスボス「何故私に歯向かうのだ？お前が私の配下になったのは裏切った主人公を抹殺するためではなかったのか？」　サブヒロイン「違う」